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| 歌の温もり。存在の温もり。 |
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| スペシャルライヴイベント「Lin Nai〜Fine
Art Museum〜」 1998.11.15(sun) at スカラエスパシオ ●text/Saori Nakashima ●photographs/Tomofumi Yamada |
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台湾語で「綾乃」を意味する「Lin
Nai」。9月9日にリリースされたその2nd Al bumのタイトルがすべてを語っているようなステージだったと思う。テレビで放映され大反響を巻き起こした沖縄での初コンサート。まずはその映像の中から『わたし』、『遥かなわたしたちへ』の2曲が流れ、3曲目には、とても冷たい雨の中で撮影が進行したという『warmth』のプロモーション・ビデオが。 思えば、この前彼女に会ったのはいつだったろう?記憶ではまだ1年半くらい前のはず。なのに、何だかあれから随分時間が経ったような感じだ。 沖縄から出てきたばかりの少女・綾乃。気丈なセリフの中に時折、見え隠れしていた“普通の女子高生としての願望や夢”は今でも彼女の胸にあると思うのだけど、プロとして、シンガーとして…そして何より女性としての自覚と自信が今の彼女には溢れ出ている。おそらく…あの頃よりはもっと歌に対して、強くなったし優しくなった。そんな気がして仕方がないのだ。 例えばレコード会社の先輩・中西圭三氏やSING LIKE TALKING・佐藤竹善氏との仕事も彼女を大きく成長させた要因のひとつ。 質問コーナーで「21世紀の野望は?」と聞かれ「紅白に出ること」とキッパリ答えてしまうあたりも、かなり度胸が付いた証拠なのでは。 もちろん、最後に披露してくれたギターとピアノのアコースティック・セットによるミニ・ライヴは福岡初のライヴでもあり感慨もひとしお。 『心の地図』、『小さな勇気』、『warmth』が残した歌の温もりが何だか“亜波根綾乃”そのものの温もりのような気がして、とても素敵なライヴであった。 |
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