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| 虹色の顔を持つ男達。 |
文/なかしまさおり TEXT by Saori Nakashima
写真/山田トモフミ PHOTO by Tomofumi Yamada |
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SPECIAL 
INTERVIEW
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98年9月にマキシシングル『アモレゴ』でメジャー・デビューしたcool drive makers。
ちょっぴりスウィートなメロディー・ラインとソウルフルなサウンド。そして、何よりも“楽しさ”を 徹底的に追求したライヴに定評のある4人が本誌にいよいよ初登場!
今回は12月13日にリリースされるニュー・アルバム『DYNY[ディニー]』と来年1月からスタートする 2度目の全国ツアーについてメンバー全員に話を聞いた。
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--cool
drive makersというのはもともとアメリカ留学中にネモさんとヤマさんがバンドを組んだことから出発してるんですよね?
ヤマ「ええ。すごい田舎の学校だったんで、他に遊ぶ場所がなかったんですよ。 で、たまたま寮の部屋が(ネモと)隣で、自然に楽器弾けるヤツが集まって演ってたというか。
それで、日本に帰ってからネモがオリジナルのバンドが演りたいということで、この4人が集まって…というか、見た目の揃うヤツを集めていって」
--“見た目”ですか?
ヤマ「そうそう(笑)。 普通は音楽の趣味とかで集めるじゃないですか。 でも、俺らはとにかく見た目重視というか服装、まぁ人間性もあるんだけど、そういうので集めて。だから趣味は全然違うんですよ。
ジャズやビートルズが好きなヤツ、パンク好き、ハードロックにロカビリー…もうそりゃあ、始めてビックリ!みたいなね(笑)」
--でも、そういうバラバラな個性をバンドのプロデューサーでもあるネモさんは、どうまとめてったんですか?
ネモ「う〜ん…始めて1ヵ月で諦めましたね(笑)。というか、このバンドの場合、そういうバラバラ感を逆に生かさないといけないんじゃないかって。もちろん、ある程度の試行錯誤はしてみたんだけど、結局はジャンル的解釈というより、個人的に出てくるフレーズみたいなのをバンドとしてどう引き取ってまとめていくかっていう作業の楽しさに気付いたっていうか。
そっちの方が正しいんじゃないかと」
--それぞれの個性を生かしつつ、それ自体をオリジナリティにしていく…そういう意味ではアルバムのインストゥルメンタルが結構顕著な例ではありますよね?
ヤマ「ですね。 ジャズでもロックでもないし、4人のキャラクターがまんま出てるっていう、不思議なね(笑)」
--でも、曲を作る立場としてはどうだったんでしょう?その“始めて1ヵ月で諦め”て以降、変化しました?
ネモ「変わりましたね。というか、今でも常に変わっていると思います。それぞれがそれぞれの一番良いポジション、良い姿っていうのをどんどん見つけていっているし、それと同時に曲も進化し続けてる感じはありますから」
--“進化”…いいですね、その言葉。 確かにアルバムを例にしても、ファースト、セカンドとちゃんとバンドの進化過程が音として感じられる作品ですよね。
特に歌詞の部分だけをとってみても、セカンドではわりと泣いてる場面が多かったのが、それ以後の楽曲ではグッと前向きに変化している。ということは自ずと『DYNY[ディニー]』に対する期待も高まるわけであって(笑)。
ネモ「うん、そうですね。 ただ、セカンドはあの時点でどうしても必要だったと思うんですよ。 ファーストが“陽”だったとしたらセカンドは“陰”…そういうツラさとか哀しみっていうのは、やっぱりあるんだっていうのを示すという意味ではね。で、あの2枚があったからこそ今回のアルバム『DYNY[ディニー]』が出来たと思うし、例えばその中の先行シングル『アゲハチョウ』にしても…蝶々って真っすぐ飛ばないじゃないですか。
あっち行ったりこっち行ったり、ヒラヒラしてて、それが不器用な僕達を表してるみたいだなぁと思ってて。でも、それでもとにかく頑張って飛んでこうっていうか、さっきの進化っていう部分でも絶対的に前向きな気持ちは失わないっていうのが見えてたわけだし、この曲をキーにアルバム全体がすごくストレートに…ホントに服を脱いでる感じで開けていってると思うんですよ。
しかも“この4人でやってるんだ!”というホントにバンドらしいバンドのアルバムになってる。 だからこそタイトルに、ダイちゃん、ヤマちゃん、ネモくん、ユウシくんの頭文字を取って(笑)、『DYNY[ディニー]』とつけたわけであって、誰の手も加えてなくて、4人だけで試行錯誤しながらやってるというところでもここ最近あんまりないタイプのアルバムかなぁって思いますね。
だから1回目聴いて“あ、楽しいな”って思って、2回、3回聴くと“あ、こんな音出してんだな”っていう聴き応えもすごくある」
--しかも今回はレコーディングの合間にライヴもこなし、“ライヴ感”という部分でもアルバムに反映されるところは大きかったんじゃないですか?
ヤマ「そうですね。 それはすごく良かったですね」
ネモ「うちは楽曲もそうだけど、ライヴ自体が決してリスナーに投げっぱなしにするんじゃなくて、一緒に楽しんだり、考えたりっていう感じで演っているから。
それがレコーディングとか曲作りに繋がってくって部分ではかなり大きかったと思いますね」
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--さて、アルバムリリース後は2度目の全国ツアー、しかも福岡初日で始まるツアーが控えていますが。
ユウシ「やっぱりワンマンで全国を回るっていうだけでも、テンション上がるし、すごい気分が盛り上がりますよ。 特に福岡はあったかく迎えてくれるし、こっちも完全燃焼できるというか」
ダイスケ「うん。 僕も福岡はすごい好きなんですよ。 ある意味、お客さんのね、ノリがすごく冷静なんだけど、アンケートとかにはビッシリ感想が書いてあったりして、ちゃんと聴いてくれてんだなぁっていうのが分かる。
だから今回のツアーでは九州男児…いわゆる男気のあるロックをいっぱい聴いてる人たちにも是非、見てほしいと思いますね。 やっぱり博多ってロックなイメージがあるじゃないですか。
そういう人たちにも届くライヴが演れると思うし」
ネモ「うん。 とにかく僕らのライヴって、初めての人でも気負い無く来れるライヴだと思うんですよ。曲とか知らなくて、CD持って無い人でも絶対に楽しませる自信があるというか。
あ、あとこれは僕個人的になんですけどね、九州は可愛い子が多いいし、オシャレだから早く行きたいんですよ(笑)。特に天神のZ-SIDEのあたりとかは東京の代官山にすごく雰囲気が似てて落ち着くし、熊本の上通りとかだったら自分の好きな服とか結構揃ってるし。
う〜ん…だから今度のツアーでは地元(福岡)の友だちを是非、作りたいなと。 もちろん、男でも女でもどっちでもいいので友だち募集中!ホントに近寄りやすい普通の若者なのでよろしくと、書いておいてください(笑)。
まぁ、とにかく福岡は初日なんでね、できればお手柔らかにお願いします(笑)」
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cool drive makers:
ネモ(Vo&Gu)、ダイスケ(Key)、ヤマ(Ba)、ユウシ(Dr)
96年結成、97年11月apart.RECORDSよりアルバム『GOOD COOL TRAIN』リリース、 98年9月Maxi Single『アモレゴ』にてメジャー・デビュー。
これまでに8枚のシングルと2枚のアルバム、アナログ盤をリリース。 00年3月には初の全国ツアーを敢行し、各会場すべてをSOLD OUTさせた。
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●New Maxi Single
『アゲハチョウ』
キティMME/¥1,223(tax in) |
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●New Album
『DYNY[ディニー]』
キティMME/¥3,059(tax in)
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