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Grapevine SouthBound 2000.6.9(fri)at DRUM LOGOS ●text/Saori Nakashima ●photographs/Yukino Nakanishi |
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わっ、亀井君の頭が金髪になってるっ!!ってな感じで、しょっぱなからファンの度胆を抜いた今回のステージ。メンバーひとりひとりの音の増強・充溢度はもちろん、その身の振り切れ具合はかなり圧倒的で、単純に“ツアー中いくつものステージを重ねただけ”とは言い切れない、何とも見応えのある内容だった。
まさか、本気でラモーンズ化…狙ってる?いやいや、そんないつかの冗談でさえ、マトモに思えてくるほどの衒いの無さと強気の発言。「OK!こっからもっと行くぜ!ついて来いよ」--なんて、以前のアナタだったら絶対に“カッコ悪くて”言わなかったでしょ、田中君(笑)!いや、もっとも、本人たちはただ演りたいコトを気の向くまま、思いのままに演っているだけ。でも、こんなに激しくロックしているバインを一体、数年前まで誰が想像できたと思うって話よ。 「大人のグルーヴ、腰で来いよ!」と客を煽った『JIVE』の色気。初日にはリスト・アップされていなかった『光について』の眩しい拡散。さらには本公演中、ひとつの山場となった『here』での壮大な叙情感。例えばアルバム『Here』のラストで、やりたい放題やりまくった彼らの、狙いと真髄がまさにここで実像となって実を結んでいるかよう。 そう言えば、今回の選曲は、本編ラストに『here』が置かれた4月の赤坂BLITZとは全然違う並びで、前日のロゴスのリストとも若干違った。聞けば、本ツアーでは何十パターン(!)ものセットがあり、日によって、場所によって演奏曲が変化するのだと言う。以前は、あれほどスクエアな方法論で演ってた彼らが、遂にこんなところにまでラフのダイナミズムを持ち込んだのかと思うと、何だか期待で胸がワクワクしてしまう。だって、行き場のない内省からスタートしたGrapevineという素晴らしき詩情が“望みの彼方”で『ダイヤグラム』を手に入れて、なおかつ《南へ行きたいのさ》という至極、明快(でいて《もう後に引けん》という肝の座り具合)な行き先を打ち出したのは、きっとこの先に“もっとスゴイ何か”があるってことだろうから! おそらくこの号が出る頃には、次なる音源の制作も始まっているはず。このツアーの最終日が日本の“南”、沖縄で終了したことも含めて、これからの動きに要・注・目だ! |
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M1. 想うということ/M2. 鳥/M3. カーブ/M4. JIVE/M5. SUN/M6. リトル・ガール・トリートメント/ M7. ポートレート/M8. 光について/M9. 坂の途中/M10. 永遠の隙間/M11. here/M12. Reverb/ M13. コーヒー付/M14. ナポリを見て死ね/M15. いけすかない/M16. Scare/M17. 覚醒/ M18. ダイヤグラム EN1. 手のひらの上/EN2. 南行き |
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