WEB BEA VOICE Vol.240 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET


“完璧じゃなくてもいいよ”っていう 愛の波動を感じたんです。
 ●インタビュー・構成/なかしまさおり


 夜空を巡り輝きながら、満ちては欠けゆく天上の月。命の生まれる周期とともに神秘なるものすべてを包み、体現していくその存在にSAKURAの歌を重ねてみる。産むこと、育てること、残していくこと。New Album『LOVE ON WINGS』にはそんな月の営みにも似た、あふれんばかりの“愛の波動”が満ちている。
「何かね、赤ちゃんから送られてくる波動って物凄く強いんですね。例えば人って、自信のある日もあれば無い日もある。私もずっとそうだったし、今でもそうなんですけども、そういう時って自分の信じた言葉が歌えなかったりして落ち込む事も多いんですね。でも、今回のレコーディングでは“愛されている波動”というのをお腹の中から強く感じて…。“完璧じゃなくていいよ”“完璧やないけど、好きやでお母さん”っていうのを凄く感じたんです。やっぱり、人って自分が愛されてるのを確認できると凄く大らかな気持ちになれたり、自分を生かす事が出来たりするじゃないですか。それによって自分の中の一番高いポテンシャルまで行けるっていう。それは今でも続いてますね、何かに包まれてるっていう愛の波動は。だから今回、曲にしてもひとつの命が生まれて来るという事で、地球の環境問題だったり、20年後の社会生活だったり、“残されたモノ”への責任というのが気になってきて、たとえ哀しい切ない歌でも、希望の光の当て方がなるべく多い曲を作っていきたいと思うようになりましたね」。
5月にはバンド編成によるセットで全国ツアーも開始。
「私は自分の作った曲に対してすごく親心があるというか…リスナーのもとにきちんと巣立たせるまでは不安なんですね。だからライヴという空間を通 じて、みんなの反応を見て初めて、自分の世界が確認できるというか…。だからいろんな意味で“曲”は私にとっての“BABY”で、それが誰かの心のラインにハマってくれたらすごく嬉しいですよね」。


●SAKURA/71年生まれ。97年10月『SOUL MATE』でメジャー・デビュー。New Albu m『LOVE ON WINGS』では前作に続いてキハラ龍太郎、真心ブラザーズの桜井秀俊、森俊之といった個性溢れる6名のプロデューサーを起用。深く広がりのある独自の世界が表現された。現在は早くも次のSingleをレコーディング中。5月のライヴではひと足先にその曲を聴けるかもしれない?!

New Single 『花のように咲く傘』
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