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![]() そして、松山千春はつづく。 |
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| デビュー25周年記念 松山千春の原点「春・夏・秋・冬」 2001.5.20(Sun) at マリンメッセ福岡 TEXT by KAZUSHI NAGAHATA PHOTO by Satoshi Touge *photo at SAITAMA SUPER ARENA 5.12(Sat) |
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『松山千春の原点 春・夏・秋・冬』と名づけられたデビュー25周年記念のアリーナ・ツアー。彼にとっても、またファンにとっても、特別
な夜である。客電が落ち、静かなピアノの音色が流れはじめると、ステージに設けられた大スクリーンに松山千春の25年が次々と写 し出される。さまざまな場面が甦る中、やがてピアノは『恋』のイントロを刻み、黒いスーツ姿で松山千春登場。四半世紀の歴史を経てきた一人の男をスポットライトが照らし出し、幕は静かに開いた。 まずは2曲続けたあと、あのお馴染みの喋り方で「お前ら元気だったか?!」と会場に声をかける。 「これぞコンサートって言うのをお見せするからな!今夜はお前たち帰さないよ!オレは帰るけど」 |
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M-3からは赤い椅子に座っての弾き語り。今回のツアーは、このスタイルでほとんどの曲が演奏されている。まさに“原点”である。マリンメッセの広々とした空間を、ギターと声だけで制してゆく。“言葉”をひとつひとつ噛みしめるようにして“うた”へと変えてゆくその姿は、いつもそうだろうけれど、やっぱり今夜は、歌に込める思いが特別
に濃いように感じられる。曲間のMCも舌好調。デビューしたての頃、中洲の玉屋の屋上で歌った思い出。8人変わった歴代マネージャー珍史。尊敬する比叡山のお坊さんのこと。そして、恋愛について。家族について。生きることの意味について。古くからの友人に接するように会場に語りかけ、ギターを弾いて、せつなく、また激しく、心を込めて歌う。そんなシンプルなステージが、松山千春の“人と歌”の魅力を何よりも強く伝えてくる。一人で11曲を歌い切ると、再びバンド編成で『最後のチャンス』。「次は50年に向け、1曲でも多くみんなに届けたい。ホント今夜はありがとうございました」と感謝し、熱唱の『はまなす』で本編終了。鳴り止まぬ 歓声に迎えられたアンコールでは、真っ白の衣装でサングラスもせず再登場。バンドのメンバーとアカペラで『春・夏・秋・冬』を聞かせ、さらに「バズーカ砲」で会場にTシャツをプレゼント。再々度登場した大トリの曲は『新たなる旅立ち』。「それは終わりじゃない/新たなる旅立ち」と歌って、「元気で!」という言葉を残し、松山千春はステージを去って行った。 “記念ツアー”にありがちな感傷とは無縁な、おおらかで強くやさしい、あざやかなコンサートだった。 これは後で気づいた個人的なことだけれど、このコンサートの日は、僕にはじめて松山千春を聞かせてくれた親戚 のおじさんの命日でもあった。ちょっと、びっくりでしたが、この世にいない人との新しい思い出ができて、うれしいのである。 |
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| M1. 恋/M2. 長い夜/M3. La La
La/M4. 夢 M5. 君のために作った歌/M6. おいで僕のそばに M7. 踊りましょうか/M8.
あたい/M9. ひとりの部屋 M10. 愛って呼べるほどのもんじゃない M11. INTENTIONAL/M12.
STANCE/M13. こんな夜は M14. 最後のチャンス/M15. はまなす EN1. 春・夏・秋・冬(アカペラ)/EN2. 人生の空から EN3. 良生ちゃんとポプラ並木 EN4. 今、失われたものを求めて/EN5. 新たなる旅立ち |