|
|
|
|
FLOWER COMPANYZ LIVE "NO WAY OUT" 2000.1.30(Sun) at DRUM Be-1 ●text/Saori Nakashima ●photographs/Tomofumi Yamada |
|
“バンド結成10年目”という(ある意味)周囲から背負わされた重みの中で、闘い、腹を括った1999年。5th
Album『Prunes&Custard』で叩き付けた真っ赤な光の凄まじさとともにフラカンは、さらなる進化を遂げ、そして、帰って来た。実は「デビュー以来、初めてまとまった充電期間を貰った」というメンバーを前に、(今ツアーのタイトルが"NO
WAY OUT"ということを含め)“もしかしたらこれってリハビリじゃねぇの?大丈夫か、フラカン!”という多少の懸念と心配がなくもなかった。だが、そんな想いは杞憂に過ぎず、彼らは2000年に入って一発目のBe-1で“逃げ道はねぇから、ここでやるのさ”という(ある意味)ふっきれ度のかなり高い、でも“余裕を持って鳴らされるの最高テンション”で“フラカンの今”を報告してくれたのだった。それが証拠に2月2日にリリースされる約1年振りの新曲(元ルースターズの下山淳氏をプロデューサーに迎えた)『BELLBOTTOM
JACK』は、まるで初期フラカンの持ちえた“ディープな闇と渾沌”を俯瞰的に見据えながらも、メンバー全員が30歳を迎えたことで纏った“オヤジとしてのタフさ(by
鈴木圭介)”をふてぶてしくも暴走させた楽曲となっていたのだ(見事!)。もちろん、MCで語った“事務所が変わって云々…”という事実は事実として、4月5日にリリースされる6枚目のアルバムタイトルが『怒りのBONGO』というところにもそのタフネスは十分みなぎっている。また、今回セットリストを眺めてみると(アンコールの曲を除いて)4th
Album『マンモスフラワー』以降の曲しか演っていないということが分かる。--ということは“情けなさを笑う”ことで(実は言葉は悪いが)“逃げてきた”モノへの直視が、ここへ来てしっかりと行なわれるようになった--ということなのではないだろうか。中には、この時期にこそ聴きたかった『冬のにおい』『あったかいコーヒー』の不在に涙を飲んだ人もいたではあろうが、その排除にこそ彼らの真意を見るということもできる。つまり、あれだけ頻繁にライヴで演奏された『夢の列車』『孤高の英雄』を一度、振り払ってみることで得られる自由な羽ばたき--それは常にブレイク寸前と唱和され続けたことで苛立った、おぞましい呪縛からの解放--であるのかもしれないが、そこにこそ、単なる同世代感としての喜び以上の、強い“希望”を感じることができるからである。まあ来月号ではリーダー、グレート前川にその辺りの真意を問おうと思うが、やはりそういう意味での『夜明け』の純粋たる強さと美しさには、今回改めて本物の手ごたえを感じたし、そうなれば春に予定されているアルバム・ツアーは全面
参戦!我々も覚悟を決めて行かねばなるまい。NO WAY OUT--すでに道は選ばれているのだから! |
|
|
|
M7. NO WAY OUT/ M8. BELLBOTTOM JACK/ M9.JUMP/M10.夜明け/ M11.俺たちハタチ族/ M12. SOUL BONE ATTACK/M13.Mr.LOVE DOG/ M14. NE-NA EN1. モンキー/ EN2 .スマイル/ EN3. くるったバナナ/ EN4. 虹の雨上がり/ EN5. 恋をしましょう |
|
|
|