WEB BEA VOICE Vol.251 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
WILD WEEK END(ワイルドウィークエンド)
 煙草で煙った店内、バーボンの瓶にグレッチを抱いた男が写 り込む。時計は24時を少し回っている。オープニングはブギーだ。タイトなリズム隊にシャープなギターが絡み合う。アルコールも味を増し更に心地よい。ボーカルのシャウトが日常の延長線上にある非日常の空間へ誘う。夜を転がし、30代の不良少年達は演奏を続けた。さて、今回紹介するバンドは「ワイルドウィークエンド」だ。ちょっとノスタルジックな表現をしてしまったが、紛れもなく「今」を生き抜く強力なR&R BANDだ。自称「Hot Rock'n Rhythm & Blues」と言うだけあって、ダイナミズム溢れるR&Rを得意としている。ストーンズ、ビートルズ、フィールグッド、ロックパイル、フレイミングルーヴィーズ、フー…等、数えきれないほどのエッセンスを吸収し、彼等は独自のサウンドコンセプトを作り出している。「すべてはここから始まり、ここに到達する」と俺は感じた。福岡の街も様変わりしているようだが、R&Rの聖域は守り通 されているようだ。ボーカルの山川氏は「若い頃のがむしゃらなR&Rもそれなりに良かったんだけど、年を重ねるごとに妙にしっくりくるんだ、同じことをやってんだけどね」とR&Rがライフワークであることを語ってくれた。いずれにしてもR&R BANDはライヴで体感するのが一番。ぜひ、ライヴハウスへ足を運んで、ビール片手に「ヤツ達」を楽しんで欲しい。
●ワイルドウィークエンド プロフィール/1990年、ボーカルの山川とギターの松本を中心に結成。ストレートで熱いR&Rバンド。現在のメンバーはVo.G.山川雅史、G.松本ケイスケ、B.南けいすけ、Dr.竹下洋の4人編成。活動は福岡のグランドタウンを中心に月1回のペースで行われている。音源はオフィシャルデモテープをライヴ会場で手に入れることが出来る。
□the sound track recording studio
□2-3-46-1F WATANABE-DORI CHUO-KU FUKUOKA
810-0044 JAPAN 092-781-8855
 vol.32
原口あきまさ(ケイダッシュステージ)
 関東圏では早くから話題となっていたタレント、原口あきまさ。最近では全国区のテレビ、ラジオにも出演しているので、“あっ!見たことがある!”と思った人も多いだろう。最も目にする機会が多い“明石家さんま”を筆頭にして、そのレパートリーは石橋貴明、木梨憲武、極楽とんぼ…とかなり広いが、そんな彼が実は福岡出身だったというのはご存じかな?高校卒業後、東京アナウンス学院へと進学した彼は、そこで自主ライヴを企画し、開催。現在、同校で行なわれているライヴ『青田買い』は、それが原点となりスタートしたが「実は僕、ちゃんと卒業してないんですよ(笑)」と本人。理由は在学中、現在の事務所にスカウトされ、タレント活動を始めたせいだが、ピンとしての活動は意外にも98年に入ってから。「最初は“モノマネDJ”っていう、レコード盤にいろんな人の名前を書いて、それを回すごとに声マネでスクラッチが入る(笑)っていうのを演りました。で、それが意外にウケたんで、そっから徐々にネタとしてモノマネを演り始めて。さんまさんのマネも最初は“いや〜ん!”しか言えなかったんですよ。でも『ものまねバトル』という番組でスタッフに何度もダメ出しされて。自分でも一所懸命研究したんです。声だけじゃなく、動きやトークの雰囲気なんかを。そしたらだんだん評判になって…で、そこにいいタイミングでコージさん(注:タモリのモノマネで有名)も出て来て。ありがたい話です」。今後は「モノマネもずっとやっていくけど、やっぱり“さんまさんのマネをする人”ではなく“原口あきまさ”として知られたいですね。まぁ中には“アイツはモノマネに走った”みたいなことを言う人もいるにはいます。でも、ホントに自分がやりたいことってなんだろうって考えたら、やっぱり“テレビで”活躍したいし。例えば関根勤さん、松村邦洋さん、とんねるずさんなんかも最初はモノマネがきっかけでいろんな場へ出ていったでしょう?そういう意味ではモノマネに限らず、マルチに活躍していきたいなとは思ってますし、ダイエーの優勝にあやかって奇跡を起こしたいですね!」
 文/なかしまさおり
●本名:原口晶匡、昭和50年11月3日生まれ、北九州市小倉南区出身。現在、日本テレビ『メレンゲの気持ち』、『ものまねバトル大賞』、TOKYO-FM『ラジオ黄金時代パート2〜原口あきまさのミッドナイトジャングル』などにレギュラー出演中。「この人面白いなとか、この人になってみたいっていう願望が湧いたらすぐにやってみますね」という声まねレパートリーは上述のタレント以外にも今田幸司、出川哲郎、ナインティナイン・矢部浩之など多数。 ★原口あきまさのHP「あ'sR」も公開中! http://www.yo.rim.or.jp/~with/aki/
博多OLD WAVE“温故知新”
 BLUES〜R&R、ROCK生誕から50年余りの間に細分化された音楽はこの10年でさらに枝を拡げている。
今回のこのイベントにはその今風のスカコアやメロコア、HIP HOPなどのバンドは全く無い、あるのは古くから福岡の音楽シーンにおいてしっかり根をおろし、そして今でも現役でやり続けているアーティスト達の共演。見たことが無かった若いオーディエンスには新鮮に感じさせる何かが、そして懐かしく思うであろう古くからのファンにも、只の同窓会的なニュアンスに終わらせないであろう熱い歌と熱い演奏の力溢れるステージを見せてくれるに違い無い。 九州の音楽シーンに長く深く関わってきたエレクトリックファミリーの主催ならではのメンツによる博多の強者による共演は、今回のサブタイトルである"A ROLLING STONE GATHER NO MOSS"という言葉を実感させてくれる筈だ。

□株式会社ボーダーライン カメレオンレコード:福岡店(092)761-0388/小倉店(093)533-1269


アンディ・ホイ
〜許 志安の巻〜

 人間は顔じゃない」とよく言われるが、私は顔だと思う。それは決して美男子というわけでなく、男性も30歳を過ぎればその人の物の考え方や生き方が顔に出てきて、いわゆる「いい顔」になる人がいる。今年33歳のアンディ・ホイは30歳頃から途端に「いい顔」になってきた。彼は邦画『スワロウテイル』に白塗りの顔で出演しているが(ちょんまげを付ければ志村けんのバカ殿のようだ)6年前、初めて彼を雑誌で見た時には、少年隊の東山君が発酵したような顔と、センスのかけらも感じられない衣装で愕然としたものだ。97年にインタビューをした時の彼は、笑顔が暖かく、スター然としていない気さくなお兄さんという感じの青年で、私の中では今まで会った香港明星で一番印象が良いスターなのだ。一人暮らしのマンションの隣の住人が彼だったら良いなっという感じである。一方ステージ上では、他の香港明星同様ファンが喜び驚くような演出で、二千人以上の観客を前に生のキスシーンを演じたりして、ちょっとよだれモンなのである。あまり多くの映画に出演していないが、歌同様スクリーンの中でも「いい顔」を見せていて注目度大。私生活では恋人のサミー・チェンとも順調なようで、サミーったら羨ましいのである。
 文/ヴィヴィアン
「ジョビジョバ大ピンチ
-スペーストラベラーズ ver.Zero-」

 うぉ〜、来ますよ、来ますよ〜っ!私の大大大好きなジョビジョバが、ついに全国ツアーを大敢行!!待望の福岡公演を行ないます。え?ジョビジョバ、知らないって?あ〜た、ジョビジョバといえば、今や泣く子も黙る超人気のお笑い集団。93年に結成されて、現メンバーになったのは94年。ライブを中心に活動を続け“お笑い芸人でもない、役者でもない新しいタイプのコメディアン”として注目を集める6人なのだ(といってもメンバーはそれぞれTVドラマ、映画で役者としても活躍中なんで、顔を見れば“あ、知ってる!”という人も多いはず)。しかも今回の上演作品はこの4月から全国東映系劇場にてロードショー予定の『スペーストラベラーズ』(監督は『踊る大走査線』の本広克行、出演:金城武、深津絵里、安藤政信ほか)の原作となったモノで、95年初演時にはパルテノン多摩小劇場フェスティバルで優勝。作・演出賞、観客動員賞の3部門を独占した話題作なのだ。チケットはすでに主要プレイガイドにて発売中。今すぐ走ってゲットしよう。ちなみに彼らは現在、フジテレビ系深夜番組『ジョビれば?!』(福岡地区ではTNCにて毎週金曜日 深夜1:30〜)でも新しい笑いを追及中!ポニーキャニオンからはビデオ『ロクタロー』(赤盤・白盤ともに\3,000税抜、70分)もリリース中なので、迷ってる人はひとまずこれをご覧あれ!
 文/なかしまさおり
※情報は全てBEA VOICE VOL.251発行当時のものです※