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| THE MAGNIFICENT FOUR 死ぬまでロックな男たち |
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| 文/なかしまさおり TEXT by Saori Nakashima 写真/久保憲司 PHOTO by Kenji Kubo |
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SPECIAL INTERVIEW |
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| 2001年6月21日にデビュー20周年を迎えるTHE MODS。森山氏いわく「まだ日本ではそんなにロックがむちゃくちゃポピュラーではなかった」1981年、CBS/UK(日本ではEPIC)と契約。アルバム『FIGHT OR FLIGHT』、シングル『崩れ落ちる前に』でデビューした彼らは、以来、60年代UKビート、70年代PUNKに大きな影響を受けたソリッドな音とバンド然とした真摯なスタイルで、常にシーンを牽引。多くのファン、ミュージシャンたちに影響を与えてきた。今回は20周年ということで、メンバー全員に話しを訊いた。 | |||||
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| --まずはバンドとして、この20年間をどういうふうに位置付けてらっしゃいますか? 森山「そうねぇ…やっぱり、良い時も悪い時も含めて“ロックな20年”だったなぁと。多分、みんなそうだと思うんですが、最初の何年っていうのは、いつ解散するとか、しないとか、そういうことは何も考えずにただ一生懸命やってきて。で、ある直になって、もっとこうしたい、もうダメなんじゃないかって悩む。でも、気が付いてみたら20年経ってて…実感としてはあまり意識せずに20年来たって感じで。」 --でも20年間、一度のメンバー・チェンジも無く…というのはスゴイですよね。 苣木「ええ。でも、俺たちは自分たちの苦労しか知らないわけで“こんなもんだろう”と思ってやってるからね。」 --これまでに“こいつらとはもう一緒にやれん!”とか、思ったこてゃないんでしょうか? 苣木「いや、しょっちゅうですね(笑)。ついこの前も、ロンドン行きの飛行機の中で酔っぱらって騒ぎだして、“もう!何だ!このバンドは!”って思いましたし(笑)。でも…だからと言って、バンド辞めようとかは全然思わないし、何なんでしょうね(笑)。」--じゃ“この4人だからこそ良かった”というようなことは? 苣木「やっぱり4人一緒に同じ時間を振り返ることが出来るってことでしょうかね。常に同じ所を通って来た4人が今でも同じ所にいて、まぁ…同じ思いとまでは言わないけど、同じ時を一緒に振り返られる。」 森山「うん。結局は4人とも同じ街で生まれたわけで。バック・ボーンがみんな似てるんですよ。微妙なバランス感覚があったり、ルーツ的な音楽が近かったりで、そういう連中がロックを選んで、MODSっていうチームを作って、ムチャクチャ楽しいこともムチャクチャ辛いことも一緒に敬けんしてきたっていう。もし、それが全然違う人間の集まり…地が違うというか、考え方やルーツが違っていたら、お互い衝突しやすいだろうし、理解してもらうのにも時間がかかっただろうけど。その辺はすごく良かったことの一つですよね。」 --5月3日にマキシシングル『SPY SPUNKY PUNK』がリリースされますが、カップリングは北里さんがヴォーカルの『Hurricane Girl』で、3曲目にはTHE WHOのカヴァーまで掃いているという!豪華ですね。 北里『ええ。あの曲はアルバムには入りませんからね。ちゃんとシングルを買わないと聴けないぞ、ということで(笑)。」 --なるほど。そして6月20日にはアルバム『RISING SUN』が。内容的にはどういうモノになるんでしょうか? 森山「マキシに関してはわりとPUNKな意識が強かったけど、アルバムはやっぱ“THE MODS”っちゅうかね、たとえパンクと言われろうが、ロックン・ロールと言われろうが、何でもいいやっていう感じで、毎回おなじ言葉になるかもしれんけど…すごく良い、納得できるアルバムですね。」 --今回はトラック・ダウンをロンドンでやって来られたそうで。ロンドンとTHE MODS…それこそ、デビューから縁の深い街で20年目のアルバム作業が出来たというのは、感慨深いモノがあるのではないでしょうか? 森山「そうですね。それこそ良い時も悪い時も…まぁ、最初の頃はロンドン行って影響受けて、それを日本に持ち帰ってっていうのがあったりしたけど、今では自分たちの過去や未来をゆっくりと見つめ直すことが出来るっていうか。特別に意識しなくてももう身近にある街になってる気はしますね。」 北里「おそらくロンドンも博多も20年…自分たちにしてみれば、わりとこだわってきた街やと思うんだけど、今にして思えば“こだわる”というよりは“帰っていく”みたいなね、そんな気はする。」 森山「うん、例えば今回ロンドンで、20年前にレコーディングしたのと同じスタジオを使ったんだけど、それは俺たち4人だけのこだわりっていうか、別に人に対して云々かんぬんじゃなく、自分たちの実感…誰かに目隠しされてレコーディング・スタジオに連れられてってるわけじゃなくて、ちゃんとそこに足跡があるんだっていう実感と自信をね確認したっていうか。“20年前はこんなにボロかったっけ?”とか“こんな天井低かったっけ?”っていうようなのといっしょに感じたかったし。そういう意味ではロンドンも博多も俺たちにとっては“帰る場所”よね」 --そう言えば『TWO PUNKS』をモチーフにした森山さんの映画『Paradise』のラストで、片方はバスに乗れて、片方は乗れないっていうのがあるわけですけど、例えバスに乗れたにしても、それが観光バスだったら意味がないというか。さっきの森山さんの言葉じゃないですけど“目隠しして連れていかれたわけじゃない実感”…例えば、バスに載ったのも自分の意志なら、降りたいところで降りることもできる…っていう。そういう部分はTHE MODSに一貫して貫かれているところですよね。 森山「うん、そうね。結局、決めるのは自分だし、結末がどうなるかは誰にも分かんない。だから面白いわけで、それはバンドやってなくても、他の仕事やってても同じことだし、それが生きてるっちゅうことだからね。まぁ、俺たちはずっとこういうスタイルでやって来て、今でも何か特別なことをやっているとは思ってないし、いわゆるカラオケで歌うヒット曲っていうのも、ある意味、娯楽としては大切なもんだと思うしね。ただ、それは他の人がやればいいわけで、自分たちはせっかく日本で生まれて日本語っていうのを持てて、それでロックをやってるわけだから、1秒でも2秒でもどっかで何かを考えてもらえるようなもんを作りたいっていう、そういうことだよね。」
--ところでアルバム・タイトル『RISING SUN』はどういうところから?森山「特に大きな理由は無いけど、20周年だからって大袈裟なものもどうかなぁと思って単純に。まぁ、ロンドンでみんなが話してる時にたまたまこの言葉が出てたし、現地で行きつけの日本食屋があって、そこの近くに“PUBライジング・サン”っていうのがあって、コレありかな…みたいな感じで(笑)」 --でも、英語でありつつ、どこか東洋チックな響きもするっていうクールな言葉ですよね。 北里「そうね。俺にしてみれば“遣唐使”って感じよね。“日出づる国”っていうか、多分、これはロンドンでしか出てこなかったタイトルだと思うけどね。」 --アルバム・リリース後は6月23日に日比谷野外音楽堂で記念ライヴが行われます。そういえば'82年6月の野音はすごい集中豪雨だったそうで…。 森山「そうね(笑)。しかも、良いのか悪いのか分かんないけど、ファンも関係者もそれをずっと伝説のように言ってくれてるわけよ。そういう意味では思い入れが強いというか。ただ、雨だけは降って欲しくないけど(苦笑)。」 北里「あのね、当時のマネージャーが言ってたんだけど、あの日は過去10年間の天気予報を調べて絶対に雨が降らない日を選んだらしいよ。…なのに降った(笑)。今年は晴れることを願ってますけど。」 --そして7月からは全国ツアー。20周年ということで何か企画があったりするんですか? 森山「う〜ん…20周年で何かやってあげたいなぁっていうのは気持ち的には、あるよ(笑)。でも、やっぱり自分たちのステージっていうのは良い意味でのガチンコ勝負、50%ファンで、50%は俺たちの持ち分っていう、基本的にはそこだから、特別な仕掛けは多分…無いです。」 --まぁ幸いにも20周年の年、福岡ではFM福岡で森山さんのレギュラー番組も始まりましたしね(笑)。 森山ええ(照笑)。でも、ラジオは余興みたいなもんで。ラクな気持ちでやってますよ。」 苣木「番組では、東京弁で喋ってるのかな(笑)?あまのじゃくなんですよ。東京では博多弁で喋るけど、博多に行くと東京弁で…。」 森山「いや、東京弁も出しようけど(笑)、まぁ、まだ録り出して間もないし、どうなっていくかは分からんね。でも、いい意味で適当にやらしてもらってる。公共の電波を勝手に使っていきますよ(笑)。」 --では最後に皆さんからファンへ一言ずつ。 森山「やっぱり地元っていうのはいつまで経っても何歳になっても好きなもんだし、そういう思いはこれからも持ち続けて行くので是非、こだわっている人もいない人も聴いてもらえたらなと思います。」 苣木「20周年ということでツアーの曲とかを考えるとゾッとするんですけど(笑)、逆に“これ演ってくれ!”とか何か良い案があったら教えて下さい、と。」 梶浦「とりあえず良いアルバム、良いマキシが出来て、次はライヴ!ライヴは俺が一番好きな場所なんで楽しみにしてるし、皆さんも楽しみにしていてください。」 北里「やっぱり博多に住んでるっていうのはうらやましいね。離れてみて、初めて分かる有り難みというか。だからこれからも、しっかりと博多を盛り上げてください。」 |
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| THE MODS/1981年6月21日、アルバム『FIGHT OR FLIGHT』、シングル『崩れ落ちる前に』でデビュー。以来、不動のオリジナル・メンバー(森山達也/Vo&Gu、北里晃一/Ba、苣木寛之/Gu、梶浦雅裕/Dr)で今日まで活動を続ける。時代を問わないストレートなサウンド、硬派かつピュアなロック・スピリットで常に多くのファン、若きミュージシャンたちに影響を与え続けている。また、今年1月には森山監督作品による映画『Paradise』も公開。4月11日には10アーティストによる『THE MODS TRIBUTE★SO WHAT!!★』もリリースされている。 | |||||
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■■■THE
MODS official HP■■■
http://www.antinos-r.co.jp/mods/mods.html |
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