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圧倒的なパワーで突き抜けた新生ブージー |
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| BUGY CRAXONE 2001.7.27(fri) at 下北沢シェルター TEXT by SAORI NAKASHIMA PHOTO by ISAO AMANO |
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今年初めの全国ツアーが終了すると同時にベース・工藤が脱退。バンドとして、それが必然であったにせよ偶然であったにせよ、結果的にはそこで迎えた新たな局面によって、彼らは大きな収穫を得たと言える。いわば、自分自身を徹底的にアイデンティファイすることで生まれたアルバム『歪んだ青と吐けない感情の底』から、もう一歩先。よりプリミティヴな意味でのロックのパワー、エモーショナルな力といったモノを確実な形で手に入れ、圧倒的な演り方で聴き手に届けること。それに他ならなかった。実は、東京近郊の小さなライヴ・ハウスばかりを回った5月の“プログレ・パンク・ランチ”ツアー。あるいは、その前後合間を縫うように精力的に出演していたイベントにおいては、まだ圧倒的な突き抜け感というのは感じなかった。それがようやく実感として感じられるようになったのはつい最近。それまでは主に『夢想家』をキーとし、その前後で従来からの定番曲をどう聴かせていくかといったことに配慮していたライヴがある時、新曲の持つ吸引力のみで体感値を上げていく(ステージをつないでいく)構成へといきなり変化した。 ある意味それは音源として未発表の新曲をライヴで下ろし、なおかつ詞・アレンジ共にベスト・マッチな状態にまで叩き上げていくという、最高にエキサイティングなドキュメンタリーでもあったのだけど、イントロの入り方、間奏のアレンジ、サビの歌詞…と、聴き手にとっては“聴きたい形”に、バンドにとっては“演りたい形”に、その照準を徐々に合わせていけたのは非常に良かったと思う。中でもアンコール3曲目に演奏された(おそらく)ブージーでは初めての8ビートの楽曲。頻繁に書き変わってく歌詞の中で、最終的に残ったフレーズ--拙い演奏ながらも鈴木がギターを携え、叫び伝えた「悲しみと失望の間で/希望は生まれるんだ」というフレーズはやはり、これまでになく強いメッセージ性を持って聴き手にも残っており、そのパワーの強さを物語っている。 もちろん、この日に披露された楽曲は秋頃リリースとのことで、皆さんの耳に届く日もそう遠くはないのだが、期せずして本編ラスト『枯れた花』のイントロで巻き起こった、客席からの力強いoiコールにを聴きながら、それらが掛け値無しに素晴らしい楽曲であること。だから一日も早くそれを皆さん自身の身体と心で感じでほしいと強く思ったライヴであった。 |
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| M1. (未発表曲1)/M2. 青空/M3. (未発表曲2)
M4. キラキラ/M5. 罪のしずく/M6. ことり/ M7. ミシェル/M8. オレンジみかづき/ M9. (未発表曲3)/ M10. ROCK
STAR(HOLEのカヴァー曲) /M11. 夢想家/M12. 枯れた花 EN1. 音も光も無い場所で動くことをやめた心/ EN2. ほどかれた胸/ EN3. (未発表曲4) |