|
|
|||||
ヲインタビュー・構成/なかしまさおり |
|||||
前作から約1年半。さまざまな人との出会いの中で、しっかりと自分たちの現在地を見極めることが出来たというプロペラ。“ある意味バンドの原点回帰”と位置付けたアルバム『快楽のスタンス』の“本当”をヴォーカル・羽原裕太郎氏に語ってもらった。「多分、俺らってバンドを始めた時からお互いがお互いのポジションを変に認め合ってたようなところがあって。それは実年齢そのままの事っていうのもあるだろうし、何でも取り囲めるっていう包容力とか許容量とか、それを自分たちで過大評価し過ぎてたんじゃないかって。 もちろん、色んな事が何でも出来る器用なプロペラっていうのもアリなんだけど、結局はそれをやり過ぎちゃって、逆に足下を見えなくしてたんじゃないかって。 …俺、このアルバムの最後にね“本当の青空を”って言ってんだけど。俺らってよく“青空の下がよく似合う元気いっぱいのバンドだ”って言われてたじゃない?でも、本当の青空っていうのはちゃんと曇りの日があってこそ晴れるっていうか。結局、これまでの俺らは、その曇りの部分…自分の弱いとことか情けないとことかを分かってはいたけど、そこをきちんと表現しないで、その向こう側ばかりを歌ってたんじゃないかって。 そういう事と向い合うのってさ、正直言ってすごい痛いし、しんどいんよ。でも、負けをちゃんと認めないとダメだなって。それを完治させて力にしていく事が必要なんじゃないかなって。俺、そういうことに気付くのが遅いんだけどさ(笑)。 でもここで気付けて良かったなって思うんだよね。 だから、これからはそういう意味でも“本当の青空”を見せれるバンドでいれると思うし…うん、バンドとして、いや一人の人間としてね、“本物”とか“本当”っていうのをみんなと一緒に考えていきたい」。 プロペラは今、本当の青空を求めて歩き出した。 |
|||||
![]() |
|||||
|
|||||