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COTTADOIL(コッタドイル)
 ュージックライフという音楽雑誌をご存じだろうか。パンク・ロックを日本に初めて持ち込んだ媒体だ。仕事上の縁があって、幸運にも当時の編集長と打ち合わせをする機会があった。故シド・ヴィシャスの自宅を訪問した際のやり取りなど興味深い話が聞けた。 仮にセックス・ピストルズのメジャー・デビューをパンク・ロックの起源とするならば、既に四半世紀が経過しようとしている。いつの時代にも「その世代」に必要な音楽(ムーヴメント)は不変的だと思う。さて、今回はパンク精神を継承しているバンドCOTTADOIL(コッタドイル)を紹介する。COTTADOIL(反・男尊女卑)と名前が示すように生きの良い女の子のパンク・バンドだ。サウンド的には初期オリジナル・パンクの影響を受けている。そこで、いくつか彼女達に質問をしてみた。まず、パンク・ロックについてだが。「初期のシンプルなパンクのかっこ良さが出せたらと思いますが、音的にどーこーよりも核の部分がパンクならなんでもやります」と答えてくれた。インディーズ・シーンに対しては「シーンの盛り上がりについては結構なことだが、同じベクトルの集合のようで飽きられるのも早いと思う。インフルエンザのように流行し、皆感染し、いずれ治ってしまうように…」とクールだ。いずれにしてもパンク・バンドの総数が多いとは言えない今、彼女達に期待を寄せている。福岡の街の潜在的パンクス達をシーンの中に引きずり込んでほしい。
■コッタドイル プロフィール 1999年5月、Vo.B.のNAOCOCKとG.のMIE-HARUを中心に結成。女の子3ピースのパンクバンド。初期オリジナルパンクのストレートなかっこ良さを追及している。福岡市内のライヴハウスやクラブで活動を予定している。
■the sound track recording studio
■2-3-46-1F WATANABE-DORI CHUO-KU FUKUOKA
810-0044 JAPAN 092-781-8855
 vol.31
COWCOW(吉本興業)
 中学、高校と学び舎を共にした多田健二と山田與志。今年4月でデビュー7年目に入る若手コンビだが、'98年には『ABCお笑い新人グランプリ』第19回最優秀新人賞獲得、昨年は『NHK新人演芸大賞』を受賞するなど、その実力の高さは多くの人が認めるところ。もちろん、NHKで毎週土曜日深夜に放送中の『爆笑!オンエアバトル』でもオンエア確率は抜群である。山田「やっぱり、NHKに出てる反響はデカイですよね。インターネットでHPとかもやってるんですけど、“見ました”っていうのが全国から寄せられて、驚きましたよ」。彼らのネタで有名なのは、多田が扮する女子高生カズミと彼氏(?)ヨシ君(山田)のユニークなやりとりを扱かった漫才だ。特に文化祭やデートといった身近なシチュエーションで繰り広げられる女子高生への観察眼は、かなり鋭い。多田「あれって九州の人はどうなんですかね?一応、大阪弁のキャラなんで分かるかなって心配なんですよ。カズミは僕が高校時代、一緒のクラスやった女の子がモデルなんですけど、実は最初は(フルーツ大統領の)集団コントを考えてた時に“俺、こんなキャラ演ってみるわ”言うて始めたキャラなんです。でも、その集団コントがたまたまボツになって“じゃあ、コンビでちょっと演ってみようか”って演り始めた。だから、もしそれが集団コントで採用になってたらコンビネタにはなってなかったですね。不幸中の幸いでした(笑)」。ちなみに今年はABCラジオでオン・エア中の人気番組『COWCO Wの横綱ライオット』で全国の吉本の劇場を行脚する予定。すでにその第1弾・北海道公演は無事終了。山田「福岡にも行くと思いますので、その時は是非、観に来てください」多田「あと、今年はテレビにもっと出て行きたいので、覚悟を決めてやりますよ!」COWCOWの2000年は熱〜い闘牛モードなのである!
 文/なかしまさおり
★左:多田健二(昭和49年8月8日生まれ、大阪府出身、B型、趣味:読書、ビデオ鑑賞)、右:山田與志(昭和49年10月19日生まれ、大阪府出身、O型、趣味:絵描き、旅)/NSC12期生として'94年4月デビュー/98年『ABCお笑い新人グランプリ』第19回最優秀新人賞獲得、99年『NHK新人演芸大賞』受賞
★公式HP『COW PARK』 (http://www.pmall.ne.jp/yoshimoto/cowcow/)

AGGRESSIVE DOGS/FLEXIBLE
(MAXI CD)NOW ON SALE

 1年数カ月前にリリースされたアルバム『WE NEVER TRADE』を皮切りに怒濤のごとく彼等は動き回ってきた。バンドの歴史上最も長期に渡って行われた昨年のツアー、自らがプロデュースするイベント"STOMPIN' NITE"韓国でのLIVE、多くの海外バンドとの共演等。それらを経て更に研ぎ澄まされたサウンドは今回リリースされたマキシシングルで実感する事ができる。どの曲にも漲るテンションの高さ、激しさ、そしてメロディが1体となって迫ってくる新曲が2曲、N.Yの旧友バンド"MURPHY'S LAW"へのメッセージを加味したカヴァー曲、前々作『COUNTER PLOT』からの『 LOGICAL OPINION』を現在のメンバーで新録した計4曲は、"HARD CORE"というサウンドを認識する為には避けて通 れないシングルだろう。  3月中旬から行われるアルバムのレコーディングは再びex.MAD BALLのギタリストマットヘンダーソンをプロデュースに迎えてのニューヨークレコーディングとなる。活動開始から17年目を迎えても全く衰えぬ どころか、増々上がっていくテンションを充分に反映させたアルバムとなる事を楽しみにこのシングルを聞いて待つ。
■株式会社ボーダーライン カメレオンレコード■福岡店(092)761-0388/小倉店(093)533-1269

番外編
〜がんばれ!香港の巻

 まるで里帰りのごとく香港に行ってきた。1年2ヵ月ぶりだ。こんなにも期間があいたのは初めての事だが、貧乏だったので仕方がない。目当てにしていたお店がつぶれて残念だったり、新しいお店を発見して嬉しかったり、慌ただしい1週間だったけれど、香港の街は私のスケジュール以上に慌ただしく旧正月の準備を整えていた。日本にも上陸していたマカオ式エッグタルト・ブームはとっくに消え去り、今はなぜか「バターコーン」ブームだ。冷凍の粒状コーンを鉄板で炒め、塩で味付けしただけで10香港ドル。味は期待ほどではない。けれど私は「君は日本人か?愛してる」と突然見ず知らずのバターコーン売りの男性から愛を告白された。ここではバターコーンを買うのでさえ、人生を賭けねばならないのか?日本ブームはまだ続いていて、藤原紀香のカラーコピー写 真集が「膝原紀香」と誤植されて売られていたし、(漢字の国で何故間違える?)「HMV」でNo.1のJ-POPは山口百恵だった。香港芸能界はいまひとつ元気がない。このコラムでも紹介した東東(トントン)ことダニエル・チャンのマネージャーが自殺してしまったり、アーロン・クオックが美人局の被害に遭ったりとさんざんだ。頑張れ!香港!!
 文/ヴィヴィアン

『来月は必ず!〜wilberry Vo.城理生
 つうわけで、読者の皆様ゴメンナサイ!今月号でwilberryインタビュー・ページに登場とか言っておきながら、実は予定が来月号に延びてしまいまして…。わ〜っ、お願いだから生タマゴだけは投げんといて!お詫びにプレ・ミニ・インタビュー公開するからさぁ(泣)。
さて、今回のアルバム・タイトルって誰が決めたんですか?
「え〜とね、いくつか候補があったんだけど、1人2票ずつの無記名投票で多数決を採って。そしたら、これ、衣ちゃんが持ってきたやつなんだけど5人中4票入ってて。ま、入れてないのは僕なんですけど(笑)…聞いてみたら“いまだかつてない”みたいな良い意味で、いいじゃない?ってことで。でも曲全体からのイメージで、というよりはwilberryというバンドのイメージというか、そういうのから選んだんじゃないかな。もちろん今は僕もすごく気に入ってますけど」。
今回はプロデューサーやエンジニアを曲によって替えたんですよね?
「ええ。例えば『(i will)un mask you』みたいなデジタルっぽい音は1年くらい前から演りたかったんですけど、今回初めて演ってみて自分たちなりに新しい発見ができたし。ま、これは僕個人の意見ですけど、こういうデジタルっぽい感じというのは、まだもうちょっと演ってもいいかなと。でも、ま、あんまりやり過ぎると歌が無くなっちゃうんで、歌はちゃんと聴かせて」。
例えば歌詞もこう、グッと対象を狭めた感じで?
「うん、そういうのもありだと思うし。あと…ラヴソング…も、ちょっとね、考えてはいます」。
おっ、それはラブラブなラブソングなんでしょうかね(笑)?
「ん〜…多分ひとすじ縄では行かないと思いますけどね、俺の事だから(笑)」
---というわけで続きは来月号のインタビューを待て!

 文/なかしまさおり
1st. Full Album
『neber had no one ever』
\3,059(tax in)/ポリドール NOW ON SALE

君はエイリアンより美しい。
 ハッキリ言って、このコラムもネタ詰まりである。音楽ビデオを紹介するにしても、いつもマニアックだのなんだのと揶揄されるし、第一あんまし掘り下げると著作権問題に抵触する場合が出てくるのでいっそポピュラーな素材に活路を求めようと考え、それじゃ映画絡みの音楽など・・・とも思ったが、映画をあまり観ないので、余計にネタが無い。
それでも、『タイタニック』は観に行った。映画は良かった。が、『タイタニック』の音楽に魅力は感じなかったのでここで紹介するには、ちょいとはばかられる。
そういえば、スカパー(いよいよ加入した)で僕が観るのは、ま、仕事柄音楽番組がメインなんですが、時代劇チャンネルと日本映画チャンネルもよく観ている。たまに、洋画も観る。先日はたまたまやっていたので『エイリアン4』を観た。酒を呑みながら観たので特撮がすごくて悪酔いしそうだったが、出演していた、人間の心を残したロボット役のウィノナ・ライダー(Winona Ryder)という女優が実に可愛らしくて感動した。本当に感動したので、人に聞いたり自分で調べたりしたところ彼女はむちゃくちゃ有名な女優兼モデルだったので、己の浅学を恥じると同時に、これはいかん!と襟を正したのでした。
で、その共演者たちがけっこうミュージシャンとしても有名な方々だということで、早速リサーチを決意。思えば、そうか、音楽との出会いは例えばこういうひょんなきっかけだったりするんだなと、足もとを見直したりしたもので、次回からはより深い音楽映像の世界に踏み込んでみようと思います。
それにしても、ウィノナ・ライダーという女性は美しいので、まだ観ていないアナタに是非お薦め。

 文/森裕史

※情報は全てBEA VOICE VOL.250発行当時のものです※