|
|
|||
![]() ●インタビュー・構成/荒木英喜 |
|||
|
|
|||
来年1月19日に発売されるニューアルバム『The
gentle sex』。これは角松敏生が今まで他の女性アーティストに提供してきた10曲+新曲1で構成されている。彼の言葉を借りるなら、このアルバムは今までに提供したマイベスト・アルバム。しかし、以前『You're
My Only Shi nin' Star』の女言葉の歌詞を日本語で歌うことに恥ずかしさを感じ、英語で歌った彼にどのような心境の変化が訪れたのだろう。「凍結した5年間に自分のモチベーションを高めていった中で、自分の歌に対して自信がついてきたんですよね。皮肉な話なんですけど。“ああ、角松敏生の歌のスタイルはこういうもんなんだな”っていう確立みたいなものがあったんですよ。で、その時、趣味のライヴとかにゲストで出て『You're My Only Shinin' Star』をシャレで日本語で歌ったりしてたんです。それで男が歌っても気持ち悪くなく、あの曲を歌うというテクニックを自分の中で見つけられたのが、大きな原因でしょうね。日本語でという要望はファンの間からもあったので、今回日本語で歌ったのは良かったと思いますね」。 さらに、このアルバムに収録した曲の基準を教えてくれた。 「基本的には全ての提供楽曲から、時代的に今でも通用する普遍性やテーマを持った曲、時代・年齢に関係無く女の子が抱く心情を歌ってる曲を厳選しています。だから、自分の書いた曲が以前から普遍的に変わらないテーマで書けていたという再発見もありましたね」。 また、自分が女になりたかった人だということも、気付かされたそうだ。そうした発見により、彼はこの作品で精一杯女に成り切り、独自の艶を表現している。 最後に唯一男言葉で歌われる『君という名の僕に教えたい』は、それまでの10曲へ のアンサーソングであり、今後の方向性へのパイプ役的な曲ではないだろうか。 「今回のコンサートツアーでもメインの曲になりますね、総決算的な。自分が昨今作った曲の中でも最も気に入ってる曲のひとつですね。ツアーに関していうと“The gentle sex”ツアーですから、ほとんど女言葉の曲ばっかりでやろうと思っています。角松敏生の曲にも女言葉の曲がありますし、他のアーティストに提供して今回収められなかった“エッ”という曲もやろうと思っています。今までのコンサートではライヴってことに重点を置いていたけど、今回はショウエンターテインメントを取り入れて、バラエティ色豊かに楽しいものにしようと。セットにも凝って見せる部分とじっくり聴かせることに重点を置いたステージにします」。 既に新しいテーマが産声を上げ始めていると彼は言っていた。今回のツアーでそれは確実なものとなり、来夏にリリースが予定されるアルバムで形になるはずだ。今後、彼が目指す音楽性を探る上で、今ツアーは大きなファクターになるだろう。 |
|||
![]() |
|||
|
|||