ANIMETAL
ほんとに売れてしまいました。

 先月号でも紹介したアニメタルの続き。名うてのメタル〜ハードロック・プレイヤーが往年の(70年代の)アニメをメドレーで聴かせてくれる『アニメタルマラソン』がオリコン初登場9位、ってとこから。CD聴いて感動したのは、メタルなんか聴いたことなかったおいらでもついついリズムとってしまうというアレンジ、芸の細かさ。
しかしこの、メタルと'70Sアニメソングというのは、大袈裟なとこが実にいいマッチングをみせている。だいたい、今のアニメソングなんてのは夢がね〜やな。狙いすぎ、タイアップ取りすぎ。で、このメドレーの選曲というのが、ちょうど30歳前後の人々にとってはなんともグッとくるようで、本人達も演ってて楽しいんだろうなっていうのがヒシヒシと伝わる。が、その一方『懐かしさを臆面もなく出せるってもうすっかりオッサンなんだなぁ・・・』なんて余計なことまで考えさせられたり。ええ、実はおいらも同じ世代なんですよね。男30にしてトラウマ爆発というわけか。そしてミュージック・リサイクルは永遠である。 因に、仮面ライダーメドレーの『特撮でいこう!』、ライブビデオ『アニメタライブ』そしてビックリ、元・ピンクレディーのMIEをフューチャーした女の子アニメメドレー『アニメタル・レディー参上!』もあるでよ(次回レビュー予定)。
アニメタル
『アニメタル・マラソン』
NOW ON SALE (SRCL-3779 \2718税抜)
海のトリトン、ガッチャマンの歌、キャプテンハーロック、たたかえ!キャシャーン(これがイイ!)など42分19秒5(マラソンだから)怒涛のメドレー。メドレー
少年ナイフ
 へなちょこロック…だけやないでぇ。

 少年ナイフ、って知ってますか?大阪で結成された女の子3人組のロックバンドですが、なにしろ海外での評価がすごい。サウンド的にはいわゆるパンク〜オルタナティヴ棚(プラス・ガレージ味)に収納される類、ラフでへなちょこなロックを身上としてまして、インタビューなぞを読めば「暑かったなぁ〜」とか「みんな盛り上がってくれて良かったなぁ〜」と、実にのほほぉんとされております。んが、そんな彼女らから発せられるシンプルなロックンロール(と、あえて言い切る)が国内外の悶々と日々を送る多くの若者を共感させ『スカッ』とさせてくれるのですよ、まったく。 これぞまさにロック魂!ですなぁ〜。
現在の最新アルバムは「BRAND NEW KNIFE」。国内仕様と海外仕様があって、ジャケ違い(これがいじらしい差で)&歌詞が日本語か英語かという(全曲ではない)、実に明快な区別。よりポップかつ完成度の高い作品ですので、みなさん一度聴いてみて欲しいものです。あ、でもこのテの音はしつこく聴いて(聴かされて)初めてその良さに気付くパターンが多いので、よき縁になりますよう願ってやみません。
今年は、初のオーストラリア・ツアーの敢行、ミニアルバム「IT'S A NEW FIND」のリリース、そして日本初の本格的野外ロックイベント『富士ロックフェスティバル(7/26.27)』への参加が決定と息つく暇のない活動、注目です。 そして、カム・オン・フクオカ!
少年ナイフMINI ALBUM
『IT'S A NEW FIND』
MCAビクター MVCH-14001 \1,554税込

SEX MACHINEGUNS
『平成の暴れん坊将軍』登場!
マジすごいっす。人生感じます。

 今を遡ること1990年、鹿児島の大学生が「SEX PISTOLSよりスゴイ」という願いをこめて命名・結成されたヘヴィメタルバンド、それがSEX MACHINEGUNSである。
その後、紆余曲折ありつつ精力的な活動を展開し続け、今年ついにアルバム発売が決定…ほぅ、じゃ聴いてみるか…(CDをセット)ポチっとな…おぉこここれは!…ジューダスプリーストばりのヘヴィなイントロは的確な演奏と相まってライヴ感充分、グイグイ押してくるぞ。うん、ボーカルも迫力充分んん?何だ?コーラスは♪みかん!みかん!みかん!と叫んでいるぞ。いや、よく聴けばこれは愛媛のみかん賛歌ではないか。曲目は…『みかんのうた』…。次は、さそりの歌らしき内容だな。うんうん、よくできたヘヴィーメタルだ。そして次は、と…なぬ?鉄拳IIとな。♪くらえキックチョップ ゴリラキーック〜(中略)〜アチョーッ…あ、終わった。え〜と次は、と…何だ何だ?♪みんなの大好きなキ〜ッス!…レモンの香りと甘い恋〜って、ギターポップかネオアコじゃないか、まるでこのメロディはぁ。すすす、すごいなぁ…まるで、アースシェイカーとすかんちとシャ乱Qにキッスの持つ下世話な趣味の良さを足してミックスしたような訳わからんバンドだ。しかも全員いいキャラ立ってるしぃ。一億総三枚目時代が生んだ、『隣の兄ちゃん』が造り出す超エンタテインメント、いいかもねぇ。
衝撃のデビュー“ライヴ”アルバム!ヘヴィーメタルなサウンドで日本人の心を歌う…
『LIVE FIRE』 SEX MACHINEGUNS
marsa MRSC-0001 \2,000税別
1.みかんのうた 2.SCORPION DEATH ROCK 3.TEKKEN 2 4.KISS 5.FIRE
LIVE VIDEO
『INTO THE FIRE』 予約受付中! 1/23 CLUB CITTA'にて行われたLIVEを収録。「みかんのうた」「KISS」などを含む全5曲。 ◯秘映像あり!
通信販売お問合せ:株式会社マーサ TEL 03-3710-6756
Magoo Swim
夏に聴きたい、マグー風味“NEW”ソウル。

 「ソウル・ミュージックに、梅干し1つ。」そんなキャッチ・コピーで、昨年末にデビューしたのがマグースイム。'94年、大学の音楽サークルを母体に結成。男女のツイン・ヴォーカルに、ギターレス、ツイン・キーボード…の珍しい編成、デビュー前から高い評価を得ていたバンドである。サウンド的には、スライ&ザ・ファミリー・ストーン等に代表される『ニュー・ソウル』をルーツにしながらも、決してそれにとらわれない彼ら独自の『歌謡性』が特徴。4月23日にリリースされた2ndマキシ・シングル『糸の鎖』では、1stより、さらにソウル濃度の高まったメロウな世界が印象的。金森の力強い歌声が際立つ、矢野顕子のカバー『昨日はもう』含む全4曲が収められている。「ルーツが見えないと楽しくないけど、ルーツしか見えないバンドもイヤ。単にブラック・ミュージックを日本人がやってるだけじゃなく、それプラス何かをやれるバンドでいたい」…以前、雑誌か何かのインタビューで、そういった内容のことを語っていた野戸。なるほど、資料を見れば彼らのフェイヴァリット・ミュージシャンの実に多彩なこと。スライ・ストーンに始まり、アル・ジャロウ、ジョー山中、憂歌団、シャーデー、ジョイス等々…。今後、彼らが見せてくれるであろう『マグー風味』のソウル料理に期待したい。最後に、この風変わりなバンド名。『マグー』はアメリカン・コミックのキャラクターに、『スイム』は野戸の敬愛するミュージシャン、スライ・ストーンのヒット曲『カモン・アンド・スイム』(ファミリー・ストーン結成以前、スライが他人に提供し、初の大ヒットとなった曲)に由来しているそうだ。
96年12月18日マキシ・シングル『悲しみおくり手をふって』でデビュー。 野戸久嗣(Vo.Org.)、金森保奈(Vo.Harp)、枝吉和雄(Dr.)、志村悟(Ba.)、桜井慎一(Per.)、細野しんいち(Piano)
◎7/9 3rd single 発売予定!!

Gusty Bombs
今、最も“dear”なギター・ポップ・バンド。

 89年9月に横浜にて結成。93年3月にインディーズ・アルバム『2008』をヘヴン・ヒル・レーベルよりリリース。翌'94年には、ソニー・レコードよりメジャー・デビューのガスティ・ボムズ。直訳すれば『突発的な爆弾』というそのバンド名から、ちょっと過激な音楽性を想像しがちだが、サウンド的にはかなりポップでドラマチック。とはいえ、インディーズからメジャーへ、5人構成から4人構成へ…といった外状的な変化の中で、彼ら自身のサウンドやヴィジュアル面が変化したのは確かであろう。デビューアルバム『BANG!WHAT?』から約2年間をおいてリリースされた、昨年秋の2ndシングル『You』と2ndアルバム『Dear Angels』は、デカくて歪んだギターはそのまま、優しさやポップさといった新しいアプローチが試みられていた。そして届けられたのが、3rdシングル『dearだと想う気持ち』(5月1日リリース)である。ボーカル・加藤哲也のノスタルジックな感情映像…「『愛してる』という言葉を伝えようとしているんじゃない。幸せを感じる時の感謝の気持ちを声に出して言いたかっただけ…」というこの曲に込められたのは、永遠のテーマである「愛」、「愛してる」、「I LOVE YOU」といったかけがえのない気持ち。そして、そこに心から敬意を表した『dearだと想う気持ち』が切ないメロディとともに存在している。何はともあれ、静と動、新しさと懐かしさ、さまざまなサウンドが同居するGusty Bombsの爆風はライヴで感じるのが一番だ。ちなみに、6月21日には待望の3rdアルバムもリリース済み。秋にはニュー・シングルが早くも登場する予定なのでチェックしてみて。 ◎NEW ALBUM6/21発売予定
94年9月アルバム『BANG!WHAT?』、シングル『GET IT ON』にてデビュー。 加藤哲也(Vo.)、池田隆宏(Ba.)、尾崎一雄(Rhythm)、吉田敬(Gu.)
◎NEW ALBUM6/21発売予定
FIELD OF VIEW
ファンイベント開催決定!

 シングル『この街で君と暮らしたい』が好評な『FIELD OF VIEW』。相変わらず奥の深いフォークロックを聴かせてくれますがここで朗報。 FIELD OF VIEWのオフィシャルファンクラブ「F・O・V place」主催による第1回ファンイベントが福岡でも開催されることが決定しました。メンバー参加型で行われるこのファンイベント、オフィシャルファンクラブ主催ならではのVTR上映をはじめ、トークや質問コーナー、プレゼント大会など内容盛り沢山になりそう。しかし、うらやましいと思うことなかれ。今回は特別にビーボイス読者のためにこのファンイベントの参加権利をもらうことができました。参加申し込み方法は、以下の通り。いつものライブとは一味違ったメンバーの素顔が見られる貴重な日、ぜひとも足を運んでみよう。
FIELD OF VIEW
オフィシャルファンクラブ

F・O・V place主催 第1回ファンイベント
日時:8月4日(火)
開場予定:18:00
会場:DRUM LOGOS(福岡)
料金:¥2000(税込) ※お一人様2枚まで
◆電話による通信販売のみの受付になります。定員になり次第受付は終了します。
通信販売・お問い合わせ BEA TEL092-712-4221

彼の出身は長崎県。音楽好きの兄の影響で、ビリー・ジョエル、オリビア・ニューントン・ジョン、シーナ・イーストンといったポップスを中学時代に聴き始めるが、ある日突然、モトリー・クルーと出会ってしまい、ハード・ロックへ傾倒することに(もちろん、東京のコンテストへ出場したのも、中学時代から組んでいたこのハード・ロックのバンドでだった)。しかし、高校3年の頃、初めて聴いたデヴィッド・カヴァーデイルの歌に、ハード・ロックとは違った魅力を感じてしまう。同じく、ウィルソン・ピケットの『ヘイ・ジュード』にも…。おそらく、それは聴く者にある種シンガーとしての存在感を訴えかける、『ソウル的な何か』だったに違いない。事実彼自身、デビュー・シングルの歌に関し、「今まで力だけで歌っていた部分をコントロールし、聞こえ易くすることを心がけた」と語っているし、将来について「最終的には、バラードでいけるようなものを目指している」とも。その新人離れした歌の深さは、もしかするとデビューに至るまでに費やした、少し遠回りの時間に意味があるのかもしれない。セッション的なノリから生まれたカップリング『BABY CRAZY』もGOOD!

71年10月6日、長崎県生まれ。97年2月25日シングル『Brand-New』にてデビュー。
Debut Single
『Brand-new』
AMDM-6185¥1,020(tax in)NOW ON SALE
渡辺忠士
期待度120%の 実力派シンガー登場!

 97年アサヒ・スーパー・ドライCMソングとしてオン・エア中、シングル『Brand-New』で今年2月にデビューした渡辺忠士。その甘いルックスからは想像もできない、ダイナミックな歌声&表現力で、早くも大きな存在感を感じさせる期待の実力派シンガーだ。デビューのきっかけとなったのは、高校時代、バンドのコンテストで東京へ行ったとき、現在の事務所の社長と知り合ったこと。その時点で上京することも選べたが、「自分の気持ちがちゃんとしっかりするまでは…」と大学を卒業するまで、慎重に時を待っていた。