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| 誰もが自由に楽しんだライヴ。その中心に彼女がいた。 |
| SAKURA SPECIAL LIVE TOUR ROOM508 'SONG FOR U' 2001.1.22(mon) at CROSSING HALL |
| TEXT by Hideki Araki PHOTO by Tomofumi Yamada |
『ROOM508』。これは昨年11月にリリースされた洋楽バラード・アルバムだ。これにはファンから寄せられた想い出の曲をSAKURAが歌い、収められている。この作品は厳密に言うとオリジナル・アルバムではないが本家の真似事ではなく、しっかりと彼女が昇華して歌っている意味ではオリジナルと言える。アルバムのライナーノーツに“みんなからの思い入れを読みつつ、私の思い出もダブらせて歌ったよ”とある。そんな思いを胸にして歌うから、そこにSAKURAのオリジナリティが確立される。それがあるから、こうしてこのアルバムを中心にしたライヴ・ツアーも行われたのだ。オープニング3曲を終え“welcome to room508”と彼女が迎えてくれた。その瞬間、会場のクロッシングホールは彼女の部屋と化した。と言っても、その部屋に壁などの外界とそこを隔てるものはない。晴れた日の芝生広場の様にどこまでも広がり、誰もが自由に入って楽しめる空間だ。バックにはバンドがついているが、ライヴ用の華美なアレンジはほとんどない。だから彼女の発するヴォーカルにより集中できる。そして彼女を中心としたバンドと会場の一体感は増していく。歌い、手を叩き、体を揺らす。誰もがこの瞬間を自由に楽しんでいる。曲間には、カヴァー曲に対する彼女の思いが語られた。このライヴ前日に福岡のとある公園で彼女が見た光景から、『Ribbon in the sky』でスティーヴィー・ワンダーは夕陽をリボンに例えていたんじゃないか、中学生の頃の恋愛はまさに『Eternal Flame』のようだったとか。 |
曲が進むに連れ、懐かしい感覚が襲って来た。水に浮かぶような浮遊感に似ている。しかも、優しく力強く包み込まれ、守られているような安心感もある。この心地良さのまま身を任せてしまいたいという錯覚に落ちて行きそうな感覚。ふと、母のお腹に居た時の感覚に 似ているかもしれないと思った。もちろん、そんな記憶は微塵もないが、たぶんこんな感じだったのだろう。だから、彼女の声や曲を聴くと「愛」に包まれているという感じがするのではないか。アンコールで再びステージに昇った彼女は“めっちゃ、ラヴな気持ちが伝わってる?”と会場に尋ねた。それに会場は熱い拍手で返した。だって“メッチャ”伝わっているから。
今回は前述のアルバムからだけではなく、2月16日にリリースされた『コエヲキカセテ』(EN2)、さらに 4月11日にリリースされるアルバム『シシラ』に、収録される新曲(M5、M11、M13)も披露された。さらにアンコールの時に嬉しいニュースが届けられた。6月8日に福岡でのライヴが決まったのだ。その時は、4月のアルバムを中心にした構成になるだろう。今回来れなかった人は、ぜひ足を運んでSAKURAの曲に抱かれてください。きっと溢れるような「愛」で包み込んでくれるから。
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![]() M1.THE ROSE/M2.A song for you/M3.WOMAN/ M4.mercy/M5.essence/M6.You've got a friend/ M7.Ribbon in the sky/M8.Love psychic/M9.Eternal Flame/M10.君のために/M11.愛する人よ/M12.IF YOU LOVE ME/M13.はじまり EN1.If we hold on together/EN2.コエヲキカセテ |
| ■■SUPPORT MEMBER Shinichi Igarashi(Key),Yukiko Nagoshi(Gu),Tatsuya Kashima(Ba),Naoki Ito(Dr),Takeshi Kudo(Key) |