WEB BEA VOICE Vol.259 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
Text by Saori Nakashima
それはまるで、テレビの深夜放送が終わった後のブラウン管の中。流れていくのはモノクロームの映像。まるでデザインチーム・TOMATOが創る、あの粗い描写--例えば映画『セブン』のタイトル・ロールを想像してもらえば話は早いかもしれない、ザラザラとした意識の彼方で感じるほのかな光…青。いや、これはBUGY CRAXONEの2ndアルバム『歪んだ青と吐けない感情の底』に感じる極私的なイメージの一片に過ぎないが、この良い意味で神経を逆撫でされるような、でいて安堵感の漂う感覚は一体なんなんだろう。“まるっきりのアンサンブル”で作り上げたファースト(『blanket』)。ある意味、4人の個性をバラバラなままで戦わせ、バラバラなままで収録したそれとは違う、直線的な一つの流れ。「一点集中」--今回のアルバム(そして先行マキシ『音も光も無い場所で動くことをやめた心』)を表現するのにもっとも相応しい鈴木由紀子の言葉。それは“見えるようで見えなかった曖昧なイメージ”をようやく自分たちの手で、音として現実に引きずり下ろしたという強い“自信”と“オリジナリティ”の証。たとえ“エゴ”だと言われてもそれはそれで一向に構わない。そんなことで「いちいちヘコまない」のが今のブージー。「だってさ、ビギナーズラックはもう通じないでしょ(笑)!」--さて、鈴木由紀子嬢のこの強気発言の裏には何が…。次号、久々のインタビュー登場を待て!                           

2nd ALBUM『歪んだ青と吐けない感情の底』
01.夜明け 02.音も光も無い場所で動くことをやめた心 03.Milk Barで 04.夢想家 05.猫の居るソファ06.月光 07.虹 08.うたかた 09.日傘 10.体 11.ほどかれた胸



text by Yu-shi Mori
 先月号のディスクレビュウでも紹介した、コア系によるボブ・マーリィのトリビュート盤、ほとんど聞いたことがないバンドやユニットだと思いつつ、届いた資料を見てびっくり。BACK DROP BOMBやSHOLDER HOPPER、SCAFULL KING、SOBUT、PASSENGERなどのメンバーが大挙して参加していた! ドラゴンアッシュの馬場育三(B)、桜井誠(Dr)らとユニットを組みライヴ活動も行っている、若干18歳のジャーヴィスが、Aochin(cembalo)のギターをバックに歌う『レデンプション・ソング』のストレートなカヴァーに涙、涙。なんでもこのトラックは伊豆の山奥で録ったそうな。ほか、このセッションから本格的活動に入る『クオーター・フーリガン』(YOSHIYA/ex.SOBUT)や『トロフィー』(4106/SCAFULL KING、YOPPU/SHOLDER HOPPER)らの今後も楽しみだ。10月に渋谷クラブエイジアとブエノスの二次元会場で開催されたレコ発イヴェントも大盛況だったとのこと。年末には500枚限定のアナログ盤もプレスされることが決定。枚数が少ないので、下記アドレスでチェック!
http://www.nomimax.com


ハードコアスピリットに宿るボブ・マーリィの音楽と愛。
Bob Marley Tribute V.A./『SPIRITUAL HEARTBEAT』