|
|
|||||||||
6月7日に全国ツアー《下剋上エクスタシー》が終わったばかりだというのに、何やら林檎の周りが騒がしい。 |
|||||||||
![]() |
|||||||||
|
|
|||||||||
さて、謎の…とは言っても、その正体は誰もが知ってる新人(?)バンド。メンバーはVo.&B.椎名林檎、B.村田純子(from
八王子ガリバー)、Dr.吉村由加(from DMBQ)、G.田渕ひさ子(from NUMBER GIRL)、B.鳥井泰伸(from GAJI,ex
PANIC SMILE)という強者揃いで、福岡、広島、関西、東京を《御起立ジャポン》と題したツアーで巡業中。しかも、この日会場内で配られた宣言文には次のようなくだり--「我々は、今ここに我々の音楽や表現・芸術・感性・感情・面持ちや雰囲気といったものを総動員して御起立します。この我々の企てが暴力無き武装蜂起であり、我々の我が闘争であり、御起立なのです」--があり、このバンド--田淵ひさ子のオルタナ感あふれるギター・リフと吉村由加のぶっといドラム。加えて、他に例をみない村田純子、鳥井泰伸、椎名林檎という重層かつ強靱なトリプル・ベース--が単なるお遊びバンドではないという決意も伺える。ただし、バンド名が“発育”なだけに、演奏曲のタイトルや方法論には遊びがいっぱい。例えばオープニングSEはシューベルトの『野ばら』で始まり、続いて『発芽』→『悪い苗 善ひ萌』→『害虫駆除』といった具合にだんだんと成長過程が示されるというユニークな構成。歌詞も♪ソラドシドレソ、ソラドシドレソ…とひたすら音階を繰り返すだけのサビとか、押し倒してヤッちゃう…みたいなドキッとする言い回しで、インパクト大。曲自体はいずれも3分前後の、武器で言えばいわば手榴弾のような即爆発型のモノであったが、それだけに椎名林檎ワンマンの時とは全く違った楽しみがあった。 そう言えば今日のステージを見ていて、ふと思い出したのがももちパレスで開催された数年前の某フェスティヴァルだ。田渕ひさ子、時津梨乃、椎名林檎という、最近ではともさかりえの『少女ロボット』でも競演中のこの3人が揃って出場していた伝説の(?)ステージ。う〜ん、なんだか感慨深くて、しみじみしちゃった。しかしながら、一時期、本誌も含めた各音楽誌にて「椎名林檎はアルバム3枚で終わる」発言をしていた林檎嬢。この発育の“御起立”の先にあるもの、あるいは後ろに控える我々の“御起立”いかんによっては、それが現実となる日も来るのだろうか? いずれにしても今後の“発育過程”が非常に気になるライヴであった。 |
|||||||||
![]() |
|||||||||
![]() |
|||||||||
【ロレッタセコハン】M1.新曲1/M2.デスパレード/M3.新曲2/M4.ムーン/M5.タンゴ/M6.新曲3/M7.どんがら/M8.2拍3連/M9.新曲4/M10.グラインド/M11.7拍子/M12.メンズラスト 【発育ステータス】M1.発芽/M2.悪い苗 善ひ萌/M3.害虫駆除/M4.生え抜き/M5.膨んできちゃった/M6.はいはい/M7.たかい たかい/M8.咲かせてみて/M9.今夜だふ/M10.雌花 故 雄花/M11.光合成 |
|||||||||
|
|
|||||||||
|
|||||||||