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| ●インタビュー・構成/森裕史 |
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音楽から詩、詩から音楽…。友部正人が、詩の朗読(ポエトリー・リーディング)のアルバムをプロデュースした。参加ミュージシャンは、真島昌利(ザ・ハイロウズ)、知久寿焼(たま)、高田渡、山口洋(ヒートウェイヴ)、オグラ(800ランプ)、宮沢和史(ザ・ブーム)、水谷紹、宍戸幸司(割礼)、遠藤ミチロウ、仲井戸麗市、そして友部正人。友部自ら録音機を携えて記録に赴いたという30編の詩は、肩肘ばったところがなくて、まったく新鮮な作品集。人選も見事だ。 確かに、派手なムーブメントやブームには縁遠いかもしれないが、その世界はすごく透明であり深遠だと思う。友部正人は、いつものように物静かな口調で語ってくれた。 「このアルバムは、僕がやっていた<待ち合わせコンサート>というライヴ・シリーズに出てもらった人に声をかけました。僕は『言葉こそ音楽』と思っていて、詞が冴えているな、と思った人にお願いしました。ニューヨークでは、多くの若いプエルトリカンや黒人たちがヒップ・ホップの影響を受けて(朗読を)やってます。また、ビート系なんかの従来のスタイルも地味ながら続いていて、セントマークス・チャーチという教会で行われる朗読の会には、特にヒップ・ホップ系の若い黒人を中心に多くの人が集まります。なぜ、歌手の朗読なのか?ということに関しては、歌手って声がいいじゃないですか。詩人の朗読作品は、もうたくさんあるから・・・。確かに朗読には、歌手の声が活かされないかもしれないし、歌手は歌うことの方がいいと思いますが、あえて言葉だけ抽出してもいいかなと思って・・・」 ニューヨークで詩の朗読を専門に手掛けるレコード会社を訪ねるなど、このアルバムを作ることはここ数年の念願だったようだ。ライヴでは、去年出版した『耳をすます旅人』から詩の朗読も予定されている。 |
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