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| 電撃ネットワーク 10th Anniversary Tour「原点回帰」 2000.2.22(tue) at DRUM LOGOS ●text/Hideki Arak ●photographs/Tomofumi Yamada |
満員に膨れ上がった会場。これから起こる“何か”に、会場はざわめいている。興味本位
?はたまた怖いモノ見たさなのか。集まった人々の期待と不安がひとつの塊となって増殖し、次第にざわめきが大きくなっていく。突然暗転し、♪ダンダダ、ダダダン♪と電撃ネットワークのテーマが流れ、開演前の注意がアナウンスされる。“公演中、得体の知れない液体が飛んでくる可能性があります”といった内容に爆笑&大歓声。カウントダウン直後の大爆発にちょっとビビリ、気がつくと中央に通 気管、両サイドにドラムを置き、4人がステージに立っていた。リズミカルに叩かれる通 気管とドラム缶の重い金属音がカッコイイ。なんて思ってると演奏が終わり、4人が通 気管を会場に向ける。まるで巨大なバズーカのようなそれから、爆音とともに紙テープが発射された。三五の“そろそろいきますよ。みなさん最後までケガのないように”で、本格的な彼らのパフォーマンスが始まった。が、ここでその全てを書くことはできないので抜粋編。ギュウゾウの「エンジンオイル一気のみ」はスゴイ。いったい、あんたの胃はどうなってんだ?! 南部、ギュウゾウ、ダンナの「マジック吸い吸い3兄弟」はある意味芸術? 緑、赤、黄のマジックの先端から口でインクを吸い取り、3人でカタツムリを描いてしまったのだ。「ぶっつぶし野郎」は単純に笑える。三五の質問に南部が“キライです”と答えながらあらゆるものを巨大ハンマーでつぶしていくのだ。最初はリンゴ。“歯茎から血が出るのでキライです”とハンマーが振り下ろされ、リンゴの破片が四方八方へ飛び散る。次にタマネギ、そして最後は漂白剤。その先端が右に左に向けられる毎に、会場もそれから逃げようと右往左往。ハンマーの振り降りた先から漂白剤が飛び出す。会場の予想とは裏腹に液体は底から飛び散った。奇声を上げる会場。すかさず三五がお客さんにタオルを渡している。後でその時の状況を最前線に居たカメラマンのY氏に聞くと、彼のレンズにはタマネギが飛んできたらしい。 |
そして、ついに会場が待ち望み、恐れていた「本日のいけにえコーナー」へ。女性のミナさんが「ふとんパック即身成仏」に、 男性の横山さんが人間打楽器に挑戦。ふたりとも見事でしたよ。ちなみに、ここまでMCに徹していた三五はミナさんと一緒に即身成仏となった。その後、ダンナの「ミルクマン」から放送禁止の「吸盤野郎vs睾丸野郎」へ。ギュウゾウの頭に便スポ(詰まった便器をスポスポするやつ)の先端を張り付け、その柄の部分から伸びたヒモを南部のキン〇マに引っかけ、互いに引っ張りあう。その鍛え上げられたキ〇タマに、ギュウゾウのスキンヘッドも完敗。しかし、ツヤといい、ハリといい素晴らしい南部のキンタ〇だった。さすがは史上最強のカリスマオヤジ。もちろん、最後を飾ったのも南部。フンドシ+サラシスタイルでダイナマイトと一緒にドラム缶
に入った彼。守ってくれるのは薄っぺらい布切れ1枚。彼を勇気づけるかのように、自然と湧きあがる“南部コール”。そして、この夜最大の大爆発。南部はちょっとコゲながらも無事に生還。“生きてるってウレシイことだぜ”という彼の声が会場に響き渡る。
こんな凄まじいパフォーマンスが次々と繰り出された1時間半。笑えるし、凄いし、人間って鍛えれば、たいていのことは出来るかも、と思わせてくれた。やっぱ彼らを一生に一度生で観ておいてほしい。でも、みなさんは決してマネしないようにね。 |
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