WEB BEA VOICE Vol.244 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
 

THE COLTS TOUR 1999“HAPPY TOGETHER”
1999.7.4
(sun)at電気ホール
 ●text/Yu-shi Mori  ●photographs/Tomofumi Yamada

 「THE COLTS」の文字がぎらぎらフラッシュする電飾から飛び出してきたのは、お馴染みの囚人服。「さすが、電気ビルだけあって、贅沢に光っとるなぁ」と感心する俺、久々に見るコルツである。これまでビブレホールで2回、キャナルシティのイヴェントなども見た。そういえば、前回見たビブレホールでは、狭いステージに無理矢理電飾を仕込んでいたように覚えるが、今回の会場は余裕たっぷり。彼ら一流のエンタテインメントショウが存分に楽しめそうだ。
さて、この日のメニューはアンコール含め22曲というヴォリューム。ロックンロールやジャマイカ産のスカ、バンジョーを使ったグッドタイムミュージック、または3/4のワルツなんかをベースに、アップテンポの小気味よいビートからちょいと泣かせるスローまで相変わらず懐のでかさを感じさせる演奏を聴かせてくれる。とはいえ、『ワールドミュージック』なんて言うほどアカデミックなもんじゃなくて、その筋のプロのように完璧なプレイをしているわけでもないが、ルーツを愛し、楽しみながら演っているのがいい。痛快だ。
ちょっと意外だったのはビートルズのカヴァーを2曲も演っていたこと。『MAGICAL MYSTERY TOUR』と『TWIST & SHOUT』(この曲はカヴァーのカヴァーだけど)である。ビートルズが好きなのか、洒落で演ったのか?興味深い選曲だ。

カヴァーと言えばやっぱアンコール初っぱなの『WRONG'EM BOYO』か。ゾクッと来ますな。もちろんTHE CRASHヴァージョンであった。ニヤリ。
で、コルツのライヴと言えばやっぱ『PARTY'S NOT OVER』でのコイン投げ。この日も、岩川がうやうやしく帽子を差し出すと一斉にコインが客席を舞う。切ない曲調と相まって実に感動的なシーンである。『BIG SMILE』では空から風船が舞い降りてまたまたグッと盛り上げてくれたりと、アンコール終了まで客を惹き付けて離さない見事なステージングだった。
ビシリと髪をなでつけた強面のあんちゃん、今様の小綺麗なギャル、そしてコルツと同じ囚人服をまとったコアなファン…客層もまた独特な、このコルツというバンドは、岩川を筆頭にメンバー全員「筋を通して楽しんでいる」(なんかよくわからん表現だが)のがしっかり伝わってくる。ほんと、いいバンドだ。

M1. LIFE IS A CIRCUS/M2 .MAGICAL MYSTERY TOUR/M3. CIRCUS TRAIN/M4. RIDE ON!/M5. BIG PARADE/M6. LA CARNAVAL/M7. "JINGI"/M8. AKAIHANA/M9. 何もないから/M10. PARTY'S NOT OVER/M11. ポークパイハット/M-12.BUNNY ON THE RUN/M-13.バイクメン/M-14.BIG SMILE/M-15.HAPPY TOGETHER/M-16.EASY COME EASY GO/M17. TWIST&SHOUT~LIFE IS A CIRCUS
EN1. WRONG'EM BOYO/EN2. NIGERO/EN3. SMILeY/EN4. IT'S ONLY ENTERTAINMENT/EN5. COWBOY ON THE ROOF