WEB BEA VOICE Vol.258 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET


KICK'a'BOUT
2000.9.21 (thu) at DRUM Be-1
●text/Saori Nakashima ●photographs/Tomofumi Yamada

天高く馬肥ゆる秋の良日。心の中までおなか一杯にしてくれるロックなイヴェント“KICK'a'BOUT”が開催された。
トップ・バッターは、この日、新曲『音も光も無い場所で動くことをやめた心』をリリースしたばかりのBUGY CRAXONE。今年初めのツアー以来、約半年振りの福岡とあって、メンバーともども会場は少しばかりの緊張感に包まれながら1曲目『ミシェル』でバースト。何より目を惹くのはフロントに立つ鈴木由紀子のヴォーカルの肉付きで、これまで断崖絶壁のギリギリ感に支えられていたその足下に、少しばかりのタフネスさが加わっているのが印象的だ。5曲目では11月22日にリリースされる2nd Album『歪んだ青と吐けない感情の底』から『月光』もイチ早く披露され、来年行なわれる全国ツアーへの期待を高めるステージとなった。
続く、4月のワンマン・ライヴでもその正統派ロックの醍醐味をたっぷりと味わわせてくれたnorthern brightの面々が登場。ザクッとした肌触りのギター・サウンドを核に、その飄々とした風貌からは想像できない男臭さ、泥臭さの漂うロックで空気をガッーと盛り上げ、12月6日にリリースされるというNew Albumから『LOOK BACK IN ANGER』も演奏。ライヴ・バンドとしての手応えをキッチリと感じさせてくれた。
また、ここ1年で、より濃度の高いロック・バンドへの進化を見せてくれているFLOWER COMPANYZは“オリンピックよりも熱く!”をキーワードに(?)しょっぱなからテンション全開のアクトで圧倒。春のツアーに続き、ヴォーカル・鈴木圭介のギターがエレキであるということ、そして6曲目『JUMP』で見せた長い長いジャムセッション的間奏の高揚感など、実に見どころ満載なひとときだった。
そしてラストは言わずもがなのJITTERIN' JINN。スカ、レゲエ、カントリー、ブルース…彼らの根っこにある多彩な音の宝箱から次々と繰り出されて来るオンリー・ワンなナンバーの連続に、改めて彼らの偉大さを実感。『恋は突然』『マリアン』といったライヴではお馴染みの曲に加え、『夏祭り』『プリプリダーリン』『プレゼント』といった懐かしのナンバーまでたっぷり12曲、充実の内容で客席を踊らせてくれた。11月1日はNew Album『BANZAI ATTACK』もリリース予定。こちらの方も楽しみにして待つと致しましょう!


【BUGY CRAXONE】M1.ミシェル M2.罪のしずく M3.虹 M4.ピストルと天使 M5.月光 M6.キラキラ M7.枯れた花 M8.音も光も無い場所で動くことをやめた心
【northern bright】M1.Barabajagal M2.Adventure  M3.Brand New Soul M4.Bright Young Things M5.wildflower M6.My Rising Sun  M7.Look Back In Anger M8.Heavy Rock
【FLOWER COMPANYZ】
M1.SOUL BOME ATTACK M2.センチメンタルエンジン  M3.トラッシュ M4.BELLBOTTOM JACK  M5.東京ヌードポエム M6.JUMP  M7.俺たちハタチ族 M8.恋をしましょう
【JITTERIN' JINN】M1.恋は突然M2.マリアン M3.ボロボロ M4.CALL ME M5.HI WILD MY BIKE! M6.青いカナリア M7.夏祭り M8.プリプリダーリン  M9.やけっぱちのドンチャラミー M10.自転車 M11.黄金の夜明け  EN1.プレゼント