WEB BEA VOICE Vol.266 TOP  BACK NUMBER  ARTIST INDEX  BEA-NET
曲の持ってる気持ちを一番大切にしたい
●インタビュー・構成/SATOMI YAMASAKI
 歌い始めたきっかけを、ジャニス・ジョプリンの声、と言うVoの世古あき子。彼女と、コンポーザーでありマルチプレイヤーである菅原サトル、バンド経験豊かなドラマー・近藤順子の出会いによって生まれたrevenus。その魅力は、美しく耳馴染みの良いメロディーとその匂いを確実に伝えるような詞世界だ。ハスキーながら透明感ある歌声でrevenusの世界を見事伝える世古に話を訊いた。

ージャニス・ジョプリンの影響で歌い始めたということですが。
「あたし元々自分の声がすごい嫌いだったのね、もう喋るのもイヤなくらい。でも歌うのは好きで、(苦笑)好きなのと嫌いなのが繋がっちゃってたんですよ。そんなときにたまたまジャニスを見て、こーんなガラガラの声で唄ってて、なのにすごく響いた。その時に、“自分のこういうハスキー声でも、歌うことになら力になってくれるかもしれない”って思って、歌おうって決めて。だからジャニスの音楽的な部分っていうよりその存在そのものの衝撃で、嫌いなものが大好きなものに変わったっていう。…あのとき深夜のMTVを観てなかったらここには居なかったですね(笑)。そこからジャニスを知れば知るほど、“ああ、唄うってこういうことなんだ”ってソウル(=魂)を込めて唄うことを知ったのね」
ーrevenusというバンドに対して最初思い描いたものとかこうありたいみたいなことはあります?
「まずやっぱり菅原くんの書く曲の持ってる気持ちっていうのが、彼特有のものがあって。いつもメロディアスで必ず気持ちが見えるんですよ。だからそこを上手く出せる詞を書かないとなっていうのが常にあって…やっぱりrevenusをずっとやってく上ではそこは大事にしたい。きっと、上手く詞をのっけてあげることによって、多分(メロディと曲が)上手くハマったときにrevenusらしいものが出来るんだろうなって。だからとにかく曲に対して誇りというか、自分たちの産んだ子供じゃないけど、そのぐらいの愛情は絶対注ぎたいなと思ってます。きっとこれからいろんなタイプの曲を作っていくと思うんですけど、幅広くというよりは、いっぱいの引き出しがあって、でも後ろでは全てrevenusってところで繋がってる、そういうところで曲にはこだわっていきたいですね」
ー今回の『Flower』っていうタイトルを見ても、詞の内容というよりは曲の匂いに近い感じがしますね。そしてその匂いに浸ってると、今度はカップリングで“ええっ?”ってなる(笑)。
「ええもう、ひっくり返ってください(笑)。このかなりのギャップがまた面白いでしょ?「千の瞳」と「Flower」のイメージをもって聴いてくれてる人達は“なんじゃこりゃ”って感じだと思うんだけど、でも実はこれもrevenusのひとつというか。だからこのシングルでは、revenusっていうものがちょっと見えてきてくれてるんじゃないのかな」

PROFILE/98年Vo 世古あき子とTinaやL’arc〜en〜Ciel等のコンポーザー、アレンジャーとして活躍していた菅原サトルが出会い、revenus結成。99年Dr 近藤順子が加入し現在の構成に。1本のデモテープをきっかけに、YOSHIKIプロデュースのもと今年2月『千の瞳』でメジャーデビュー。
■オフィシャル HP http://www.extasy-japan.com/artist/revenus

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