WEB BEA VOICE Vol.236 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
回天(かいてん)
 轟音!低音!音圧!を基本コンセプトとするバンドを今回は紹介する。その壮絶なバンドは回天(かいてん)だ。彼らをカテゴリー化するのは難しいが、あえて言えば「轟音ヘヴィロック、轟音コア」と表記できるだろう。先ず彼らにバンド名について聞いてみた。「前バンド名である『SFW』の時から轟音爆撃隊というのがサブネームだった。それに見合う名前を探していて、戦時中の人間魚雷の『回天』から取った。『回天』という名前には世直し的な意味も含まれている」と語ってくれた。そしてバンドを取り巻く環境については「ライヴをやれる所が増えてきて、良い傾向だと思う。小さなクラブで出来ることは嬉しい。欲を言えば、最低限の音響機器の整備が必要かなと思ったりもする。あと、いつの時代でもあるのだが、バンドの派閥はなくしたい。」と真剣にコメントしてくれた。 サウンド面では、説明不要な程の重低音高音圧なバンドである。この感じは是非ライヴで体験してもらいたい。現在、レコーディング中の彼ら、この号が発行される頃には何らかの形で音源が世に出ているのではないだろうか。最後に彼らのライヴスケジュールだが、1月にはライヴの予定は今のところはなし。2月の13日前後に大阪〜名古屋のショートツアーを予定している。そして3月25日以降に西日本8〜9カ所のツアーを行う。ちなみにこのツアーは大阪のメガボインとジョイントツアーになるので乞うご期待。
▼1974年生まれ、兵庫県出身、NSC11期生。彼のコントやトークはVIDEO『NOW ON SALE #1』や『はビデVol.4』(いずれもイエス・ビジョンズよりリリース中)他、衛星放送『GAORA』で観ることが出来る。*サイン入り油とり紙(本人私物)&生写真を1名にプレゼント。応募方法は、P.7のくれくれPresents新春スペシャルをご覧あれ!
■the sound track recording studio■ 2-3-46-1F WATANABE-DORI CHUO-KU FUKUOKA
810-0044 JAPAN 092-781-8855

Vol.19 陣内智則(吉本興業)
2丁目イチの“いじられ上手”

                                                                                          NSC卒業後、しばらくはリミテッドというコンビで活動していた陣内智則。その後、ピン芸人として千原兄弟などと一緒にテレビ出演し、“2丁目イチのいじられ上手”のポジションを獲得、人当たりの良い笑顔と口調でグングン人気急増中の若手である。だが、それでもピンでネタを演り始めたのは昨年10月。コント歴としては1年弱だ。「千原さんが東京へ行ってテレビ番組が終わって、2丁目劇場のシステムも変わったんですね。で、いきなり“ネタせえ”と言われて焦りましたよ。だってピンになってネタなんか1回もしたことなかったのに、それからは週1回、新ネタですよ!」とかなり動揺した様子。でも「初めての時、えらいウケて“アレ?!”と思って…。ま、でも初めてやしそれでウケたんかなと思って2回目演ったらまたウケて。“あ、イケるかもしれへんな”と(笑)」。しかも、そこからお得意のコント・パターンがいくつも誕生。例えば彼のコントには、学校のテスト中にわけの分からん校内放送が流れてそれにツッコミを入れていくとか、104に電話をかけ、そのオペレーターにツッコむとか、あらかじめ自分の声でボケを録って舞台で流すパターンがお馴染みだが「今は逆にそればっかりになっているんで…」と新しいスタイルを模索中。ピンの辛いところは「前もって話すストックをいっぱい作っとかないかんのと、ウケてもスベっても全部自分に責任が返ってくるところ。コンビのときはスベったら相方のせいにしてましたから(笑)」と笑う陣内。これからの目標はと言うと?「最近ねぇ…悩んでる時期ではあるんです(笑)。なんか一つ得たら一つ落としていってる感じで。だから今後はもうちょっとガムシャラにいきたいなと思いますので、皆さんも是非、見に来てください!」
 文/なかしまさおり

▼1974年生まれ、兵庫県出身、NSC11期生。彼のコントやトークはVIDEO『NOW ON SALE #1』や『はビデVol.4』(いずれもイエス・ビジョンズよりリリース中)他、衛星放送『GAORA』で観ることが出来る。
〜黎明(レオン・ライ)の巻〜
 このコーナーも4回目。そろそろ四大天王を1人くらい登場させても良いだろう。 映画『ラブソング』で日本でもファン急増の黎明は、四大天王の中でも今一番光り輝いている人だと思う。現在香港で上映中の主演映画『玻璃之城』も大ヒット中だし、歌手としても今春ポリグラムからソニーに移籍し、世界に目を向け始めているが、謙虚な彼は「僕は死ぬ時に自分の人生を振り返って、辛かったことより楽しかったことの方が多ければそれで幸せです」とサラリと言い放ち、香港芸能人にありがちな「○○賞を取りたい」なんて欲を見せたりしない。大勢の歌手が揃うステージでも彼は常に一歩後ろに下がっている。つい2〜3年前までちょっとあか抜けなかった彼を、誰よりも輝いている王子様に変身させたマークロイ。ソニーに移籍した今でもその黄金コンビは健在で、相変わらず聴き応えのあるアルバムを提供している。人の出会いって大切なのね。ちゃっかりしているポリグラムは、在籍中だった時代のヒット曲をよりによってダンスナンバーにアレンジ(笑)、99年黎明立体カレンダーも付けて『舞変』というアルバムを発売している。今後は誰かこの王子様に良いダンスの先生を紹介してやってくれ〜(笑)。 
  文/ヴィヴィアン


 1人の男と1人の少女の物語。中国語を話す男は香港出身、日本語を話す少女は札幌出身。中国の南部、日本の北部、という場所で生まれた2人は東京で出会い、東京でお互いに関心を抱くようになる。そして東京から北京に向かって旅に出る2人。…それはただ少女が、天安門広場の前で写真を取りたかったから…」。New Discでも紹介したTHE MEと新進気鋭のクリエーター・Eric Kotによるプロジェクト「ピンクドラゴン イン アジア」。“音楽と映像を一つにする”という構想から生まれたこの香港映画は、ウォン・カ−・ウァイ製作、金城武主演の映画『初恋』で監督デビューしたEric Kotの初総合プロデュース作品。まずは2月14日に香港でチャリティ−上映される予定で、日本公開はまだ未定。友情出演として、ホフ・ディラン、森山達也(THE MODS)、カレン・モク、アニタ・ユン、ジャッキー・チュン、スティーブ・フォン、イーキン・チェンなど豪華スターも多数出演。これは早く観たいぞォ!
 文/なかしまさおり

 仮に“バンド名をセンスの集大成”と考えるなら、コピーライターとしてこれほど嫉妬を感じる名前は無いと思う。シンプルで印象強い響きと字面。付け入る隙を少しも与えず、でいて何だかやんわりとしたその完璧なバンド・ネーミング、くるり。バンドの結成のいきさつ云々はいろんな音楽雑誌で語ってあるので割愛するが、実はこのバンド名の発音が本来は「るり」ではなく「くり」だというのはご存じだろうか。もちろんそれは京都的なイントネーションで言えば、の話で、別に強制はしてないそうなのだが、なるほど、イメージ的には「くり」の方が絶対彼らにフィットしている。というのも、くるりって例えば3年殺しとかそういう変則的な歪んだ技で不意に攻撃してくる感じ…しない(笑)?例えば『東京』『ハロースワロー』『尼崎の魚』『虹』『坂道』…上げていったらきりが無いけど、半ば副作用的に、後からジワジワ効いてくるのが彼らの特徴(かといって、ライヴはすんごいハジけるしね)。とにかくまだ聴いたことのない人は是非是非、ご一聴を!…てなわけで、次回タイトルは『歌え!嵯峨野・嵐山ホリデー』(大ウソ)。もちろん、合い言葉は「サバンナ」だ。
 文/なかしまさおり
▲くるり/左からDrs森信行、B佐藤征史、Vo&G岸田繁。関西圏を中心に大きな話題を集めた限定1000枚のデモCD『もしもし』(97年11月リリース)がノン・プロモーションで完売。98年5月Mini Album『ファンデリア』リリース。98年10月21日Maxi Single『東京』にてメジャー・デビュー。12月6日ズボンズのフロント・アクトで福岡初上陸。ちなみに鉄道マニアの岸田君、西鉄1000系(ドア片開き、地元ではガチャピン電車と呼ばれている)を撮った写真とテープをいたく切望。送れ!
〈Vol.3
今、ゲームセンターにあるDJゲームやダンスゲーム。
あれを人前でやって威張っている人の気持ちが分からない。
ひどい人になると画面を見ずに、音を覚えてやっている。
他にやることあるやろ!と思う僕。
しかも、ギャラリーが増えるとやたらとアクションを大きくする。
終わった後、思わず拍手をする自分…なんてこった。

 イラスト・文/貝塚好記(ジャンクラッシュ)

<特別編>
ロックの架け橋の巻

 巷ではいよいよ本格的に日本と韓国の文化交流が推進されております。福岡からソウル市まで飛行機なら70分足らず。近いもんです。でも感覚的にすごく遠いのは何故ゆえ?悲しい歴史がそうさせたのか?
 ということで、行って参りました韓国はソウルシティ。カンサネや沢知恵などと直に接して、韓国文化を肌で感じ始めてきた今日この頃の私。こりゃやっぱ実際行ってみるしかないっしょ!(なので買い物や売春なんかしてません)
 今回の目的は、まずソウルという街を知ること、そしてソウルの音楽シーンを探ることなのでございます。韓国の演歌や歌謡曲、アイドル系なんかは日本でもけっこう紹介されていますがやっぱ地元のライヴハウスやクラブに行かねば本当のシーンは掴めんのですよ。で、行ってみて感じたのは音楽的にけっこう進んでいた、ということ。「進んでいた」なんつーとおこがましいのですが日本も同じようなもんで、要するに西洋風になっているっちゅうことなんですが。ただ、探して行ってみたクラブのDJ(えらくルックス良し&横浜にちょっと居たらしい)が言ってましたが絶対人口がどうしようもなく少ないらしくてその店もDJはいいのですがお客さんがいまいちっちゅうか、宴会ノリでなんかなぁ・・・って感じはありました。なにかと苦労されているようです。
 残念ながらおすすめバンドのライヴは日程&時間合わず見ることができませんでしたけど、くだんのDJに教えてもらって江南(カンナン)のタワレコにて韓国ロック&インディー盤をゲット!実にオルタナティヴな良い内容ばかりでした。因みにそのDJ(28歳・美男子)はご自分でもアンビエント〜ノイズ〜コラージュ系のCDを出されてまして、一枚もらってきました。 てことで・・・あ〜文字が足りない。後は写真を見て想像を膨らましてくださいっ!
 文/森 裕史


カスケーダーの皆さん、お待たせしました!第3回イラストグランプリの結果がいよいよ発表です。今回はかなり力の入った作品が多かったのですが、その中から大賞に選ばれたのは福岡市の井上真希さんの作品。で、数ある作品の中からこれを選んだのは何故なんでしょうか、Hiroshi先生?「え〜とね、単に上手い作品ていうのは他にもたくさんあったんだけど、この人のは僕らだけじゃなくって、マネージャー・葉山さんのイラストまで描いてあるんです」。あ〜、ナルヘソ。そりゃあポイント高いわな。お見事、真希!というわけで、イラストグランプリは一旦終了。次は「第1回CASCADE川柳グランプリ」でも開催すっかな。多数の応募を待つ!
 文/なかしまさおり

※情報は全てBEA VOICE VOL.236発行当時のものです※