WEB BEA VOICE Vol.260 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
2ndアルバムは、さらに前進するための核になる
●インタビュー・構成/荒木英喜 Photo・山田トモフミ
 ある意味、1stアルバムは勢いで作られるケースが多い。しかし、2ndアルバムはそうは行かない。バンドのスタンス、方向性、そして真価がこれで問われるからだ。さて、今回のブージーの作品はどうだろうか?
 ヴォーカルの鈴木由紀子は、9月にリリースされたマキシシングル『音も光も無い場所で動くことをやめた心』でバンドの目指す方向性を見つけ、その答えがこのアルバムにあると言った。それは「私たちを簡単にジャンル分けしたら、UKロックの枠の中なんですよ。その中で自分が理想として描いていた音は、一歩先の所にあってまだ実現できてないって思いが1stを作ったくらいからあったんです。でも、『音も光も…』が出来たことによって“これだ、やりたかったのは”っていうのがあったんです。当然、これまでの曲もそんな思いはあったんですけど、もう一歩進むにあたって、ウチの バンドの核になるのがこのアルバムです」と鈴木は語る。しかし、このアルバムはかなり好き嫌いがハッキリする作品だと感じる。それについても彼女は「そうしたかったんですよね。真ん中のモンを作って、良いんだか悪いんだかわかんないねって言われるよりもいい。そもそもそういうモンだと思ったから、意識的に寄せた所もありますね。その方がウチのバンドのポップな部分がでると思うし、どんなモンかがわかりやすい。今回は今のブージーとしてやることと、ただのバンドマンとして好きな曲をやることのふたつの気持ちが同じ方向を向いていたから幸運だった」。こんな充実したタイミングで作られたアルバムだからこそ、前回の強気発言に繋がったのではないだろうか。すでに決まっている2月のDRUM Be-1でのライヴで、今回の彼女の言葉が具現化されるはず。期待してライヴを待ってくれ。 
 

光 by 鈴木由紀子 

「自然の光がきれいで、心が洗われる」
不良の森(album『Harlem Jets』)/BLANKEY JET CITY
「この歌を聴くとあたたかくて、未来を見ることができる」
Be Mind(album『New Adventures In Hi-fi』)/R.E.M.


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