WEB BEA VOICE Vol.254 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
SHORT RANGE COMBO (ショートレンジコンボ)
 ロックと言う言葉の響きに、妙に懐かしさを感じる御時世になってしまった。元来サブカルチャーの先端を突き進んだロックだが、80年代後半頃からジャンルの細分化やニューカテゴリーの出現で「適材適所」的になったように思う。それは「サウンドトラック」でも同様で、インディーズも例外ではないようだ。しかし、ロックが牙を抜かれた訳ではない。むしろ、濃縮されたパワーさえ感じるバンドもいる。
そこで今回は強力なバンドを紹介する。Newest Drive Rock(次世代対応型ロックンロール)を自称するショートレンジコンボだ。おそらく、彼等は福岡のニューエストロックシーンの先駆者だろう。この5月に「徹夜完パケ」の超急ぎの録音を行なった。オレはその収録でバンドの持つ力強さを感じ新鮮な興味が湧いた。そこで彼等にいくつか質問をしてみた。
先ず、音楽シーンについては?
「良いバンドが沢山出て来る反面、逆もしかり。このバンドブームとも言える今の状態を流行りで終わらせない為には、バンド側の意識が重要だと思います」
ではメジャーについては?
「もちろん意識しています。しかしメジャー進出が『夢』と言う訳ではなく音楽を続ける方法の一つとしてです。このバンドに集中出来る環境が欲しいとは常々思っています」
最後にセールスポイントは?
「サウンド面では『ドライヴ』をキーワードとした自分らの解釈での『ロック』ミュージックを追求しています。もちろんライヴツアー等も精力的に行なっています、そして自主レーベルの設立や作品リリース、またマンスリーイベント等も自らの手で運営しています」
とソフト面、ハード面ともしっかりした考えで活動卸ているバンドだ。ハードコアなイメージを持つ彼等だが、今が過渡期にあたるようだ。それは過去を否定するのではなく、未来を切り開く為の先制攻撃と言えるだろう。そのナイフの準備はすでに出来ているのだ。

●ショートレンジコンボ/プロフィール 99年6月結成。「ニューエストドライヴロック」を自称する力強いロックバンド。メンバーはVo. マキノ ショウ(26)、G. 西田達則(27)、G. 金子タマキ(26)、B. 前田アツシ(20)、Dr. 中津ミツル(22)、の5人編成。福岡のライヴハウスを拠点に活動しライヴツアーも精力的に行なっている。音源も数タイトルリリースされ、この7月にはスプリット盤とオムニバス盤がリリースされる。
■the sound track recording studio■ 2-3-46-1F WATANABE-DORI CHUO-KU FUKUOKA
810-0044 JAPAN 092-781-8855

LOT/DC POWER SUPPLY(74Records/CD)\1,575
 北九州を中心にしたバンドをリリースする"SURF SIDE"から主宰するグループである"LOT"の6曲入新作CDがリリースされた。新世代のラウドミュージックバンドが多数出現する現在だが、北九州ではマダマダ数少ない、そんな中でイベント企画、レーベル運営等も含めて精力的に活動を続けている。先日もラフォーレ原宿小倉のラフォーレミュージアムにて大阪から宇頭巻を迎え、地元のバンドを中心にしたLIVE"響"を開催、500人近いオーディエンスで盛り上がった。
本人達も広告等で自ら打ち出している"洋楽カブレ"の部分も見えるモダンヘヴィネス〜ミクスチャーサウンドは音の感触としてのハードコアな部分とオルタナティヴな部分をうまくミックスさせている。メロコアなどと比べればとっつきやすさは少ないかもしれないがラウドミュージック好きは練られたアレンジと骨太のサウンドにグイグイ引き込まれていくハズだ、モダンヘヴィネス〜ミクスチャーの洋楽ファンにもオススメしたい。
この辺りのバンド達によるシーンの形成は今一つ弱かったのだが、彼等のような新世代のバンド達によって新たな動きを産み出していって欲しいと思う。

■株式会社ボーダーライン カメレオンレコード■福岡店(092)761-0388/小倉店(093)533-1269

レオ・クー
〜古 巨基の巻〜
 スカパーのスターチャンネル・アジアTVが終了してしまった。私が契約するチャンネルは、ことごとく終了する。私の好みは、よっぽどマイナーなのであろうか?不安だっ。
私が好きになる香港明星は、やはりマイナーなのだろうか?気の毒だっ。
まあいいさ、今月はレオの巻。獅子座だからレオなのか?
彼は91年に学校を卒業し、TVBの芸員訓練班に所属。しばらくは「司会のお兄さん」として活躍していた。歌手デビューを果たしたのは94年のこと。その年の新人賞を総ナメにした彼は、当然順調に伸びていくだろうと、誰もが期待したが、レコード会社からの嫌がらせで、暫くの間、干される羽目になってしまった(香港芸能界では時々起こるのだ)。
が、96年「第二最愛」という曲が大ヒットを飛ばし、数々の賞を受賞。辛い日々を思い出し、受賞の度に涙を流し、ついには「泣き虫レオ」という呼び名までついてしまった。その後は順調に活動の場を広げ、香港だけでなく、台湾でも安定した人気を保っていて、勿論日本にも熱烈なファンが多い。プロモーションで来日した際、日本のファンからダイヤの指輪をもらい、困惑していた時のコメントが「無駄遣いをしないでね」だった。あの指輪、今どうなってるんだろう?                  
文/ヴィヴィアン
『レッサーパンダ』
 今年2月に購入した“よかネットカード”。図柄は“ふくおか動物図鑑2レッサーパンダ”で、“「小さなパンダ」という名のとおり、愛くるしい動物です”と書いてある写真。でもね…ど〜みても、そのレッサー君は2本足で直立しながらカメラに向かってガン飛ばしているんですよね(^_^;)。しかも、顔だけ茶色くて身体が真っ黒。たちまち、私の周りでは「これはホントにレッサーパンダなのか?」疑惑が持ち上がり、ついに先日、問題のレッサー君に会うために福岡市動物園に行ってきました。
そもそもキツネの毛皮とネコの顔、おまけにアライグマの尾っぽを持ってるレッサーパンダというのは、中国名で小熊猫。分類は諸説いろいろあるようですが、食肉目レッサーパンダ科とするものが多く、大体、ヒマラヤから中国南部の人里離れた標高2,200m以上の竹林に分布しているようです。体長は50〜65cm、尾っぽの長さは30〜50cmで、顔には白斑、褐色の体毛(四肢と腹は黒っぽい)、尾には輪状の斑紋があるとのこと。
問題のレッサーはどうやらオスのパンパンらしく、他の動物園のレッサーに比べてやけに身体が真っ黒なものの、正真正銘レッサー舎で飼われておりました(当たり前!)。ま、レッサーは夜行性の動物らしく、ワタクシが訪問したお昼はグーグー寝ておられましたが、たまにお客さんが持っているアイスクリームなどにつられて、2本足で立つこともあるようです。皆さんも是非、見に行ってみてはいかがですか?かなりホンモノは可愛いですよぉ!

 文/なかしまさおり

▲ライブ出演のFull Monty
年々凶悪化、深刻化する少年犯罪。出口の見えない閉塞感と諦め感が蔓延する社会の中で、若者たちは自分の夢や希望、可能性といったものを見失ってしまっているのではないでしょうか?
「U=あなた、君自身で」「LAW=基準・限度を作りましょう!」といった願いを込めて名付けられたU-LAWは、そんな若者たちを「叱る」だけではなく、「夢」を感じさせ、その実現への手助けなどをも行なう団体。今回開催されるイベントでは、若者に人気のプロ、アマチュア・ミュージシャンによるライヴはもちろん、ダンス文化人日本第一人者の坂見誠二氏プロデュースによるダンス・コンテスト、ラジオ番組『No-Doubt』の公開録音、DJ Butch氏や深町健二郎氏らによるトーク・コーナー、チャリティ・バザーといった内容が盛りだくさん!青少年が大きな転機を迎える夏休みに開催されるこのイベント。ドラッグの快楽ではない、夢や希望を感じることの楽しさを存分に味わって欲しいと思います。是非、多くの方の積極的な参加を期待します!

 文/なかしまさおり

俺のオースティン・パワーズ  
内容のショボさとギャルの美人度が素晴らしく60年代っぽさを醸す名画「オースティン・パワーズ」をようやく観たのであるが、マイク・マイヤーズは予想以上に熱演してくれて思わず泣いたね。俺ぁ。当時のまんまではないにしても、映画やドラマにありがちな「監督の思い込みによる勘違い設定」がなかったのも嬉しい。60年代ファンのツボをうまい具合に突いてくるんだな、これが。
各種ダンスも概ね合格ラインであるが、BECKのプロモーション・ビデオもパロディーのセンスに長けており、評価に苦しむところ、なんてのはどうでもいいが早速今話題の「ヤフー・オークション」アメリカ編にてグッズを検索。・・・ありゃりゃ、約400点の出品あれど、ビットはほとんどついていなくて寂しいなぁ。かろうじて、フィギア、それも「ミニ・ミー」あたりにポツポツ反応している感じだし。あとは、サイン入りポスターか。意外と人気ないのね・・・。
しかし、あれだね、最近の若者は、どんなポスターを部屋に貼っておるのかね。洒落たポストカードやフライヤー、ちょっとした写真とかはありそうだが、阿蘇山や唐津のペナントになると俺んちくらいのもんだろうな。え?ペナントって知らないの?ま、いいか・・・あと、天井にはノリカの等身大。これはレアよ、まじ。あ?寒い?まぁね、どうせ俺はマイク・マイヤーズをアジア顔にしてさえないカジュアル服を着させた、まったく幼児誘拐でもしそうなルックスだしな。流行る恐怖映画によってアダ名が変わるしよ・・・。

 文/森裕史
※情報は全てBEA VOICE VOL.254発行当時のものです※