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"JP JumP JaPan tour" 1999.10.24(san) at DRUM Be-1 ●text/Hideki Araki ●photographs/Tomofumi Yamada |
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キーボードが2台とドラムセットが置かれただけのシンプルなステージ。他は何もない。10月6日にリリースされた1stアルバム『JP』が、3人ながらも密度の濃いアルバムに仕上がっているので、それをベースにした初のソロツアー初日への期待は高まっていく。メンバー3人が静かに登場し、音合わせをやるようにオープニング『パンと蜜をめしあがれ』へ。特別な仕掛けは何もナシ。そこに広がったのは、彼らの音と世界。 1曲を終え郁子が“こんばんはクラムボンです”と一言。すかさずM-2『タイムリミット』へ。それからキャロル・キングのカヴァー・M-5『You've got a friend』(この曲は初めて3人が出会って演奏した曲)まで、淡々とクールに、でもどこか愛嬌があって親しみの湧くプレイで魅せる。なんともいい感じ。初めてのソロツアーの緊張もないようだ。しかし、ハプニングは突然やってくる。M-7『ORENZI』ラストのキメをミトと伊藤がワザとズラす。思わず“ひどいっ”と声を上げる郁子。ミトは平然と“これ、リハでも同じことやってるんだよ”と説明する。この会話でイッキに会場は「なごみモード」。 |
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M-8『華香るある日』を終え、ブレイクタイム。着替えて出てきた3人はなぜか、ヘヴィメタバンドのTシャツを着ている。ナゼ?と思っていたらM-9『穴のなか』を終えてミトの説明。ワーナーミュージックの大阪にジャーマン藤井というスタッフの方がいて、その人からもらったらしい。そんなTシャツとはウラハラにM-10『波は』からM-14『雲ゆき』まで静かにプレイ。郁子のヴォーカルが伸びる伸びる。それに合わせるかのように会場の揺れが大きなうねりに変わる。そしてM-15『はなれ ばなれ』でそのうねりは、この日最大となった。本編ラストは新曲を披露。温かい拍手と歓声で会場が応える。 3人がステージを後にすると、拍手はアンコールを求めるものに変わった。再び登場した3人はまた着替えている。それもレモンイエローのワーナーミュージック・トレーナーに。会場の女の子から“郁子ちゃんカワイイ”の声が上がる。それに“ウルサイ”と恥ずかしそうに応える郁子。 アンコールは『ふりむけばカエル』とおなじみ『GLAMMBON』。一旦ステージを後にした3人だが、拍手が鳴り止まないので再びステージに登場し、声を合わせて“ありがとうございました”と一礼。その姿がクラムボンらしい。 初のソロツアー初日のステージは、奇をてらうことなくシンプルにクラムボンを表現。3人以外誰もいないシンプルなステージは、より明確にその存在を知らしめることになった。気が早いが次のライヴはどんな構成になるのだろう。ちょっと派手な感じのクラムボンもカワイイかも。 |
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M-1.パンと蜜をめしあがれ/M-2.タイムリミット/M-3.いたくない いたくない/M-4.風邪をひいたひょうしに/M-5.お楽しみカヴァー その1/You've got a friend/M-6.どれだけでも/M-7.ORENZI/M-8.華香るある日/M-9.穴のなか/M-10.波は/M-11.森渡り M-12.お楽しみカヴァー その2 いい言葉ちょうだい M-13.トレモロ M-14.雲ゆき M-15.はなれ ばなれ/M-16.Our Songs/M-17.スイートピー EN-1.お楽しみカヴァー その3 ふりむけばカエル/EN-2.GLAMMBON |
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