WEB BEA VOICE Vol.265 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
1本1本のステージをどれだけ楽しめるか、
そういう意味での純粋な喜びが今でもステージ上にあるから
●TEXT/SATOMI YAMASAKI
 2000年初め、戸城憲夫の正式脱退表明とともに本格的な活動を開始したSNAKE HIP SHAKES。最新作『VIRAGO(ヴィラ−ゴ)』に収録された、エッジの効いたスリリングなロック・チューンは、ZIGGY時代となんら変わらない。それどころか、テンションの高さはそれ以上だ。“経験値なんて観る側が感じればいい。1本1本のステージをどれだけ楽しめるかは自分達次第だし、そういう意味での純粋な喜びは今でも衰えずにステージ上にある”と語る森重樹一。彼がバンドにこだわり続けシャウトするワケもきっとそこにあるんだろう。

ー今回のアルバムって、誤解も覚悟で言うならば、やっぱりZIGGYだよね、っていう。良い意味でのロックの定番というか、その淀みのなさってすごい素敵だと思うんですよ。
「衒いなく、というか(笑)。これしか出来ないんだ、俺達って思う反面、やっぱでもこれがやりたかったんだっていうようなところもあって。でも、ロックロックをあんまり振りかざすのもカッコ良くないなって思ったりもしちゃうところあって。音楽として自分達が表現するものが、ロックめいてく感じがいいなと思うんですよね。ロックというものを模倣する感じじゃなくて、それこそ自分が影響受けた、例えば小学生の時は歌謡曲とか大好きだったから、そういうものすら自分の中ではロックという名前に形を変えて、表現されるのが、すごくいいのかなあとか思ってますね」
ーあとアルバム全体の演ってる側の気持ち良さとかテンションの高さっていうのがすごい。
「ああ、そうですね。テンションもあるし、みんながね、1曲入魂?な感じがすごいある(笑)。その曲に込める全員の熱意みたいなもの、はやっぱ形になるんだなあっていうのはすごく思うんですよね。そこが大きいのかもしれないなあ。…変に、レイドバックしたくないなっていうか、バンドとして。もちろん、いずれ枯れてくる時期はあると思うんですけど、枯れてくってすごく綺麗なことだし僕は音楽やる人間として、そういう境地に達するぐらいまでやりたいとは思いますけど…。まあ今の俺達はまだまだ、盛りを迎えてない、って感じ?(笑)」
ーまだまだこれから、っていうのが今のSNAKE〜の持論なんだ。
「新しいモノにもオープンでいつつやっぱりこだわってく部分はあるし…だから、よく言うんですけど、21世紀型のロックンロール・バンド、にしていきたいっていう。決して単に音楽をスタイル的に解釈しようとしてるわけじゃなくて、例えばロックンロールっていうと皆が思い浮かべるであろう50’sっぽいスタイルとか、全然そういう表現方法じゃなくて、もっと自分達が始めた時点から一歩一歩前に進んでるんだって意識で音楽捉えていきたいし。サウンドの構築の仕方も、自分達なりに工夫して新しくしていきたいって思いますしね」

PROFILE/前身・ZIGGYを経て、現バンド名で99年末始動。1stアルバムのリリースや精力的なライヴ活動に加え、昨秋リリースしたセルフカバー・アルバム『NO DOUBT』も話題になった。現在のメンバー構成は、森重樹一(Vo)、松尾宗仁(Gu)、宮脇“JOE”知史(Dr)、津谷正人(Ba)。
オフィシャルHP: http://www.ziggy-gokuraku.com/


New Album 『VIRAGO』(ヴィラーゴ)
トライエム/¥3,059(tax in)
NOW ON SALE!