WEB BEA VOICE Vol.246 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
 
●インタビュー・構成/なかしまさおり


 デビュー曲としては上々過ぎるほどの勢いで、現在ヒットチャートを急上昇中のポルノグラフィティ『アポロ』。アキヒト(Vo.岡野昭仁)、ハルイチ(G.新藤晴一)、シラタマ(Ba.白玉雅巳)という同級生3人から成るバンドで、アマチュア時代は大阪を中心にライヴハウスやいわゆる“城天”と呼ばれる大阪城のホコ天などで活動していた。出身は全員広島県因島市。
ハルイチ「実は大阪に出て来た当時はメンバー5人いたんですよ。でもあとの2人は(バンドに対する)モチベーションの違いで脱退しました」。
当初は彼がヴォーカルをとり、アキヒトがギター。
アキヒト「でも当時のドラムに--それ、ハルイチのイトコだったんですけど--降格宣言されまして(笑)」
ハルイチ「だから今度はそいつを俺が(バンドから)斬ってやったんですよワッハッハッハ!(注:もちろん冗談)」。
ドラムレスの3ピース--と聞くと何だかバンドとしては不利なようにも思われる。が、実際そこで自分らなりの方法論を模索してみれば、意外と打ち込みの導入、アレンジの工夫で楽曲に“自由さ”と“振り幅の広さ”が加わる事に気付く。
アキヒト「で、上京後の2年間はプロデューサーの本間さんと本当にいろんなコトを試しながら、自分たちが演ってきたモノ、蓄えてきた音などをじっくり整理しました。もちろんそれは事務所やレコード会社のおかげでもあるんです。こういう移り変わりの早い業界の中で、ほんとに焦らずゆっくり考えさせてもらうことが出来て、バンドとしての自信も付きました」。
シラタマ「デビュー曲だけでも10数曲は録ったんですよ。も〜、“デビュー曲でだけで”ですよ?! ほんまどこまで俺らを試しよんやろうって思って(笑)」。

--あ、なるほど。道理でこんなに1発目から完成度の高い曲が出せちゃうわけだ、惜し気もなく。
アキヒト「だから次のシングルも一応、考えていないわけじゃないけど、まずはこの『アポロ』がどこまで僕らを連れてってくれるか--それで次への余裕度というかそういう所も変わると思う。それに“CDがこれだけ売れて何位になったよ”って言われても実際にそれを買ってくれてる所なんか見たことないし、分かんないでしょ。だからそれを確認する意味でもライヴ、演りたいですね。もちろん九州でもなるだけ早く」。
シラタマ「ま、事務所の会長に“1999年の12/31に休んでるヤツはクビ”って言われてるんでめいっぱい頑張ります(笑)!」。
アキヒト「ていうかオリコン10位内に入んないと僕ら解散なんで(笑)。あ、いや、もう1人増えるか…」。

ってキミたち、企画バンドなんかい(笑)!ともあれ『アポロ』が導く遊泳飛行、どこまで飛べるか期待したい。

●アキヒトとハルイチは高校の同級生。ハルイチとシラタマは小・中学校の同級生。94年ポルノグラフィティ正式結成。大阪にてバンド活動開始。96年NHK-BSヤングバトルなど数々のコンテストで賞を受賞。97年ソニーミュージックSDオーディション参加。99年9月8日シングル『アポロ』にてデビュー。彼らに関する情報はホームページhttp://w ww.sme.co.jp/porno/でチェック!ハルイチ自らがデザイン、運営するHPにもリンクしていて見逃せないゾ。
Debut Single
『アポロ』

\1,020(tax in)/SME Records
NOW ON SALE