WEB BEA VOICE Vol.252 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
LOOP 01(ループ01)
 気が付くと、女性アーティストのCDが増えていた。仕事柄、何でも聴くようにはしているのだが、やはり「好み」が介在してしまう。「好み」にはそれなりに理由がある。つまり「女の人の詩」に強いインパクトを感じているのだ。当然、男と女では思考する場所が違うと言うが、それにしても「びっくり」するようものが多く感心する。「虚構」と思われる作品にも「真実」を感じてしまうのだ。
さて、今回紹介するバンドはLOOP 01(ループ01)で、女の子3Pバンドだ。彼女達の詩の世界にも興味深いものがある。難解ではあるが「女の子の本音」を様々な比喩表現で歌っている。ジャンル的には「ポップ」と彼女達は言っている。その「ポップ」とは型にはまらない「直感」を意味している。音的にはシンプルな楽器編成を上手くアレンジしているようで、ぶつかる楽器がない分自由に演奏している。去る2月のレコーディングでは結構オルタナ的な印象を受けた。
そこでその音源だが、ライヴ会場で通販の受付を行っているので、ぜひ入手して欲しい。ともかく、不思議な魅力を持ったバンドであることは間違いないので、興味が湧いた人はライヴハウスへ出かけて「実演」を体験して貰いたい。

■■ループ01/プロフィール 97年11月11日結成。女の子による3Pバンド。メンバーはVo.G.三輪サチコ(20)、B.Cho.三苫ユキコ(20)、Dr.尾崎アミ(21)の3人編成。主な活動場所は福岡天神のキースフラック、プレアデス。音源はライヴ会場で「通販受付」を行っている。
■the sound track recording studio
■2-3-46-1F WATANABE-DORI CHUO-KU FUKUOKA
810-0044 JAPAN 092-781-8855
 vol.33
ダイノジ(吉本興業東京事務所)
 勉強ダメ、運動ダメ、チューニングが出来ずにバンドも諦め、ルックスがいい訳でもない。映画監督になろうとか、太宰に傾倒して文学作家を目指したり。何かを表現したいけど何なのか解らない。
そんな中ある芸人のライヴを観て「自分の方がおもしろいんじゃないか?」と思い、試しにアルバイト仲間の前でやってみたらこれがウケた!その後同郷の大地に偶然出会い、銀座7丁目劇場に「観に行くんじゃねーだろ、オレ達が出るんだろ!」とコンビを結成、出演。大谷の、エロあつくるしさの奥に潜む純粋さ、ナイーヴさと、それを見事にPOPに仕上げる大地のキャラクターが彼らの魅力。本気なメッセージをオブラートに包もうともせずに“見せ付ける”舞台は異様に湿度が高く、2人のエネルギー溢れるアクションに観る側も覚悟がいりそうなくらいである。
しかし、はじけているのにぼんやりとした悲しみを滲ませており、それがただ「おもしろい」で終わらせない彼らの大きな特徴となっている。コーヒーではないが、深みやコクといったものがあるのだ。その理由を探るべく、聞いてみたところ
「もともとそういった(悲しい、辛い、暗い)ものが自分の根底にはあったけど、去年失恋したことが影響しているのかも。そのことは自分の中で転機となっているし」
と大谷氏。その後お笑いを辞めようかとまで考えたが、多くの人との出会いの中で、人に助けられ繋がっていくことで物事を行っていくことの大切さを知り、それに対する感謝の表現として“テレビに出てメジャーになること”を目指すようになったという。
「万人受けする芸人にはなりたくない。好きでもない嫌いでもないのはもっとイヤ、嫌いだけどおもしろい!!そういう圧倒的な力のあるお笑い芸人になりたい」。
最後に九州のファンにひとこと、とお願いすると返ってきたのが「ナメるな」という挑戦状とも取れるオコトバ。
ナメてはかかれそうにもない骨のある奴らが出てきたぞ!

 文/87e
▲左:大谷伸彦(1972年6月8日生まれ、B型)右:大地洋介(1972年7月13日生まれ、A型)大分県佐伯市出身の同級生コンビ。先頃、初の全国ツアー『東京ブラッド』をやり遂げた。今後も要注目のコンビである。東京ブラッド専用公認ホームページ http://shibuya.cool.ne.jp/dienoji

広石武彦/SOMEDAY I WILL
(Jamming Project)MAXI CD NOW ON SALE

 UP-BEAT解散後、初のソロアルバムを自らのレーベルより昨年リリース、地元北九州でも10年振りぐらいのLIVEを行った広石武彦のNEWシングル。
デビュー前のアップビートアンダーグラウンド時代から数えればもう15年以上の音楽活動を続けている彼だが、音源聴いて思うのはやっぱり永遠にROCK好きなんだろうって事、ポップな色をキープしながらもキーボードのフレーズやギターのリフに彼のルーツを隠し味として持ってきてるのにも嫌味には聞こえない、グラマラスなROCKの世界を壊す事無く築き上げたサウンドはそこらのお手軽BOOWYやお手軽GLAYには出来ない筋金入りの所を聞かせてくれる。
で、自分と1つ位しか違わないのに未だに美青年な風貌でステージで投げKISSできるのは凄いなって単純に思ってしまうわ(あ、これマジで嫌味でも何でもないです)ROCK STARって感じの人ってあんまり見ないし、インディーズと言いながらもメジャー顔負けのプロモーションが行われてる今の時代に自主制作然とした活動でマイペースにやってる所も自分に対する確固たる物があればこそって感じがする。

■株式会社ボーダーライン カメレオンレコード■福岡店(092)761-0388/小倉店(093)533-1269

ニコラス・チェ
〜謝 霆鋒の巻〜
 西鉄電車の中で20代らしき女性二人が「ニコラス・チェってマジカッコイイと〜」と話していた。「福岡もようやく日常会話に香港スターの名前が出るようになったんだ」と感慨深く聞いていたのも記念して、今回はニコラスのお話にしよう。
ニコラスは今年20歳の若者で、歌手・俳優の両面で大活躍。3年前、香港HMVで思わずジャケ買いした程、「マジカッコイイと〜」てな感じである。
当時、事務所の社長と話をした時、何冊もの分厚いファイルを出し「これは○○でのサイン会・・・」「これは××でのチャリティー・・・」とニコラスの新聞記事のスクラップを延々見せられた。社長ったら、まるで孫のアルバムを見せているようだった。
彼の両親は有名な俳優女優。七光りである事と彼の生意気な発言は香港人から反感を買い、彼がステージに立つとブーイングが起こる日々が続いた。私も以前香港人と行ったカラオケでニコラスの歌をリクエストしブーイングを受けた思い出がある。
でも彼は負けなかった。グンと大人っぽくなり発言にも気をつけるようになり、今や香港でも押しも押されぬトップスターの仲間入り。それは現在アジアの歌姫「王菲(フェイ・ウォン)と熱愛報道される程のビッグぶりである。
それって本当かなぁ?                  

文/ヴィヴィアン
玻璃(ガラス)の城
1996年、大晦日のロンドンはトラファルガー広場。新年を祝う花火が夜空を彩る中、路肩に激突した車の中で息絶えるラファエル(レオン・ライ)とヴィヴィアン(スー・チー)。
彼らは1970年代に香港の大学で、ともに青春時代を過ごし愛し合った仲だった。だが、次第に学生運動の中で挫折し、別々の道を歩み、結ばれることは結局なかった。
そんな彼らの20年後---それぞれの子どもであるデイビットとスージーは、互いの親の死によって出逢い、2人の過去を辿る中で、次第に恋心を芽生えさせる。そして迎えた1997年6月“香港返還”…さて、デイビットとスージーの行方はいかに?」
---『宋家の三姉妹』でその名を世に知らしめたメイベル・チャン監督による最新作『玻璃の城』。ここには、20余年という歳月の中で描かれる世代を超えた2つのラブ・ストーリーと時代に翻弄されながら激動の運命を辿った香港への愛が、美しくも切ないまでに描かれている。
見応えアリ!アリ!蟻地獄!

文/なかしまさおり
▲1998年/香港/監督:メイベル・チャン、脚本:アレックス・ロー、音楽:ディック・リー&チウ・ツァンヘイ、配給:アミューズ/出演:レオン・ライ、スー・チー、ニコラ・チェン、ダニエル・ン他/
★4月29日(祝・土)よりシネサロン・パヴェリアにて公開/問合せ:092-852-5650(シネサロン・パヴェリア)



日本ポップス界にすっかり「キリンジ節」を確立した感のあるキリンジは、とどまることを知らぬ快進撃。頭打ちの弾むリズムにパーカッシヴなオルガン、切り込むホーン隊といえば、いわゆる70年代のソウル音楽やAORを下敷きにしていることは明白なのだが、ヴォーカルの詞、声質、唱法そのほか諸々のアレンジによってまたもや魔法が起こった。
C/W『むすんでひらいて』は、マーク・アーモンドよろしく、レイドバックしたAORボッサ。後半の盛り上がりが、ハッキリ言って、素晴らしい!キリンジ待望の福岡初ワンマンライブを前に、キャンペーンで来福した彼らにお薦め音源を聴いてみた。


 

堀込高樹(兄)
KENNY RANKIN/ Peaceful 『SILVER MORNING』
歌とギターが最高!! 『HAVEN'T WE MET』 超名曲!!
堀込泰行(弟)
JACO PASTORIUS/ WORD OF MOUTH
かっこいい。しびれる。
キリンジ
New Maxi Single
『グッデイ・グッバイ』
\1,050(tax in)/ワーナー 4/19 ON SALE
※情報は全てBEA VOICE VOL.252発行当時のものです※