WEB BEA VOICE Vol.261 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
デジャヴュを起こしそうなアルバム
●インタビュー・構成/Hideki Araki
 11月29日、森田哲朗の1stアルバム『Delicate』がリリースされた。それを記念して、彼の九州初ライヴが12月12日にタワーレコードで行われた。福岡で知る人はまだ少ないかもしれないが、ノスタルジーを漂わせる彼の曲は、その場にいる人の耳と心に何かを植え付けたはずだ。
「無の境地に入って、自分の曲を気持ち良く歌えたのでお客さんにも伝わったと思います」とライヴの感想を語る。だからこそ予定外のアンコールがお客さんから起きたのだ。
今回のアルバムには、デビュー・シングル『Lonely Night』は収録されていない。それについて
「とにかく数多くの曲を聴いてもらいたので、敢えて外しました。もっともっと知って貰いたいので、合わせてどうぞ」
彼は曲を先に作り、それを何度も聴くと詞が降りて来るという。
「曲を聴くうちに、どういうシチュエーションがいいかとか、どんな言葉を乗せた方が面白いかを考えながら。その題材になるのは、実生活やそれを加工したものです。僕の場合、実生活そのままだと詞になりにくいので」。
彼の魅力はその声にもある。
「ハイトーン・ヴォーカリストに憧れてたんですよ。フレディ・マーキュリーとか、イエスとか。松山千春さんも好きですけど。もう一音くらい楽勝で出るといいんですけどね。今でも練習しています」
ニューミュージックから洋楽までをバックボーンに持つ彼は、まだまだ未知の力を感じさせる。
森田哲朗/高校時代からベーシストとして本格的にバンド活動を開始。幾つかのバンドを経て、田口智治氏(元C-C-Bのキーボード)が加わり、バンド名を"ECLIPSE"と改名。1994年には、谷口宗一(元BAKU)のバックバンドとして全国ツアーを経験。1995年よりソロとしてスタート。昨年6月に1stマキシシングル『LONELY NIGHT』を発売。




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