WEB BEA VOICE Vol.252 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET

CDで〜たPRESENTS POWER ANTENNA2000
"Tour 08452〜Welcome to my heart〜" 

2000.4.1(sat) at DRUM LOGOS
●text/Saori Nakashima ●photographs/Tomofumi Yamada
 3月8日にリリースされた1st Album『ロマンチスト・エゴイスト』を引っ提げて、初の全国ツアーに挑んだポルノグラフィティ。昨年11月号の本誌インタビューでも「早く九州に“ライヴで”音を聴かせに来たい」と語っていた3人だけに、のっけからテンション全開のアクトでフロアを押しに押す!ステージ上にはアキヒト(Vo)、ハルイチ(G)、シラタマ(Ba)という本来のメンバー3人の他、ツアー・サポートとしてマニュピレーター、ドラムス、キーボードが入り、厚みのある華やかなアレンジで一気に空気を盛り上げていく。「さすがに明太子食っとるだけあるなぁ、熱いよ!最高!」とアキヒト。今回のツアー・タイトルに付いた意味深な数字“08452”が実は3人の故郷・広島県因島市の市外局番であること、先日の広島ライヴで親戚が来た時、自家製の紅白餅を持って来たこと等、MCの話題も尽きることなく、お客さんとのコミュニケーションもバッチリである。  ライヴ中盤では、彼らの“ロックに対する初期衝動すべてを詰め込んだ”という『ライオン』から、狂おしいギター・ソロの映える『デッサン#1』、アコースティックな『憂色〜Love is you〜』と、グッと心にしみ入るナンバー3曲を演奏。続く『サボテン』含め、これまでのシングル曲ではなかなか感じ得なかった、彼らの新たな魅力を披露してくれた。とはいえ、彼らはもともと“ライヴ叩き上げ系”のバンドである。幻想的なSEに導かれ始まった激しい『リビドー』、爆音と共に銀色のテープが宙を舞った『Century Lovers』、さらには彼らのデビュー曲であり大ヒット曲となった『アポロ』では、艶のあるヴォーカル、アグレッシヴなギター&ベース・プレイで、躍動感ある見せ場を最後の最後まで作ってくれた。  アンコールでは「これ(このツアー)がキミらとワシらとのスタートじゃけぇ」と感慨深げにつぶやいたアキヒト。最後方までギュウギュウに詰まったファンが大きくそれに応えれば、ハルイチもシラタマも実に満足そうな笑顔で頷いている。 「ほんま、ありがとう!」--すべての楽曲を終えた後、名残惜しそうにステージを離れず、何度も何度も客席に向って手を振り続けていた3人の姿がとても印象的だった。

M1. Jazz up/M2. マシンガントーク/M3. ヒトリノ夜/M4. グアバジュース/M5. ラビュー・ラビュー/M6. ライオン/M7. デッサン#1/M8. 憂色〜Love is you〜/ M9. サボテン/M10. リビドー/M11. プライム/M12. Century Lovers/M13. アポロ/M14. Heart Beat
EN1. ロマンチスト・エゴイスト/EN2. ジレンマ