|
|
|
| SHIBANDでサウンドに厚み |
|
| FBS MUSIC CLUB Vol.5 SHIBA
1999 LIVE 1999.2.7(sun) at スカラエスパシオ ●text/Saori Nakashima ●photographs/Tomofumi Yamada |
|
SHIBA、久々の福岡ライヴ。しかも今回は元BO
GUM BOSのKYON(Key.Gu)、元シュガーベイブの上原裕(Dr)、そして依知川伸一(Ba)といった錚々たるメンバーをバックにしたがえ、初のバンド仕様で登場。まずは挨拶代わりに最初の2曲、『鴨鍋』『ゆっくり急げ!』を演奏。思いっきり日本語訛りの英語で(半ばお約束的に)「ウェルカム・トゥ・スカラエスパシオォ!アイ・ウォンチュ〜!アイ・ニーヂュ〜!」と叫ぶSHIBA。あぁ、また相変わらずのMCだなぁと思っていると突然、真っ赤なライトがステージを染める。3曲目『冷たく燃ゆる街』。図太いドラムとベースの絡み。そこへ、キーボードをギターに持ち替えたKYONの、うねりの弦が交錯していく。思いっきりブルージーな4曲目、ちょぴりお酒が欲しくなった5曲目…ステージが進むにつれ、“バンドのSHIBAもなかなかいいなぁ”と何度も思う。まず、音の厚みが全然違うし、SHIBAというアーティストの、より“動”的な部分…CDでは伝えることの出来ないアクティブなステージ・パフォーマンス…がダイレクトに、分かりやすい形で伝わってくる。 中盤、「メンバーを紹介しようかい」とベタなシャレで“SHIBAND”紹介。豪華なバンド・メンバーを前に「今夜の主役はワタクシ、SHIBA、SHIBAでございます!」と何度も連呼した後は、爆笑の会場をしっとりとしたラヴ・ソングの世界へと引き込む。『Angel of wood village』『蜉蝣』 『恋』『道化師』。時にはジンワリ、時にはずっしり、すべてが心に刺さってくる。中でも「恋は“言葉”より“音楽”に似てる」という前置きの後、歌われた9曲目『恋』は秀逸。SHIBA本来の、アコースティックな世界がピアノの音色とともに描かれ、見事なステージを見せてくれた。 また、後半はハードなギターで聴かせる『SEA SIDE』、陽気なノリの『素敵な世界』、どこまでも扇情的な『導火線』…と、ラストまで一気に畳み掛けたSHIBA。彼が今後、バンド・スタイルでライヴを演るかどうかはまだ未定だが、できれば次回もバンド・スタイルのSHIBAが見てみたい。そう思わずにはいられないライヴであった。 |
|
![]() |
|
M-1.鴨鍋 M-2.ゆっくり急げ! M-3.冷たく燃ゆる街 M-4.BLACK JACK M-5.迷路 M-6.雨の散歩道 M-7.Angel of wood village M-8.蜉蝣 M-9.恋 M-10.道化師 M-11.SEA SIDE M-12.素敵な世界 M-13.エピローグ M-14.導火線 EN-1.Another Time EN-2.どうかお元気で |
|
|
|