WEB BEA VOICE Vol.258 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET

バンビーノ☆ラジオ
  女の子の元気が良い。メジャー、インディーそしてジャンルを問わずに活躍が目ざましいようだ。虚構を歌うにしろ現実を歌うにしろ嘘っぽさがない。そんな女の子のエネルギーの力強さには驚かされる事が多い。さて、そんな訳でサウンドトラックお薦めのギャルバンを紹介しよう。今回は3ピースのギャルバン「バンビーノ☆ラジオ」だ。ジャンル的には、「ギャル☆ROCK」でキーワードは「決して甘くない」とのこと。そこで、彼女達の面白い話しが聞けたので紹介しよう。先ず、影響を受けたジャンルはROCK系、オルタナ系、打ち込み系と各メンバー幅広い。バンドのセールスポイントについては「カワイイフリしています。でも、実は激しいです。ギャルバン好きな人は見てみて下さい。あと、みんな身長低いです。155センチ以下です。きっと甘くないです。まるで人生です。でも、がんばってるフリしてます」と非常に興味深いコメントをもらった。最近の女性アーティストの活躍については「活躍していくのは嬉しいことです。ただ、稀少価値やめずらしさだけでは悲しいことです。もっと厳しい目を持って見るべき。しかし、ヒステリックな部分などは女性にしか出せないので、おもしろくて好きです。女性バンザイ!」音の面での個人的な感想としては、楽曲の組み立てが面白く、なかなかハードな演奏で、ボーカルの声質が中枢神経を刺激するような印象を受けた。ライヴ活動も積極的に行なっているようで、12月には自ら主催するイベントをビブレホールで予定している。今回、彼女達を取り上げて確信したのだが、「真剣にバンドをすること」には性別はまったく関係ない。ただ単にリスナーサイドが男女を分け聴きしているだけだ。音楽をやる者にとって重要なのは性別ではなくベクトルではないだろうか。その同じ進むべき道に於いて男の武器、女の武器をを使うことには大賛成だ。そんなベクトルの中でバンビーノ☆ラジオは上手く「女」を表現し、利用しているのだろう。
●バンビーノ☆ラジオ プロフィール 1999年3月結成。大学のサークルで知り合ったのが結成のきっかけ。3ピースのギャル☆ROCKバンド。現在のメンバーはBa.Vo.みか(20)学生、Gu.イタニ(20)学生、Dr.カヤ(21)学生の3人編成。ライヴ活動は主に福岡のビブレホールで行なっている。
■the sound track recording studio■ 2-3-46-1F WATANABE-DORI CHUO-KU FUKUOKA
810-0044 JAPAN 092-781-8855

悪意/A HOPE ON THE CONCRETE
BLOOD SUCKER/BSR058(CD/12")

  北九州ハードコアシーンに古くから関わるex.BANDIT、ex.LEGACY、ex.SLAUGHTERのメンバーによるグループの2ndシングル。CDは新曲+アナログのみでしか発売されなかった1stEPを収録、アナログ12"には新曲とLIVEを収録した別アイテムになっている。流石に80年代のハードコアを通過してきた猛者共によるサウンドはコア?ミクスチャー?って感じで怒濤の様に鋭いサウンドが畳み掛けてくる、Mixのバランスの為かもしれないが1stで聴かせたカオティックさよりも若干パンクロック色が強まったかな?とも思えるがその分、Vo.小出の怒り、苛立ちそして自分自身へにも向けられた辛辣な歌詞がストレートに突き刺さってくる。所謂ジャパコアのサウンドを継承し、先駆者達と比べても遜色無いどころか、溢れ出る力を感じられるのは、彼等が惰性では無く、今、自分の立ち位置に真正面に向かって演り続けているからだろう。ライヴハウスのビリッとした雰囲気にちょっと怯えながらも居心地は悪く無かった奴なら絶対に好きな音だ、ステージの上にバンドが立った瞬間に緊張感を感じさせてくれ、一時もステージから目を離す事を許さないぐらいのテンションを一気に放出する、私にとってハードコアってのはやっぱりこんなバンドなんだと再認識 させてくれた。
■株式会社ボーダーライン カメレオンレコード■福岡店(092)761-0388/小倉店(093)533-1269

最終回
〜香港明星大集合の巻〜

  原稿が遅くなって、焦っている。ごめんなさい。忙しさと収入は正比例しないものだと思う秋の入り口である。さて本題に入ろうか・・・。この写真は、3年前、セントラル地区にあるタマール広場で、「スターズスペクラキュラー」という大規模な音楽祭が3日連夜で行われた時の記者会見に集合した香港明星達。ニコラス・チェもエリック・ソンも皆少年のよう。この記者会見はホテルで行われ、記者は円形テーブル(中華のね)に座り、スタッフに「誰にインタビューをしたい」と申告をすると、スタッフがその明星を、記者のテーブルまで連れてくるという至れり尽くせりぶり。時間が経つにつれ、和気あいあいムードの会場になり、申告していない明星にマイクを向けても無問題(モウマンタイ)。プライベートな事に突っ込んでもこれまた笑顔でモウマンタイ。香港明星は記者を敵に回す恐ろしさと、味方につけたときの有利さをちゃ〜んとわかってる。そんな笑顔にだまされた(?)私も、このコラムで取材こぼれ話を書かせてもらうことができましたが、それも今回でお暇をもらう事になりました。また、パワーアップして帰ってくるから、その時はまた、読んでちょっ。多謝。          文/ヴィヴィアン

『Let's Try Sagaben!!』

  先日、とある仕事でネット・サーフをしていたところ、我が故郷の佐賀に『Saga Internet World』なる生活情報サービスサイトを発見した。中でも佐賀の知られざる方言の世界を解説した『Let's Try Sagaben!!』(要するに佐賀弁講座ね)は、佐賀弁初心者からディープな上級者まで便利に使えるスグレモノのコーナー。佐賀でよく使われている(?)方言が50音別で掲載してあり、例えば【な行】では、「なし?=なぜ?」とあって、その活用形として「なしか」「なしきゃー」などが並記されていたりとか、「なんかかっ=もたれかかる」「ぬっか=温かい、暖かい、暑い」「ねーこむ=めり込む、潜り込む、割り込む」「乗いきらん=乗れない」など、御当地ならではの言葉も満載。さぁ、佐賀県出身の友人や恋人を持つあなた!これさえマスターすれば彼、彼女と円滑なコミュニケーションがとれること請け合い?!Go To 蟻地獄ぅ〜。 ※さらにハマってみたい方は地元で大人気のにわか劇団「筑紫美主子」一座の公演を是非!!
http://www.sphere.ad.jp/sagincom/develop/sagaben.htm

文/なかしまさおり


またまた今頃ですがVELVET GOLDMINE観ましたよ。
  久々復活の映像班でございます。今まで休んでいたのは何故かというとスペースが無かっただけです。はい。イマイチおもろくないという意見も聞かれたようですがそんなこたぁ知らぬ存ぜぬ、というわけで、何となく映画からも遠ざかっておりましたがそんなある夜。疲れて帰り「もう今日は音楽聴かんぞ!」と、滅多にスイッチに触らぬテレビをオン!で、スカパー映画チャンネルをサーチしたところ聞いたことあるタイトルを発見、開始までの一時を食事に充て、缶ビールを冷やしつつ待機であります。この「ベルベットゴールドマイン」なる作品は、1970年代前期〜中期にかけて英国を席巻した「グラム・ロック」期のロック・ミュージシャンの栄華盛衰を題材にしたもので、いきなりイーノのサウンドから始まり、ボウイ、マーク・ボラン、スレイドといった代表曲がBGM。知らない曲は、この映画用のオリジナルか。主人公の役どころは、なんとなくデヴィッド・ボウイ。で、イギー・ポップやイーノらしき人物らがグラマラスなステージと刹那的な同性愛を演じ、なにげに感動を呼ぶ。ま、後日この映画を知人に話したとき「あ、あれね。ダメ、ダメ。なんつっても、あれがボウイじゃ許せない」とあっさり却下されたが、タイタニックでも充分感動できる俺だもの。ちょっと切ないストーリーがあって好きな音楽満載とくれば、言うことないでしょ。ちなみに、イエローモンキーのファンは必見ね。あ?とっくに観てるか。失敬!    文/森裕史


※情報は全てBEA VOICE VOL.257発行当時のものです※