WEB BEA VOICE Vol.261 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
熱いことをやりたいんですよね
何か、今までよりもっと激しい感動が欲しいなって
●インタビュー・構成/SATOMI YAMASAKI
 2000年4月にメジャー・デビューを果たし、同6月待望のファースト・アルバムをリリース、夏には全国ツアー敢行と、世紀末、慌ただしくも充実した日々を過ごしながら駆け抜けたe.mu。 さぞや得たものは多かろうと予想はしていたが、驚いた。何に?ってそりゃアルバム後初のリリースとなったサード・シングル『Faith』ですよ。“オトコ”度、ぐーんっと上がってるじゃないか。

―ハードな仕上がりのアルバムやその後のツアーから察するに、よりハードアレンジな楽曲かと思いきや、ハイトーン・ヴォーカル際立つ、非常にメロディアスな楽曲になってますねえ。
DAISUKE(Gu)「そうですね。 イメージとしてあったのは夏、ツアー前ぐらいで…最初はもっとハードな感じだったんですよ、アルバムの延長線というか。 でもなんかそれじゃ面白くないな、これじゃあ前(アルバム)と一緒やんって思って。 それでメンバーで話した結果、こうなったんです。MIZUKI(Vo)の声をもっと生かすような曲にしたくて」
―MIZUKIさんの声って、ただ高いってことだけじゃなくてすごく存在感のある声ですもんね。
DAISUKE「何食ってんだ?っていう(笑)、何食ったらあんな声になるんだ?って」
TAKAHIRO(Dr)「まだ声変わりしてない…いや、なんか日々変わり続けてるんですよ。2年前とかと全然声違うんです。ヤツはまだ背も伸びてますからね」
―(笑)第何次成長期?そんな日々成長を続ける活発なMIZUKIさんの声を生かそうと。サウンド的にはより男らしくなった感がありますが。
DAISUKE「割と僕、なんかああいう渋めなアプローチが好きなんですよ。師匠(PATA氏/元X JAPAN)に聴かせて、“コレどうすか?”とかそういう感じで盛り上がって酒もすすむ、という(照笑)」
―そしてドラム、すごくシンプルに抑えながらも激しい主張が(笑)。
TAKAHIRO「ホントは僕けっこうタイコとかいっぱいつけて叩くのが好きなんですけど、この曲は3点だけ、タムとかもほとんど取っちゃって、でもスネアの音とか単体の音は初めのハードな感じを残しつつ、うん、すごいシンプルにしました」
ーそれだけシンプルであることとかメロディアスであることにこだわる原点って何なんでしょう。
DAISUKE「そうしなきゃダメかなって・・・責任感とかはそんなないんですけど、メロディアスって言われるってことは伝わってるってことだと思うんです。マニアックですねとか言われると理解されてないんじゃないか、ただの自己満足で終わってるんじゃないかって思ってしまうんですよ。だからやっぱり、理解されたい、“(俺らは)こうなんだ!”っていうのを伝えたい、んだと思う。自分達はここでこういう生活をして、徐々に大人になっていってるんだ(照笑)っていうことを伝えることが、俺は気持ちの中にいつもあるんで」
 最後に、e.muとして今後やりたいことは?と聞くと、
TAKAHIRO「自分のスタイルを、確立したいというか・・・枝毛はカットして、もっと太くなりたいですね」
DAISUKE「なんか、すごい熱いことをやりたいです。今までも感動をテーマに、って言ってきたんだけど、その感動のさせ方をもっと熱くしたいって、そういう気持ちが強いです」
というとても真摯な答えが。
バンドとしての成長を確実に言葉に、歌に、サウンドに昇華させているe.mu。その進化に、大いに期待したい。

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