WEB BEA VOICE Vol.261 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
2ndアルバムは、さらに前進するための核になる
●インタビュー・構成/MIYUKI (FAKE PLASTIC GIRL)
  「みんなクラブに行こう!」今回、私の初インタビュアーとしてのお相手はドレッドヘアがトレードマークのCAPTAIN FUNKこと、オオエタツヤ氏(クールな外見とは裏腹に実はモンブラン好き:笑)。
 昨年11月に 『SONGS OF THE SIREN』 というすべてセルフ・プロデュースのアルバムで、DJを活動拠点としながらもミュージシャンとして作り上げたロード・ムーヴィー的な作品。 しかもDJでありながら自分でギターも弾いちゃったりするホント凄い人!
「このアルバムに関してはDJというものをリセットして、"オオエタツヤ"として表現してみました。我ながら自我の強いアルバム(笑)」
いや、でもそのアルバムをまた再構築して自分でリミックスとかやったりするんでしょ?
「自分を客観視するのが好きなんですよ。アルバムが自分でまとめた感じがあったので、CAPTAIN FUNKとしてイジってみようかと」
それがオオエ氏曰くの“自分イジリ”っていうことなんだ。でも自分以外にも“イジられた人”は他にも...。このアルバムではズボンズのドン・マツオやロン・セクススミスの参加もありと、ワールドワイドな“イジリ”を展開。 今年の3月には前作『HOME SWEET HOME』のアメリカでの発売も決定。そして、バンドとのコラボレーションも近々あるということ。こりゃ楽しみじゃありませんか!
 だけどオオエ氏は今のクラブ状況にも敏感だ。前ほどの盛り上がりを見せない今のご時世、ただ単にDJをやっていてはクラブに来るお客さんも少なくなってしまう。
「最近よく発売されているDJのMIX CDって嫌いなんですよ。 MIX CDだとクラブに行かなくても楽しんだような気になるでしょ。 家で鼻でもほじりながらリラックスしてMIX CDとか聴いて、そのDJをわかった気になるなんて甘いッ!やっぱりクラブに足を運んで現場を体感してもらわないと。 そうじゃないとCAPTAIN FUNKは語れない!ぐらい、そういう風になりたいですね」
そう!まさにその通り!
「ライブだと『昨日はよかった、今日はよかった』みたいなワン・ナイト・オンリーな感じだけど、DJは違うじゃないですか。 昨日もよければ明日もいいし(笑)。ある意味、生モノみたいなもんだからお客さんもバイブがあった方がいいですよね」
DJってつまりはそういうこと。 2個のターンテーブルと1個のミキサーでバイブというハプニングを作る。 だけどCAPTAIN FUNKはその中にギターやホーンも持ってくる。 いやぁ、なんんて贅沢なんじゃぁありませんか。 “DJ”という肩書きよりも“ミュージシャン”という肩書きにこだわるCAPTAIN FUNKのこの言葉、私にしっかと響きわたりましたわ。
ステキなハプニングを探しに、「みんなクラブに行こう!」そう、つまりはそういうこと。 


New Album 『SONGS OF THE SIREN』
NOW ON SALE!
Sublime Records/¥2,625(tax in)

Writer Plof.
★MIYUKI (fake plastic girl)
DJ・ラジオDJ(天神FMで同名番組放送中)・イベントオーガナイザー・レコ屋店員
99年12月にCAPTAIN FUNKの前座DJを務める。