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| number girl LIVE SERIES「全身焦燥家」 1999.12.29(wed)at DRUM LOGOS ●text/Hideki Araki ●photographs/Tomofumi Yamada |
本編を終え4人がステージを後にすると、空かさず向井コールがおき、それがひさ子コールに変わった。その時彼らが再びステージに現れた。セットリストにない予定外のアンコールは『4
track professional』。すべてを吐き出すかのように歌い、サウンドを弾き出した4人は、これで完全燃焼した。もちろん、最初から最後までダイヴし続けた会場も。ステージを去る向井のシャツの背中は汗で濡れていた。これだけでも彼らがこの日のライヴで完全燃焼したと言える。鋭いギターを軸に研ぎ澄まされた彼らのサウンドは、刃物のように観客を襲う。向井はオープニングから4曲立て続けに歌い終えた後“ゆっくり我々のサウンドを聴いていってください”と言ったが、そんな余裕は与えられない。彼らのサウンドは、こっちがちょっとでも油断するとヤラれてしまうくらいの鋭さを持っているのだから。満員の会場がそんなサウンドに対抗する手立ては、それを真っ向から受け止めてダイヴ&突き上げる拳で応戦するしかない。まさにアーティストと会場の攻めぎ合い。 確かに、ステージに姿を現した向井の最初の言葉“福岡市博多区から来ましたナンバーガールです”と、会場からいくつも上がるリクエストの声には、地元ライヴ独特のアットホームな雰囲気が漂っていた。しかし、彼らが音を放ち始めるとそんな雰囲気は一変した。以前、何かのインタビューで向井は“ライヴは死合”と言っていた。まさにそんな危機迫るものを感じさせたライヴは、わずか80分間ではあったが濃密な時間だった。 1999年、彼らはメジャーデビューし、大きく羽ばたいた。20世紀最後となる今年、彼らはどこまで大きくのなるのか?それは誰にも予測できない。ただ、誰しもの予想をはるかに凌ぐくらいに大きくなりそうな予感がする。この夜、DRUM LOGOSにいた誰もがそう思ったはずだ。ナンバーガールよ、いつまでもその侍のようなロック・スピリッツを持ち続けてくれ。 |
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EN1. 4 track professional〜「はいから狂い」 |
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