WEB BEA VOICE Vol.257 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET


Sky Jamboree 2000〜勇気・自由・解放〜
2000.8.12(sat) at 稲佐山公園野外ステージ
●text/Saori Nakashima ●photographs/Tomofumi Yamada
 8月12日、稲佐山。青空、緑、遠くに海!! という、この上なく素晴らしいロケーションの中、今年もあの、とびっきりゴキゲンな野外イベント“Sky Jamboree”が開催された。
開演時間は真昼の2時。スマイリー原島さんの饒舌なMCと共に、トップ・バッターとして飛び出して来たのはGOING STEADY。雲ひとつない快晴の空の下、ちょっぴり泣かせるMCのコトバとそのストレートなサウンドに、思わずウルッと涙腺がゆるんで飛行機雲を見つめてしまう…あぁ、若いっていいなぁ、素晴らしいなぁとその潔いロックで、気分は早くもSO HIGH!GO!続いて登場したのは平均年齢22歳という、これまた若さあふれる福岡のバンド、CURB CREAM。彼らのライヴを見るのは約1年振りだが、以前よりも俄然、増したメジャー感に頼もしさ、キラリ。もちろん、ラップあり、メロディありの多彩なツイン・ヴォーカルで会場を一気に熱くしてくれた。で、ナント!お次は早くもKEMURIが登場。慌てて前方へと駆け寄るファンの猛ダッシュと壮絶なモッシュに、会場はすっかり土煙りの嵐へ…。当然、ステージもそれに応えるかのごとく、熱く、熱く、どこまでも熱く、P.M.Aに裏打ちされた素晴らしいライヴを見せつけてくれた。また、言わずもがな17年のキャリアを誇るハードコアの雄、AGGRESSIVE DOGSは新旧織りまぜたナンバーで怒濤のサウンドを展開。後半では昔のメンバーも駆け付け、まさに“継続は力なり”のステージをたっぷり堪能させてくれた。そして、PENPALS。先日のTMC2000での興奮も覚めやらぬまま、青空の下、自由奔放に掻き鳴らされるロケンロー。続く、独自のスタイルで痛快なサウンドを叩き付けるSNAIL RAMP共々、終始オーディエンス跳ねまくり!のベスト・アクトで、でっかい夕陽を呼び込んでくれた。そして、次なるバンドはズボンズ。 9月号の巻頭インタビューにもある通り、国内での活動を一時停止して以来、久々のライヴ。しかも長崎はドン・マツオの故郷とあって期待も上々。ちょっとばかしの機材トラブルなんざぁ、お構いナシよってな具合で、爽やかな風吹く夕暮れの空をバックに、最高のロックン・ロールを聴かせてくれた。もちろん、トリは向かうところ敵ナシのPOTSHOT。MCではRYOJIが「ジャンケンで負けたから(トリになった)」と笑っていたが、この約7時間におよぶ一大イベントのクライマックスには、実にもって来いのナイス・キャスト!10月にリリースされるというアルバムからの新曲もイチ早く披露し、天上に光る月と星、そして会場のオーディエンスすべてを魅了するパフォーマンスで大きな感動を残してくれたのだった。
“また来年も来たいね”…きっと長崎港から打ち上がる美しい花火を見ながら、多くの人たちがそう思ったことだろう。Sky Jamboree 2000--最高の夏をどうもありがとう!!

GOING STEADY/CURB CREAM/KEMURI/AGGRESSIVE DOGS/PENPALS/SNAIL RAMP/ZOOBOMBS/POTSHOT