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SENRI OE ACOUSTIC CONCERT 1999「4Ward」 1999.7.25(sun)at DRUM LOGOS ●text/Hideki Araki ●photographs/Yukino Nakanishi |
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晴れてた、暑かった。絵に描いたような快晴だった。梅雨が明けてこんなに晴れたのは初めてだった。
ライブハウスで行われるコンサートにしては、異例の16:00スタートという時間の早さにちょっと違和感を感じながら、15:30過ぎに中に入った。開演予定の16:00ちょうどに、全身真っ白な出で立ちで大江千里がステージに姿を現すと大きく手を広げて一礼という彼流の挨拶を終え、中央にセットされたピアノに向かって座る。いきなり『十人十色』のイントロを奏でた、と思ったとたん指を止め、“今日は納涼 in 博多って感じでいきましょうかね”とのMCの後、改めて『十人十色』から『回転ちがいの夏休み』。会場はいやがおうにも盛り上がる。 アドリブを交えながらのピアノがかなりジャズ的なアプローチ。『平凡』から『路上のさようなら』で、1曲ごとにひとりのバックメンバーと絡むとそのアプローチはさらに色濃くなっていった。 メンバー紹介の後、3人のミュージシャンと共に5曲続けて披露。途中のMCで言ったように、ひとつひとつの言葉の細かいニュアンスを大事に歌われる曲は、どれも聴く者の心に情景を浮かび上がらせ、微妙な体温と肌触りを感じさせてくれる。4人のプレイもそれを大切に表現しようと、ひとつの音を出すごとにいつも以上の神経を使っているようだ。 現在制作中で来年1月にリリース予定のアルバム『ソリテュード』から、『モスキートハプニング』も披露された。自然に湧いてくる状態で生まれたという曲は、ピアノだけの演奏でもワクワクさせられる。来年の1月は当分先だが、楽しみに待ちましょう。 “すごい夏になりましたね”のMC後、ひとりで本編ラスト『グロリア』へ。歌い終え、出て来た時と同じように一礼をしてステージを後にする。すぐさま会場から「SENRI OE」コールが響く。“この夏一番の昼になっていますか?”ショートパンツ+Tシャツ+ベストというボーイズ風の服を着た彼が問いかける(よく見るとみんな同じ衣装)。そして『REAL』から『YOU』と彼の代表作が続き一本締め。これで終わりと思ったが、会場の要求に応え、2回のアンコールを終えた彼。その表情は清々しさでいっぱいだった。 “今日のライヴは長く後を引きそうな気がします”と彼が最後に言っていたが、今日の内容とノリ、ツボを心得た一体感は観た人もずいぶん後を引くだろうと思いながら、外に出ると薄暮の中で街路樹が綺麗に輝いていた。 |
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M1. 十人十色/M2. 回転ちがいの夏休み/M3. 渚のone-side summer/M4. 平凡/M5. STELLA'S COUGH/M6. 路上のさようなら/M7. 夏渡し/M8. コスモポリタン/M9. 昼グリル/M10. 遠く離れても/M-11.This is my life/M12. モスキートハプニング/M13. 帰郷/M14. 向こう見ずな瞳/ M15. おねがい天国/M16. ハワイへ行きたい/M17. 野球の夏/M18. グロリア EN1. REAL/EN2. YOU/EN3. マハロ/EN4. きみと生きたい |
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