WEB BEA VOICE Vol.253 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET

●インタビュー・構成/荒木英喜

 待望のアルバム『あすなろ』を3月にリリースしたジャンスマ。この5月にはニューシングル『祈り』も発表された。
アルバムについて高木は 「出来た直後は“開放”と思いました。改めて聴いて自分たちで作ったのに、シンプルだけど独特に感じたんですよ。(アルバムの持つ)空間が」。
吉田は「今の感想は満足ですね、非常に。それにDJウケが良いのが嬉しいですね」。
アルバムからのシングルカット『祈り』については「『翔べ!イカロス』の前にシングル候補になってたんですよ。表裏一体ミックスは、シングル候補に上がっていた時のアレンジ。全部で5回アレンジしたんですが、アルバムに入ったものが最後に出来ました」と吉田。
「アルバムは全曲でひとつですから、バランスを考えて1曲ずつ入れますよね。でも、シングルではアルバムでやれなかったバージョンをやってます。最初の時点で歌詞はなかったんですけど“そっと”歌いたいと思っていたんです。だから、あの歌詞になったと思う」と高木。
彼らの魅力のひとつがユニセックスな歌詞だろう。『祈り』にもそうした要素がある。それについて高木は「男なんですかね(笑)。『翔べ!イカロス』にしても男の人生観なんですよね」。
「僕の見解はですね。女性が僕と歌う、女性が私と歌う、男性が僕と歌う、男性が私と歌うっていうのは、歌い手によって意味が変わってくるんですよ。男性が僕と歌うとその人個人の歌に聞こえて、男性が私と歌うと女性個人の気持ちを歌っているんです。女性が私と歌うと女性の個人的な歌詞になるけど、女性が“僕”と歌うと女性とも男性ともとれて、そこだけ全員の気持ちになると思います」と吉田。
これに対し、高木は「そうした事も意識してないんですよ。ひとりの人間としての気持ちを歌うと僕になっちゃうみたい。女性としての思いは私ですね。でも『祈り』の“君を胸に抱いていたい”は母性的なモノです」という。こうした高木の打算のない歌詞だから、ジャンスマの曲は多くの人を感動させるのだろう。
ちなみに昨年夏の休養期間は、高木が半分を実家で、残りを東京で過ごしたらしい。吉田は、メールで勝手に募集してファンの集いを新潟・富山・名古屋・浜松で行っていたという。今年は休みが8月にとれたら、京都から広島・四国を回りたいとのこと。九州のファンは、秋以降にシングルを出す予定とのことなので、それを楽しみに待ちましょう。
New Album
『あすなろ』
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