WEB BEA VOICE Vol.259 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
遠回りでブルースにたどりつけた
●インタビュー・構成/荒木英喜
 彼らは2000年の今年、10周年を迎えた。あの伝説の深夜番組「イカ天」に出演し、世間を驚かせたのが89年。この10年で彼らは独自のブルースに辿り着いた。今回は、10周年や最近リリースされた作品について聞いた。
−10周年の感想と、これまで続けてこれた秘訣を教えてください。
BEGIN「デビュー当時、“ブルース・バンド”と呼ばれることにプレッシャーと自分の力のなさを感じていて、3人で“10年後にBEGINのBl uesを完成させよう”という話をよくしていて、それが今年!!10年間いろいろな音楽と出会えて、あっという間だったし、長かったし、とにかく遠回りでブルースにたどり着けた気がします」。
−9月にリリースされた『BEGIN』では、ベスト盤以外で初めてタイトルにバンド名を使いましたね。自信作だからですか?
BEGIN「とにかく10年かけてこの『BEGIN』というアルバムが出来た気がします。今年リリースのCDは、どれも自信作です」。
−『BEGIN』は、すごく温かみを感じます。コテコテのブルースじゃなく、この温かみがBEGINらしいと思いますが、どんなことを考えて作ったんですか?
BEGIN「演奏はムダなダビングなし、3人だけで、ドラム、ベース、打込みなしというBEGINの一番シンプルな形でやりたかったのと、英語に逃げずに、日本語を大事に唄いたかった」。
−『ビギンの島唄〜オモトタケオ〜』を作ったことによって、島唄に対する意識の変化はありましたか?
BEGIN「自分の血の中にある音楽のすごさ。沖縄音楽の奥深さみたいなものと、島唄といっても半分は標準語で書いたので、日本語の美しさ、おもしろさを改めて見直すことができました」。
−読者にメッセージをお願いします。
BEGIN「九州の方にはなかなかライヴに行けてないので、来年はもっともっと行こうと思ってます。ぜひ、遊びに来て下さい」。
●比嘉栄昇(Vo)、島袋優(Gu、Cho)、上地等(Key、Cho)の沖縄県石垣島出身の3人組。小学生の頃よりの“竹馬の友”だった3人がそれぞれ上京し、BEGINを結成。1989年TBS「平成名物TVイカすバンド天国(通称:イカ天)」に出演、イカ天キングに輝く。1990年シングル『恋しくて』でデビュー。今年10周年を迎える。

10周年記念ALBUM
『BEGIN』
¥3,045(tax in)/テイチク

NEW SINGLE
『風(かじ)よ』
\1,050(tax in)/テイチク