WEB BEA VOICE Vol.265 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
アルバムは自分たちの気持ち良いように作った。
●TEXT/HIDEKI ARAKI
 元ストリートスライダースの蘭丸こと土屋公平氏をプロデューサーに迎えた、マキシシングル『センチメントボックス/HOLY』を3月にリリースしたグン。バンド感溢れるサウンドと切ない歌詞の融合はいかにして生まれるのか。
「最初に頭の中で音が鳴る時は、バンドの音なんですよ。それを忠実に出すんです。それに今回は、子どもの頃から好きだった人と一緒にやりたいって、思ってたんです。ちょうどその時に公平さんがヒマだったのか一緒にやってくれて、アレンジが広がっていきました。それは、エキサイティングでクリエイティブな時間でした」
歌詞については
「僕の歌詞って、ハッピーのみはあんまりないですね。別にヒネクレてはないんですよ。でも“どうせ生きていかないかん”とか、“オレはオレだし生きていくだけよ”という、ちょっと世の中に対する絶望感があるんですよ。それを意識して、自分の足元だけは確実なものにしたいという思いがあります。それを歌詞に入れて、ツメ跡のように残ればいいなと思います」
この言葉を額面通りに受け取るとネガティヴな感じがするが、彼の歌詞の中には小さいが確実に光りを放っている希望がある。
「絶望と希望は交錯していると思うんです。自分を信じて突き進めば必ず希望に辿り着く。もし、邪魔されるんなら、どかせばいい」と力強く語った。リリースは未定だが、アルバムへの意欲を燃やしていたグンの次回作を期待して待ちたい。
自らのバンドで地元福岡を中心に活躍。98年に上京し、ソロ活動を始める。99年、アルバム『SUPER APE』でメジャー・デビュー。翌年、ポール・ウェラーのオープニング・アクトに抜擢される。今年最も注目されるアーティストの一人。
オフィシャルHP:http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/gunn /

New Single 『センチメントボックス/HOLY』
SME Records/¥1,223(tax in)
NOW ON SALE!