WEB BEA VOICE Vol.253 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET

LOVE LIKE POP VOL.IV 2000.4.30(sun) at DRUM LOGOS
●text/Saori Nakashima ●photo at ON AIR EAST

 チケットが発売されるや否や全国各地で即日完売。5月に決定している東京と大阪での追加公演を除けば、ここ福岡DRUM LOGOSでステージが最終日となるaiko初の全国ツアーとあって、フロア後方までギュウギュウに詰まったファンはもちろん、2階の関係者席まで、どこを見回しても人、人、人!!のスゴイ状態。 「ほんま、福岡来たかってんっ!!」という彼女の言葉を借りるまでもなく、この様子を見ただけでも今回のライヴがどれだけ切望されたものであったか--は、自ずと理解できるというもの。
1曲目『ジェット』で勢い良く飛び出してきたaikoが、そのギンギンに高まったパワーのすべてをしょっぱなから客席へと叩き付ければ、ファンもそれに負けじとパワー全開でステージに応戦していく。

身長152cmという小柄な彼女のためにセッティングされた、噂の特製お立ち台。「みんながCDをたくさん買ってくれたおかげでちょっと大きくなりました」と今ツアーに入って面積が拡大したことを報告すれば、まるで少年みたいにその上を飛んだり跳ねたり…とにかく元気いっぱい!「aiko可愛い〜っ!!」という黄色い声援にも「なんやっ。うっさい(笑)」と男前な返事をしつつ「もっと言うて!」と、さすがは大阪人たるユーモラスなやりとりで会場を和ませ、さらにはキーボードの弾き語りで「♪明太子ぉーは椎加栄が美味しいとぉ〜聞いたけれどぉ〜、他にも美味しいところがあったらアンケートに書いてね〜♪」みたいな内容の歌で笑いを誘ったり。
もちろん、切ないくらいに胸が締めつけられた『悪口』や「この曲のおかげでaikoを知ってくれた人も多いと思う」と語った『カブトムシ』。あるいは、艶やかなフェイクが映えた『傷跡』などでは、その伸びやかなヴォーカルの魅力を最大限に発揮し、ググッと聴き手を引き込んでいく。何だか、歌詞の中の女の子と彼女のイメージがスッと繋がって、聴いてるこっちが泣きそうなくらいだ。それでも、ラストの『イジワルな天使よ 世界を笑え!』では、サビの部分での振り付けを強引に指導し(笑)、「そこのお姉さん、アナタ、アナタです。ハイ。ちゃんと見えてますよ〜」とダメ出しに次ぐダメ出しを連発。“イジワルな天使”を地で行くaiko。アンコールでもその勢いは止まらず、ロックなナンバー『恋愛ジャンキー』『赤い靴』と最後の最後まで会場を圧倒。歌詞中の「バイバ〜イ!!」というお約束の掛け声もバッチリに、とても満足そうな笑顔を残してくれた。
「また冬に来たいと思っています」--そんな“aikoの個人的な計画”が是非、実現することを願って、次のライヴを待つとしよう。
 
  

M1. ジェット/M2. Power of Love/M3. 桃色/M4. アイツを振り向かせる方法/M5. 傷跡/ M6. 桜の時/M7. 愛の病/M8. 二人の形/M9. 悪口/M10. ボブ/M11. カブトムシ/M12. 花火/ M13. mix juice/M14. イジワルな天使よ 世界を笑え!
EN1. 恋愛ジャンキー/EN2. 赤い靴