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| キリンジTour 2000 Pt.1 2000.4.27(thu) at ビブレホール ●text/Saori Nakashima ●photographs/Tomofumi Yamada |
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軽快なホーンの音色に導かれて、スタートしたキリンジ初の福岡ライヴ。『牡牛座ラプソディ』というしょっぱなから“キリンジ節”全開のナンバーで、会場を心地良い揺れの中へと導いていくのは、言わずと知れた堀込泰行、高樹兄弟。彼らのライヴの“濃さ”と“楽しさ”は以前から度々耳にしてはいた。が、実際に生で体験するのは筆者も含めて今回が初、という人は結構多かったのではないだろうか。まずは3曲終えて軽い挨拶。と思ったらすぐに次の曲『冬のオルカ』へ。それもそのはず、何しろ本日のセットリストには、なんと本編だけで21曲。予定のアンコールまで含めると23曲もの演奏が予定されているのだ。これは長丁場になりそうだぞ(笑)と思いながらも、泰行氏の伸びの良いヴォーカルが映える『雨を見くびるな』やインディーズ時代の名曲『水色のアジサイの上』と淀みなく流れる秀逸なメロディーに身体を任せ、しっとりと汗ばんでいく空気を堪能する。 実はこの『水色のアジサイの上』という曲は今ツアーで初めてライヴ・デビューをさせたらしく、16曲目の『休日ダイヤ』とあわせ、昔からのファンにとっては嬉しいひとときだったであろうと思われる。 |
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続いて、美しいコーラスの『口実』、『甘やかな
身体』としっとりとした雰囲気のナンバーを挟んで11曲目のイントロが聴こえた瞬間、客席からキャーッという歓声が。ある意味、ジャパニー
ズ・ポップスという世界の中では、独(毒?)特のスタンスを持って表現されるキンキーな歌詞。そのポップに跳ね上がるサウンドとは裏腹に、実は心底ダーク
な人たちなんじゃないか?(笑)とさえ思わせるその危うさが 実に絶妙で、何とも恐れ入る。もちろん
ラストは彼らのライヴでは定番にもなりつつあるらしい『銀砂子のピンボール』で心地良く終演。決してスタイリッシュではないけれども、音楽そのものの力でファンの心をしっかりと掴んで離さないキリンジの魅力を十分に味わったステージだった。 |
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M1. 牡牛座ラプソディ/M2. 水とテクノクラート/M3. 双子座グラフィティ/M4. 冬のオルカ/M5. BBQ パーティー/ M6. 雨を見くびるな/M7. かどわかされて/M8. 水色のアジサイの上/M9. 口実/M10. 甘やかな身体/M11. Drive me crazy/ M12. 風を撃て/M13. アルカディア/M14. むすんでひらいて/M15. ダンボールの宮殿/M16. 休日ダイヤ/M17. 五月病/ M18. グッデイ・グッバイ/M19. 唐変木のためのガイダンス/M20. 茜色したあの空は/M21. 野良の虹/ EN1. 千年紀末に降る雪は/EN2. 銀砂子のピンボール |
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