WEB BEA VOICE Vol.262 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET

大人も納得!?POP PUNK推薦盤
FIRST ALERT/ON SECRET MISSION
TIME BOMB(12"/CD)
 聴くチャンスを自ら捨てて後悔したって事ありませんか?私にとって80's MODSやパワーPOPが正にそれかなと、意識的に音楽を聴き始めてパンクやハードコア、N.Wやオルタナティヴへ急激にズブズブとハマっていった頃、捜していく音は激しい方激しい方へとエクストリームな音に進んでしまう、若気のいたり。ビートルズ?ストーンズ?とかPOPなメロディのある物や売れ線の物に対しては今となっては意味不明の拒絶反応。そうは言っても元来、チープトリックやラズベリーズ(B.C.R経由だけど)、ビートルズとか好きだった事もあって、回り回ってちゃんと聴いときゃよかったぁッ!と思う事のなんと多い事か。R&RやPUNKロックに再び熱くなってしまったのは(ずっと好きではいたけど)北九州のNERVOUSBREAKDOWNだったりTWEEZERSのアルバムだったり、このFIRST ALERTだったりするわけだ。店のスタッフが困るぐらいに聴き倒した1stアルバムに続く2ndは4曲入、しかし捨て曲を削って削ってシェイプアップした充実度は高かった。今の私の琴線を直撃するSWEETなMELODYとVo.のMOD/PUNKサウンドは虚勢張ってたガキの頃には確実に逃げていたはずだ、大人になったからとか言うよりは素直になったのでしょうか。自社のフリーペーパーにも同じ様な事を書いているんだけど、どうにもウマク言えない。"カッコいいいですよ"とかぐらいしか説明できないのは、マズイぞ。でも、懐古的にでは無くて久々に楽しみにした音源だったのでした。
文/後藤貴幸(ボーダーライン小倉店)
■株式会社ボーダーライン カメレオンレコード■福岡店(092)761-0388/小倉店(093)533-1269

ポップス界の源流『ハーモニーグループ』
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■1.......Love Is A Many‐Splendored Thing/Four Aces(1955 : #1)
映画「慕情」のテーマソングで、ポール・フランシス・ウェブスター&サミー・フェインの名コンビが作り、アカデミーも獲った。この曲でヴォーカルものと言えばフォー・エイセスが一番(全米6週連続位)で、イントロからまさに胸キュンものです。 (現在この曲のCDはオムニバスのみに収録、紹介したジャケットはアナログ盤)
■2.......Moments To Remember/Four Lads(1956 : #2)
フォー・ラッズが日本でウケたかどうか憶えていないが、この曲は最初のヒット曲で、曲の良さといいリード・シンガーの上手さといい素晴らしい。グループの4人は、カナダのトロントの聖歌隊出身。このシリーズの後半に登場するヴォーグスのカヴァーもアメリカではヒットした。(輸入CDで入手可能)
■3.......Moonlight Serenade/Ames Brothers(1960)
当時、日本のS盤アワーでも人気を集めた4人兄弟のグループで、結成は1947年。 日本では『ユー・ユー・ユー』が一番ヒットした。今回のお勧めは、当時の人気ダンス・バンドのテーマ・ソングを集めたLP盤に収められた曲で、オリジネーターは勿論グレン・ミラーです。(CDでは発売されていません)
■4.......Moonglow And Picnic Love Theme/McGuire Sisters(1956 : #13)
映画「ピクニック」のテーマで、オリジナル・サウンド・トラック盤(モーリス・ストロフが音楽監督)と、このマクガイア・シスターズのカヴァーが米国では大ヒットした。 今回唯一の女性グループで、3人姉妹。ドゥワップの名曲『シンシアリー』のカヴァー・ヒットも有ります。(輸入CDで入手可能)※好奇心旺盛な方は、是非サントラも聴いて下さい。ジャジー且つオシャレな曲です。
曲名/グループ名(カッコ内はビルボード誌によるランキング)
今回から数回にわたってハ−モニ−が豊かなヴォ−カル・グル−プを特集します。(予告では3回となっていました。悪しからず。)日本では幼稚園から高校に至るまで、2人以上で唄っても全てユニゾン(単一のメロディ・ライン)だ。一般的に歌にハ−モニ−をつける訓練を受けた経験が無い。SMAPの様なプロでさえユニゾンだ。学校のコ−ラス部員でもなければハモる訓練を受けない。だから、日本人はハモるのが苦手だし、ハ−モニ−に対する関心が極めて欠如している。よって、日本ではクラシック・フアンでもない限り、洋楽(ポップス)でもハ−モニ−豊かなヴォ−カル・グル−プないしコ−ラス・グル−プは殆どウケない。と言う事は、この手のソフトは殆ど発売されないし、輸入盤専門ショップでも店頭では在庫に乏しく、この手のフアンがいてもかなり入手困難だ。日本では1960年代半ばから後期にかけて、ビ−トルズに誘発されて空前のGS(グループ・サウンズ)ブ−ムになった。しかし、ビ−トルズの様に比較的易しいハ−モニ−のコピ−・バンドが多く登場したものの、ビ−チ・ボ−イズの様に複雑なハ−モニ−を得意とするGSは遂に生れなかった。70年代以降のロック・ブ−ムでギタリストがもてはやされ、歌のハ−モニ−どころか、ヴォ−カルへの関心はますます薄れてしまった。今や、山下達郎だけがハーモニーにこだわり、一人で多重録音を行い、孤軍奮闘している。 話を戻します。私の独断と偏見ですが、ヴォ−カル・グル−プといわず、ポップスを掘り下げると、ジャズにまで及んでしまいます。今回お勧めの音源はR&Rが生まれた頃のもので、やはりジャズをルーツにしています。今の50代以上の方なら懐かしく思われるでしょうが、福岡には昔米軍キャンプがあり、そこからFEN放送が発信されていました。ハナタレ小僧時代からFENを聞いて育った私にとって、今回ご紹介する曲の数々こそ我が洋楽のル−ツでもあります。今回のお勧め音源は、どれも約40年以上昔の曲ですが、古き良きアメリカン・ポップスの1ぺ−ジを飾ったものばかりです。ロックンロ−ル以前のポップスが、日本では無視され続けて久しい。21世紀を迎えたイマこそ、この辺りを若い人達に聴いて欲しいと願うばかりです。
  文・ジャケット提供/シュンサク兄
【Gotmany】
1995年4月2日〜2000年3月30日まで5年間にわたってCROSS FMでオンエアされた人気プログラムがビーボイス誌上で再開。音楽心満載の、雑多で奥深いセレクトが音楽ファン貴重な情報源であった。「ガメ煮」と掛けたタイトルも秀逸。
  
第1回:イモムシとはなんぞ。
はじめまして。今月よりこのコラム担当しますハヤシダです。以後よろしく。このコラムでは僕がビブレホールで観たすごい人たち、変わった人たち(?)をはじめ、音が鳴る<現場>で体感したことを毎月レポートしていくつもりです。個人的に関東・関西・九州各地に行くことも多いので、場所軸はあっちこっちしてしまうかもしれませんが。 問う、イモムシとはなんぞ?日々素晴らしい音楽は色々なところで鳴っているものでその現場に出会えるかどうかは私とあなたの運、ウン、ウン。ウーン。あのですね、「イモムシ」とはですよ、ベタな説明で申し訳ないんですが、俗に言うところの”インディー・レーベル”です。しかし昨今、猫もシャクシも”インディーズ”。違いは?イモムシを運営するのは、福岡を拠点に熱のこもった活動が皆の心を動かすBUTCH、そして北九州の情熱の塊1000 Travels Of Jawaharlal。このイモムシは特別なことは何もないのです。当たり前のこと(音源制作、ライヴ、宣伝等)を当たり前にやる、やるべきことをやる(しかし、これとてもムズかしい。本当に誠実に音楽を体現する方々にはもっと注目を!)。音良し、ライヴ良し。僕は一音楽ファンとして彼らイモムシをここで紹介したいのです。そして僕たちも当たり前の事(ライヴを見る、気になったら音源を買う、良い演奏には反応する)をする。このバランスが良い現場が生まれる条件だと思うのです。やっぱりお互いその方がやりがいがあるじゃないですか。恥ずかしいけど言っちゃうよ、本当にもう。そんな事おかまいなしに歩みを止めないイモムシに僕は言う「間違いない!」リリースがあると必ず買っちゃうレーベル。その一つがイモムシなんですね。なかなかないでしょ、そんなの。音は説明しても限界があるので実際聴いてみてね。  
MINORITY BLUES BAND/1000 TRAVELS OF JAWAHARAL(IMOMUSHI004)
ライブ会場価格\1,000/価格ショップ店頭\1,200。
■イモムシ・レーベル 810-0014 福岡市中央区平尾3-22-8-5039
#003
あれはカーネルだったのかも?!
山本美絵
 今月の現場チャンピオンは、やっぱり…“へその緒が首に巻き付き、心臓停止状態で生まれた”という壮絶なプロフィールを持つシンガー・山本 美絵の初ライヴだろう。出不精、筆不精、電話不精という厭世感に満ちた(?)性格ゆえか、これまで彼女が人前で歌う姿を誰ひとり、見たことは無かったというから、現場は大騒ぎ。内々のライヴだったにも関わらず「会場内にまだ入り切れてない方がたくさんいらっしゃいますので、皆さんもう少しずつ前へ詰めてくださ〜い!」と係員がしきりに連呼するなど、とにかく人が溢れ返っていた。で、そんな中スタートしたライヴはその期待感をさらに煽る凝った演出のモノ。まず、幕が開かぬ状態のまま、薄白いカーテン越しに“しかも後ろ向きで歌っている”(らしい)彼女の姿が映し出され、その後、右半分そして左半分…と曲が進むにつれ、徐々に彼女の全貌が分かるという仕掛けで、途中、一切のMCなどは無し。それだけに客席もその進行状況をジッと凝視するのみという異様な緊張感に満ちたステージだったが、中でも『○○ゴッコ』は曲そのものの持つインパクトも凄い上、彼女の持つ(ある意味、情念系を振り切って演歌系といっても過言ではない)声の絶叫に、ブルブルッと身震い。“本音とタテマエの使い分け”という詞意さながら、彼女の“本音”を見てしまった気分で会場を後にしたのだが、実はその後、某HPで見つけた彼女のコラムに“実はライヴ好き”“格闘技好き”という一文を見つけ、ニヤリ。どうやら彼女の中には“熱い血”が眠っているようである。
文/なかしまさおり


『猫』 RE-WIND RECORDINGS
¥1,200(tax in)
NOW ON SALE

New Album
RE-WIND RECORDINGS
¥3,045(tax in)
3/23 ON SALE!
◆今月の現場リスト◆
1/10"FEEL LIKE JUMPING Vol.2"(イベント)
1/19"山本美絵"
1/21"Pop goes on Electro/Stratoss meeting"(イベント)
1/25"Driving South 2nd round"(イベント)

21世紀は競り合わなきゃはじまらない
 BEA VOICEへの執筆は世紀を超えて実に24カ月ぶりだ。その間には色々なことがあった。FF9をクリアし、愛機もG4となり、デカいCinemaDisplayでDVDも見れるようにった。また先月にはDancer in the darkを観て嗚咽した。あ。遊んでばっかじゃないって? 何を隠そうこの間にはBEAオンラインチケット予約システムも完成させた。チケットによっては申込がどっと殺到し、時には困った事も起こる。巷で増大しているオークションだ。オンラインで販売したチケットが速攻で出品され、
ジミヘンのトリビュートアルバム。500円で落札!他にもKINKS/650円、THE HOLLIES/800円などでゲット!(^^;
すぐに数倍の値がついていくのを目撃する瞬間は息苦しくなる。さッ差額はどこに行くぅ……。ぜぇぜぇ。しかし、出品されているのは値が高騰したチケットばっかりじゃない。知人などは1000円でなんとかシエルのチケット買えた!と喜んでいたし、おそらく本当に行けなくなった人が、買い戻し不可 なチケットを出品しているケースも多いのかもしれない。結構掘り出し物もあるかもしれないので、ライブ大好きな人は要チェックかも。実は私、日用品までオークションで入手している。:-)もともとチケットが出品されているかどうかのチェックをしていたのに、ついでに他のジャンルで欲しい物 見つけては入札の日々なのだ。…やっぱ遊んでいる。(-_-;)個人的には昨日はコシヒカリ10kgを市場の半値以下で落札。これで家族一同しばらくの間は食いつなげる。:-)ちょっとハマってしまいそうなのは廃盤になったアルバムの収集。どれも数百円だったりするので嬉しい。入札者も極めて少ない現状なので、某森編集者にはナイショにしておこう。競り合ってしまうと値が上がるんだからねっ。
1000円のアレンジメント(生花)。生花を送る必要がある場合には便利。他にもバラ50本で5000円というものもある。
さそりとくもの標本。これ4800円からなんだけど、こういうものを必要とする人がいるという事実を知るのは何故か楽しい。 エルメスのバーキン。最低落札価格は998000円以上。1円のものもあればこういう高額商品もあるってことで。
TOKU-san/'74〜ミュージカル「Rocky Horror Show」(London cast)制作スタッフ。'78〜音楽プロダクション勤務にて原盤制作、出版管理、マネージメント、商品化権業務、ミュージカル「Hair」制作。その後契約にてTV番組制作、書籍&雑誌編集などを経て現在システムプロデューサー。気分は毎日70's。


2001年1月のチャート
 ナンバーガールのアルバム『殺風景』に収録されている『ABSTRACT TRUTH』という曲の中にこんな歌詞がある。「TWIN REVERB 岡崎蝉男」。この「岡崎蝉男」というのが誰を指すかというと、福岡在住のバンド「蝉」でギターを担当する岡崎康洋、その人を指している。ギター、ベース、ドラムの3ピースから即興で叩き出される蝉の混沌とした音楽性はサイケデリックと呼ぶにふさわしい。今年に入ってOZ DISCより発売されたアルバム『蝉』はなんと4枚組。しかもその収録曲殆どが20分を軽く超えるという仕上がりになっている。そんな蝉のライヴをアナタも体験してみない?そんなアナタには3月9日(金)キースフラックにて福岡からは蝉、そして名古屋からサージェリー・アフロを招いて行われるCRJ福岡主催のオールナイト・イベント「SELECT」がぴったり。混沌とした濃密な一夜を私達と共に過ごしましょ。
文/CRJ-fukuoka
[chart/artist/title/label]
01.SURGELY AFRO / Is death a star?(Coup)
02.HERMANN H.&THE PACEMAKERS / A NEWLY DISCOVERED CRATER(W.I.N)
03.SUGIURUMN / THE RIGHT PLACE IN THE RIGHT TIME(MIDI)
04.comeropeway / white light in the sky(TONY AWARDS RECORD)
05.54-71 / homo(LEE V CLEEF)
06.FIRE STARTER / ROCK'S DEAD
07.ELF POWER / The Winter is Coming(Sugar Free Records)
08.downy / 猿の手柄(FIND OUT RECORDS)
09.world's end girlfriend / Listening you(F.R.D RECORD)
10.蝉 / 23'18" (OZ DISC)
CRJとはアメリカのCMJを日本にも創ろうと現役の大学生の手によってスタートしたもので、音楽のあらゆる枠組みを超えた自由な発想をもとにチャートを作成しています。CRJ-FUKUOKAは福岡に住む音楽好きの大学生、専門学生が中心となってラジオの企画・製作、フリーペーパーの作成、ライブ・クラブイベントの企画・運営を行っています。
■COLLEGE RADIO JAPAN  CROSS FM 26:00 TUESDAY
■WEB http://crjf.tripod.co.jp

※情報は全てBEA VOICE VOL.261発行当時のものです※