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--結成は95年ですよね。基本的には“知り合い繋がり”で集まったメンバーだということなんですが。
SHIGEO「はい。基本的にアレなんですよ…彼(SHUN)はあんまり他人とワーッとなれない人なんで。気難しいっていうか(笑)」 --見た目、ちょっと怖いですもんね(笑)。 SHUN「“写真見ると怖い”ってスゴイ言われるんですけど(と言いつつサングラスを外し)怖くないでしょ?仲良くしましょう(笑)」 --はい(笑)。SBKはよく、バンドのスタイル的に“ミクスチャー”という言葉で形容されることも多いと思うんですが、ホントはもっとロック・バンド的というか、立ち位置としては凄く微妙ですよね。 SHIGEO「そうですね。ま、うちら的にはこういう演り方が自然だと思ってるけど、それが良い時も悪い時もあって。例えば、固定して演る場所がないっていうのは悪い所。逆に言ったら、どこでも出来るっていうのが良い所(笑)。なんかね、馴染まないんですよ。例えば同じ2MCでよく一緒に演ってた山嵐とかでも、やっぱりほら…通して見るとうちらとは何か違うっていう」 SHUN「俗に“ミクスチャー”って言われるのがうちらまず、すごい嫌いで。あと“ヒップホップを生音で演ってるバンドです”とか…。もちろん、最初はそれを目指してたんですけど、結局、それはうちら的には出来ないってことに気が付いて。じゃ、どうしようかっつって何年か演ってくうちに、もしかしたら“何かわけ分かんないのがSBKなんじゃないか”って話で(笑)。もともとSHIGEOは洋楽好きでロック・バンドあがり。だから、常にそういうロック要素は持ってると思うんですね。なおかつそこをすごく意識してるから、それが今、良いバランスで出てるんじゃないかなと」 --あと、この言葉がふさわしいかどうかは分かりませんけど、例えば“スケボーキングってどんなバンド?”って聞かれた時に“面白いバンド”って答えるのが一番最適なんじゃないかなと思うんですよ。 SHIGEO「あ!それ、それ!それが最適なんだと思いますよ。うん、面白い…うん、うん。そこに重点を置いてるっていうか、歌詞とかいろんなもんを作る時に、全体的な雰囲気みたいなもの?それが“面白い”っていうのは一番、キーにはなってる」 |
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| --リリック(歌詞)に関してはどうですか?普段から自分なりに気にしている視点とかってあったりします? SHIGEO「ん〜、日常生活の疑問とかがモチーフになることが多いし、ホントのリアルというか、自分たちの感じるリアルなモノをコトバにしていってる感じ」 SHUN「うん。うちら的にはあんまり(聴き手に)押し付けるような歌詞は書きたくないから、意味合いとかは聴いた人がそれぞれ感じてくれればなぁと。あとは多分、俺もSHIGEOも“モノを真っすぐに見ない”ところがあって(笑)。中でも、僕は“人間”をよく観察しますね。道歩いてたり、電車乗ったりして、常に面白いモノを探すっていうか…また、そういう人に出会いやすいんですけどね(笑)」 SHIGEO「(爆笑)ていうか、ほら、人間って生きてるうちでそんなに起伏のある出来事って、そうはたくさん起こらないじゃないですか。でも、彼といると起伏のある出来事が毎日のように起こるんですよ(笑)。しかも、必ず展開があって、ちゃんとオチがつくっていう」 SHUN「多分、みんなが気付かないところに気付いちゃうからだと思うんですよ。ひっかかっちゃうというか、それを周りに教えたくなるっていうか。でも、それを“狙って”やると面白くない」 SHIGEO「そう、狙っちゃダメだよね。というか、すべて偶然の産物なんですよ。音楽もそうだし、リリックも。何かひとつのアクションから連鎖されるいろんなモノ.....なんだろ、それはもう天から誰かがやってくれてるんだけど、それに気付くか気付かないかの差。で、気づけたら、こんなに面白いことはない!っていう」 --曲作りもそうなんですか?SHIGEO「すべて偶然です(笑)。まぁ、レコーディングする時には、その偶然であるものをちゃんと1回形にして、みんなで検討するんだけど、例えば、そのトラックにそのリリックが乗るっていうのも、すべて偶然。なんだろな、ピピッと来るっていうか」 SHUN「とりあえず、何でも試してみるかな。何か…工作創ってるような感じ?ゼンマイ付けてみようかとか、モーターつけてみようかとか、そういうノリでパーツを色々くっつけたり外したりっていう」 --リミックスに関しては?例えばピチカート・ファイブの小西康陽さんとか、いろんな方に依頼してらっしゃるみたいですけど。 SHUN「う〜んと…小西さんに関してはうちら的にあの髪型に興味があって、あの前髪にホレちゃったというか 」 SHIGEO「うそつけ(笑)!まぁ、リミックスってやっぱ“ギャップ”だから。ギャップがある人に頼んだ方がいいし、それでいて自分たちの好きな音をやってる人じゃないとイヤっていうか。僕たちの場合はそもそもが“偶然”だから、それこそ常にリミックスをしてるようなものなんですね。だから頼む時も結構大らかな気持ちで“やってください、ドーン!”と放り投げて。もう、メンバーっぽい意識で頼んじゃうんっていうか」 --『EPISODE 1』での降谷(建志)君とのコラボレーションに関しても、そういう感じ? SHIGEO「フィーチャリングとかって、いわゆる人の力を借りてるわけなんですけど、それは自分たちの土壌がしっかりしてれば、そこで自分たちが無くなっちゃわなければどんどんやるべきだと思うんですよ。今回、建志と演るに対しては、ずっと一緒にライヴを演ったりとかして彼から良いヴァイヴを感じてたし、建志も多分うちで演るっていうんで、ある程度、気持ち的なものがDragon Ashとか、他でフィーチャーしてるのとは違って、わりと“メンバー的”っていうか、そういう点でのチグハグさは出なかったんじゃないかなと」 SHUN「リリックもね、自然と“建志モード”に入ってた。というか、結果、そうなっただけでそんなに意識してなかったんだけど」 SHIGEO「あ、映像が見えたっていうのはあるんですよ。演ったときに3人がバッと出てってっていう。リリックはそれに添ったという感じですね」 |
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--5月24日にリリースされる2nd
Maxi Single『Finally』では、驚いたことに坂本美雨さんをフィーチャリングしているということなんですが。またスゴイこと演ってますねぇ(笑)。
SHIGEO「だから、うちらはキワもんだと自分らで認識してるんですよ(笑)。やっぱり他の人が演るのとは違うことをするっていうことに、例えばこの“スケボーキング”っていうアホな名前とかの意味もあると思うし。普通なことは根っから出来ないっていうか…曲がってるのかなぁ(笑)」 SHUN「普通だったら、R&Bとかを歌う人に(頼みに)行くよね(笑)。本人も“アタシはそんなの歌えないけど、大丈夫なの?”って言ってて。でも、うちらは毛頭そんなことは演りたくないって思ってたから。でもおかげで、浮遊感とか透明感はかなり出たよね」 SHIGEO「レコーディングの時もちょっと浮いてましたね、これぐらい(と指で2〜3cmのジェスチャーをするSHIGEO)(笑)」 --マキシ・リリース後の予定は? SHIGEO「多分レコーディングかな。年内にまたアルバムを出すと思うんで」 SHUN「でも、うちら(曲作るのが)遅いんですよ。だから追い立てられないとダメで。でも、締切り決められんのはヤでっていう(笑)」 --じゃ、またアルバムが出来た頃に九州でライヴが出来ると良いですね。 SHIGEO「九州はわりとうちらを受け入れてくれるというか、構えずにライヴが出来るんですよ。だから、そんなに遠い所に来ている感じはしないし、これからも支えて欲しいなと思いますね。あと、こういうジャンル…というか、僕たちみたいな音楽がメジャーで展開されたり、サビが歌なのか何なのかよく分からないっていう感じのモノが売れるって凄い面白いと思うから、もっといろんな人に聴いてもらえれば嬉しいですね」 スケボーキング―――――、 この大胆不敵な奴らが今後、どんな“オモロイコト”を演ってくれるか、非常に楽しみで仕方がない。 |
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