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『わんシネマ?!』
先日、天神から新宿までのキング・オブ・深夜バス「はかた号」に乗車したときの事。車中にて『奇跡の山〜さよなら、名犬平次〜』(1992年作品/東宝)なる映画を鑑賞。主人公は清楚な美少女、中江有里で、九州・大分県の九重連山を舞台に、心に傷を持ち失語症に掛かってしまった少女と登山犬の交流が描かれていく…といったモノ。まぁ、内容はともかくタイトルにもなっている名犬・平治(実はメス)は実際に存在した犬なんだそう。映画ではそのすごさがあんまり伝わってこなかったんだけど、後で調べてみたら“多くの遭難を防いだガイド犬”として地元では超有名。現地限定販売の無農薬・有機栽培「缶茶」(写真)のキャラクターにもなっているほどで、長者原の九重登山口には“名犬平治の像”まであるそうな。だったらもっとメインで描いてくれ〜!と言いたいところなんですが、実は半分以上は退屈すぎて寝てました…スンマセン。そういえば日本には思いつくだけでも『黄金の犬』、『ガクの冒険』、『ドン松五郎の生活』、『南極物語』、『ハチ公物語』、『マリリンに遭いたい』…と犬をフィーチャーした映画がたくさんあって、犬好きの間では“わんシネマ”と呼ばれて親しまれているのですが、作品の出来、不出来は必ずしも動物の可愛さ、名犬ぶりとは比例しないようで(苦笑)見ないと分からん、分からん、蟻地獄?!とりあえず、九州が舞台なのに広島弁…の文太さんも拝見できるということで、是非とも一度『奇跡の山』を。
▲『奇跡の山 さよなら、名犬平治』(出演:中江有里、渡瀬恒彦、烏丸せつこ、菅原文太 他/主題歌:中島みゆき『誕生』)。
舞台となった諏峨守越(すがもりごし)の“すがもり小屋”は三俣山と硫黄山の鞍部から成る標高1540mの峠に実在。95年の硫黄山噴火時に閉鎖、97年10月解体されたが、今年の夏めでたく再建されたらしい。
文/なかしまさおり
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