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69(ロクジュウキュウ)
 パンクロックの起源についてはいろいろな説や考え方があるが、仮にセックスピストルズのデビューをそれとしても四半世紀が経とうとしている。調和や安定等とは無縁の存在であったパンクロックが現在に於いては、様式や呼称を変化させつつ増殖、成長して数ジャンルに渡りカテゴリー化している。いずれのジャンルにしても若い魂をインスパイアする重要なファクターだろう。オレ自身振り返ってみても、高校時代にセックスピストルズ、リッチキッズ、ジェネレーションX等をリアルタイムで体験した訳でTシャツを破って着てたものだ。(当時、ラバーソウルなんて何処にも売ってないから川端の靴屋で作ってもらった。しかし、重くて履けたものではなかった)パンクロックは聴くだけではなく「やる」ともっと理解出来るはずだ。
さて、思い出話はこのくらいにして、今回のバンドを紹介しよう。69(ロクジュウキュウ)は3ピースのメロコアバンドだ。彼等をパンクバンドと呼んで良いかは解らないが、初期オリジナルパンク、それもバズコックス等のメロディアスなバンドを彷彿とさせる。ジャンル的にはメロディックハードコア。ソバット、スナッフ、H2O等から強く影響されているようだ。彼等にシーンについて質問してみた。
「日本のインディーズシーンは最高!」とかなり肯定的で前向きな答えが返って来た。そんな彼等だが、この7月にサウンドトラックでレコーディングを行った。音源リリースの日程は未定だが、これを期に活動エリアを拡大する予定だ。スケジュールについては情報誌などでチェックしてくれ。

◆98年6月結成。3ピースのメロディックハードコアバンド。メンバーはG.Vo.有田 寛(21)フリーター、B.Vo.向井茂(23)フリーター、Dr.Vo.権藤 滋(24)フリーター、の3人で構成されている。活動は福岡市内のライヴハウスを中心に行い、音源リリースの予定もある。
■the sound track recording studio■ 2-3-46-1F WATANABE-DORI CHUO-KU FUKUOKA
810-0044 JAPAN 092-781-8855

経験よりもスピードとパワー!
パラシュート部隊(渡辺プロダクション)

 高校時代、共通の友人を通じて知り合ったというパラシュート部隊(斎藤優、矢野広崇)。斎藤いわく「あんまり喋る相方は絶対イヤやと思ってて。こいつだったら聞き上手やし、僕を生かしてくれるんちゃうかなーって思って」コンビ結成。最初は某大手の芸人養成学校に入るも「軽〜い気持ちで入ったら、もうボッコボコにやられまして(笑)」と半年ほどで即、退校。その後1年間は大阪にいたが、昨年4月に上京した。
矢野「でもしばらくは普通にバイトばっかりしてて…」
斎藤「そうそう、単なるフリーター(笑)。で、渡辺プロに来るようになったのが11月?」。
当初は普通のベッタベタな漫才、しかも“男は何のために生きてるか?すべては女のオッパイのため”というオッパイ漫才が十八番だった(笑)。
「でも、せっかくだったら156cmの身長を生かしたキャラクター・コントをと思って、それからコントに変えました。だって今までそれでリスクしょってきたんですから…というか、もう小3ぐらいで気付いてたんですよ。チビやし、天パやし、ヤバイなと。で、ベタやけどそれで笑わそうかなと。それから後は人生右上がりで上昇しました(笑)」と斎藤。
7月18日には同じ事務所の若手、スパローズ、ベイビーズと3組によるユニット・ライヴ『エスカルゴ』を東京・上野広小路亭でめでたく旗揚げ。3組は現在、渡辺プロのフレッシュライヴ(若手ライヴ)で上位を占めるメンツだけに「みんなで力を合わせれば、夜ライヴに出ている先輩たちとも一気に並べるんじゃないかと思って」と。 だが「さすがに1回目はみんなテンパってて、僕も“アタ〜ック!”っていう1番の持ちギャグが言えなかったんです」と斎藤。
「でも、おかげで次へのいろんな課題が見えてきたし、これでTVに出れたら最高ですね」と矢野。斎藤「それには余計な事考えんと一生懸命テンション上げて…と。あ、僕らの場合、経験よりもスピードとパワー!これ、どうですかね(笑)?」そんな2人の勇姿がテレビで見れるよう、応援よろしく!!
▲左:斉藤優(1978年10月2日生)、右:矢野広崇(1979年2月7日生)/コンビ結成97年、大阪府出身。趣味・特技/斎藤…ラグビー、天才ぶる事、マダムとの絡み、一発ギャグ(社会派)、そろばん2級。矢野…漫画収集、いたずら、野球、サッカー観戦、音楽鑑賞、あご曲げ。5月、6月のフレッシュライヴでは2カ月連続トップを獲得。斎藤の“アタ〜ック!”はかなりの人気ギャグらしい(?)。斎藤「僕B'zがめっちゃ好きなんですけど、ああいういろんな人に聞いてもらえる勢いのあるコンビになりたいですね」
文/なかしまさおり

V.A/Wonderland (Burning Farm/CD)\2,100
 "少年ナイフ"現在は、国内のメジャーレーベルやアメリカ/イギリスでも作品がリリースされている彼女達だが、最初はやはりカセットやレコードを自主制作でリリースし活動していた。同じような活動を続けている全国のアマチュアバンドもサポートする形で今回、メンバーの山野直子が自らのインディーズレーベルを設立し、第1弾として10バンドを収録したコンピレーションCDが発売されている。収録されているのは、前回の少年ナイフのツアーの際に公募された全国のサポートバンド達であり、福岡からもSOLOR(ソーラー)というバンドが収録されている。ソーラーは福岡を拠点に活動をしており、現在までに自分達でもカセットをリリースし、キーボードをフューチャーしたPOPなオルタナティヴ〜N.Wサウンドのバンドでオススメです。その他にも広島、大分、北海道、東京等の色々なサウンドが楽しめます。少年ナイフのメンバーがセレクトしたバンドなので彼女達のファンならきっと楽しめる内容だと思います。近々収録バンドによるLIVEも予定されているようなので気に入った方はチェックしよう。
■株式会社ボーダーライン カメレオンレコード■福岡店(092)761-0388/小倉店(093)533-1269

アンディ・ラウ
〜劉 徳華の巻〜
 今年は香港明星が目白押し、華仔(アンディ)までもがやって来る。勿論、福岡跳ばし。こうして地方のファンは、心は熱く、懐は寒くなってゆく・・・。
現在38歳の華仔は、言わずと知れた香港四大天王の一人、この人を抜きにして香港エンタテイメントは語れない。私は「テレビで見るより、いい男ね」と言われる人をスターとは認めていない。テレビや銀幕の中で光り輝き、「この人はトイレなんか行かない」と思わせる人(日本では既に絶滅の危機に瀕しているが)が本物の明星である。その点で、華仔は正真正銘のスターだ。銀幕の中で、光り輝く存在でありながら、実際に会う華仔は、フツーの兄ちゃんである。また、彼は説教好きの仕切りたがりやとしても知られている。かくいう私もインタビューに訪れた際、華仔自ら椅子を差しだし、「さあ、君はこれに座って」と仕切られた過去を持っている。その際華仔は小さな孔が沢山開いたレザーパンツをはいていた。座るとその孔が広がり、膝頭や腿が見え、思わずその孔に人差し指を突っ込んで生脚を触りたくなった。それは殆どセクハラおやじの心境を理解した真夏の夜の出来事であった。
文/ヴィヴィアン
Moterheadphone presents
〜Dragon Ashアリーナ公演 オレならこう見せる!〜の巻

 さてDragon Ash初のアリーナ公演も、もう間近。そこで今回は馬場育三&桜井誠の両名による「こんな演出もありだろう」トークをお届けします。
馬場「ってことで、サク。とりあえず1回転とかやってみる?」
桜井「グルグル…って?俺、回るの?」
馬場「ていうか1回転はありがちだから…ほら、スプリングのおもちゃで昔、トムボーイってあったじゃん。あのデカイやつ作って、その中に装着されたままドゥルルルルってドラム叩いて階段落ち!」
桜井「それ最悪。絶対無理!叩けねぇよ(笑)」
馬場「ん〜そうか。じゃ、こんなのは?サクだけ客席。客席の中にポツンと…」
桜井「ポツンて!!」
馬場「そういうの面白くない?」
桜井「面白く無いよっ!!」
馬場「そう?だって××××のドラムとかそうじゃん。客席のど真ん中の花道からさ、ドロロロロってドラム叩きながらせりあがってくんだぜ。周りの客はオォ!つって大拍手。で、終わるとまたウィ〜ンって降りてくの。いいじゃん、いいじゃん!そこんとこサク満載!見せ所!…ま、うちは金ないから、せり台とか置けないけどね」
桜井「だったら俺、客に埋もれてんじゃん!カッコ悪ぅ(笑)」
馬場「んじゃ、グレート牟田みたいにずうっと上の方にいるか…」
桜井「あ〜もう、ムチャクチャ(笑)。やめよっ、俺の話は。それよか、ステージに土俵を設けて、パンクの曲の間とかはテッちゃんがそこで勝ち抜いていくの、どう?大相撲!」
馬場「いいねぇ。あと、ダイブしてくる客ひとりひとりをラリアットォ〜!!でもやっぱ俺はヌーディスト・ライヴ。建ちゃんに言わすの“脱げ”って、しかも指名制。“キミとキミとキミ、脱いで。あ、キミは脱がなくていいから”みたいな(笑)」
桜井「…捕まるって、それ」
馬場「ま、とりあえず何があるかわかんないってことで見に来いと」
桜井「うまくシメたね(笑)」。

 文/なかしまさおり

秋の夜長にピッタシの貴重なヴィデオコレクションだっ!
-THE ED SULLIVAN SHOW
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1948年から1971年までの23年間にわたって全米でオンエアされておりましたバラエティ番組「エド・サリヴァン・ショー」の膨大なヴィデオストックから厳選されたスタジオライヴ(62アーティスト、117パフォーマンスにて何と450分のヴォリューム!)が全10巻のボックスセットに納まって販売されるという嬉しいニュース。未だ色褪せぬロック&ポップスの黄金時代に君臨した人気番組だけあってその映像は圧巻の一言に尽きますわ。不肖私のように60年代近辺の音楽を夜な夜な聴きつつ酩酊した挙げ句よだれを垂らしソファでうたた寝を繰り返す者としては、こりゃ辛抱たまらん企画なわけでして、早速ちょいちょいと内容をご紹介しましょう。
とにかく、まず貴重なのは、ロック黎明期、すなはちテレビであればモノクロ時代の1950年代もの。1960年代の特に中期以降ってのはロックやブラック・ミュージックがポピュラーになったのと物理的な時代の背景もあって、映像がわりあい豊富に残ってますがここいらのブツは、非常に貴重。ボ・ディドリーやバディ・ホリー、ファッツ・ドミノにエルヴィスらのシビれるパフォーマンスにうっとり。 ・・・・マスターおかわり頂戴。
さて、ロック、ブラック、フォーク諸々入り交じる激動の1960年代。ストックはいかがなもんか?うむ・・・お!ブラック・ミュージックとロックの架け橋となった<ブラック・ロック>のスライ・アンド・ザ・ファミリーストーン、いいねぇ。オーティス・レディングも憧れたクールなR&Bシンガー、ジャッキー・ウィルソンか。渋いところでジェイ&ザ・テクニックス、ディノ・デジィ&ビリー、スパンキー&アワギャング、ブルックリン・ブリッジ、ザ・バンド!くーっ、マスターロックのダブル。
リトル・アンソニー&ザ・インペリアルズといやぁ「燃ゆる初恋」じゃないっすか?もちろん、ザ・ビートルズはじめストーンズやらジャニスやらJBやらドアーズやら大御所はきっちり網羅されとります。 ついでにホストのエド・サリヴァンによる悲しいほどアメリカンなボケ&ツッコミも楽しいし、当時のファッションやアートセンス(当然サイケ&ヒップ)も、1960年代中期以降のシーンは鮮明な天然色にてご覧頂けますんで、手に取るようにリアル。
マ、マスタァ・・・う〜もう呑めましぇん。


 文/森裕史
※情報は全てBEA VOICE VOL.244発行当時のものです※