WEB BEA VOICE Vol.248 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET

KC CARD presents noriko kato tour '99 "la fraise" 
1999.11.17(web) at ビブレホール
●text/Saori Nakashima ●photographs/Tomofumi Yamada
11月13日大阪からスタートした"la fraise"ツアー。ファンにとっても彼女にとっても、福岡でライヴを演るのはこれが初めてとあり、開演前から互いにソワソワ。客電が落ち、S.E.で『a・b・cのうた』が流れ出すとワッという小さな歓声が客席から上がる。
1曲目は『ストリートサンバ』。ノリのいいリズムと歌がビブレホールを跳ね回り、ちょっぴり緊張気味の空気も次第にリラックス。続く『いちご』『男の子はみんなハワードという名前なのね』『ブラックホール』といった曲では、軽快かつポップなノリのおてんばソング?を続々披露。
かと思えば『明るい光』『君と僕とが出会うところ』など、しっとりとしたミディアム・スローなナンバーもじんわり心に響かせ、気分はすっかり“おフレンチ”(ただし、MCではファンから教わった「ちかっぱ、しゃ〜しい」という博多弁も連発…笑)。
また時折、ステージ上のミニ・テーブルに並べられた楽器類--タンバリン、シェイカー、鉄琴、ピアニカなど--を手に取りつつ演奏にも参加で、終始賑やかなムードのまま、アッと言う間の本編終了。
アンコールでは、常磐響氏デザインによる真っ赤なツアーTへと着替えてステージ登場。来年2月にリリースされる初のMaxi Single『いつか王子様が』(プロデューサー:ピチカート・ファイブ小西康陽氏)をひと足先に聴かせてくれた。もちろん“ベルリッツで2時間の猛特訓をして挑んだ”というC/W『ジャズる心』も終演S.E.として早々と披露。最後の最後まで満足度の高い内容でファンを楽しませてくれた。
さて--もし、これを読んでいる貴方がCM、ドラマ、バラエティーでの加藤紀子しか知らないとしたら…それは非常にもったいないコト。是非、甘酸っぱくて、どこかシニカル。独特のフレンチ・テイストを持ったアルバム『la fraise』で彼女の“ホント”を聴きましょう。
彼女は、可愛いだけじゃないんだぞ!

S.E. a・b・cのうた 
M1. ストリート・サンバ/M2. いちご/M3. 男の子はみんなハワードという名前なのね/M4. ぐるぐる回るもの/M5. ブラックホール/M6. 明るい光/M7. ナミダマデ…/ M8. 君と僕とが出会うところ/M9. 悲しい言葉/M10. 小さな幸せ/M11. 陽気にいこう/M12. 口笛ふいて/M13. 星をみて気づいたこと/M14. はなればなれに?
EN1. いつか王子様が/EN2. 素晴らしく流れる二人の時間/EN3. 男と女
S.E.ジャズる心〜AQUA-prelude-