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「もともとレトロっていうか、大正浪漫っぽい雰囲気っていうのは好きでなんですよ。でも、それを意識的に曲に反映させようとは思ってなくて。多分、アタシの実家にあるエレクトーン…それはアタシが幼稚園の時に中古で買ったモノなんですけど、それがすごくちゃちぃ音で、それで作曲とかをしてたからそういう雰囲気になっちゃったのかもしれないですね(笑)。ただ、デビュー曲の『昭和喫茶』については、作る時に既に題材があって。それは美輪明宏さんが昔、昭和初期の頃にシャンソン喫茶で歌ってらっしゃったというテレビ番組で、“シャンソン喫茶と美輪明宏の歴史”みたいなモノが流れていたんですね。で、それを見た時に、あ、昭和初期の喫茶の感じがいいなぁと思って作って。でも、その時にそういう古い楽器っていうのは独特の趣があるんだなぁというのは気付きましたけど。あと、日本文学が好きなんですね、太宰治とか寺山修司とか。で、作家によって笑い方にも特徴あったりして、言葉の使い方が面白いなって思うんです。昔っぽい言葉の表記とか。だからそういうところではアタシも歌詞を書いてて、表記にこだわりたいなっていうところはありますね」 ■ライヴの雰囲気はどういう感じ? 「主に弾き語りです。アタシがハモンド・オルガンを演奏して、後ろにギターかベースでついてもらって、時々はクラリネットも入るという…わりとこじんまりしてるかな。でも、曲の合間とかには小ネタとかも披露してるんですよ。“モモカの3分間クッキング”とかって言って、自分で選曲した曲に合わせて大分県の郷土料理のレシピを紹介したり(笑)、あとは“傑作2分小説”っていうタイトルで2分間小説を朗読したり。是非、九州の皆さんにも見てもらえたらなぁとは思うんですけど」 「高校1年生の時に友だち3人で放課後に居残りしてたんですね。その時に“宇宙ってあると思う?”とかっていう話になって盛り上がったんですけど、普通は壮大すぎて全然意味のないような事も、その時のあたしにはすごく意味があったというか…それがきっかけで“私、哲人になりたい!”って思ったんです。で、実際、今、哲学科に行ってるわけなんですけど、すごい変人扱いされるんですよ(笑)。例えば“歯学科(の人)を見たら変人と思え”っていうのがあって。その続きに“こいつ歯学科にしては変なヤツだと思ったら哲学科と思え”って言うらしいんですけど、ヒドイですよね〜(笑)」 「やっぱりアルバムを作りたいですね。特に、これまでに出してきたマキシ・シングルがそれぞれに1曲目は昭和の喫茶店、2曲目は労働、3曲目は旅っていうテーマがあったので、アルバムも何か面白いテーマで作れたらなぁと思います。あと、今は大学と音楽を両立という感じでやってるんですけど、私にとってはそのどっちもが良い感じで影響を与え合っているので、これからももっともっとアカシモモカの世界が深くなっていくよう頑張りたいと思いますので応援してください。モニャ!」 |
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| ●アカシモモカ(明石百夏)/81年9月1日大分県佐伯市生まれ。99年3月作品集その一『昭和喫茶』でデビュー。00年4月より大学の哲学科に進学、上京。 http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/MomokaAkashi/ ●New Maxi Single『旅の宿』ヴィレッジ・レコード¥1,223(tax in)NOW ON SALE! ●アカシモモカの連載コラムが本誌12月号(11/25発行)よりスタート!お楽しみに。 | |