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独特の色気を持ったシンガー・ソング・ライター下田逸郎。昨年秋、元・憂歌団の内田勘太郎と組んだ「いきのね」と並行してパリ〜ハワイ〜山口県の湯玉
で下田逸郎カヴァー作品集『PARIS湯玉HAWAII』がレコーディングされた。「いきのね」は、下田・内田それぞれの持ち味が微妙にブレンドされてリスナーに新鮮さと安らぎを与え『PARIS湯玉
HAWAII』においては下田が手掛けた名曲の数々がまた違った魅力を放っている。下田逸郎は、この作品集について理路整然と、しかし優しく語ってくれた。
「後ろにあるんだよ、そういう何かが。有る歌と無い歌って、あるじゃん?うしろが何か有る奴と無い奴が、いるじゃん?俺が作ったときの背後の部分、そいつなりの背後で歌ってるな、と思った時に手放せるな、って。歌って、それよ絶対」「あるじゃん、しがみついてるのって。人間はこんなはずじゃないとか、音楽やっててこんなもんじゃつまらん、だとか。全然手放してないわけだよね、その曲に対する想いに関してはだね。何でも手放しゃいいってもんじゃないけど、どっかで手放さないと、新鮮な気分になれないと思うな」 |