| Hi-5がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! | |||
| 文/なかしまさおり TEXT by Saori Nakashima 写真/山田トモフミ PHOTO byTomofumi Yamada |
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SPECIAL INTERVIEW |
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--それで、
そこから広がっていったのが今回のアルバム『beat's come』というわけですが、 ここには『SHORT〜』的な新しい模索もありつつ、 Hi-5の引き出しを総括したような部分もあって、
全体的としては非常にアッパーでバラエティに富んだアルバムに仕上がっていますよね。 武田「ええ。 やっぱり夏に出すアルバムだし、アッパーにしたいなというのはあって。 しかも、 さっき言われたような総括的なモノ…何でもありの状態に行けて、 しかも後ろを振り返りながら、 俺らには何が出来る?っていうのを頭ん中で整理しながらやった作品というか」 --で、 そういうアッパーな流れの中で特徴的だったのが『small circle』と『Mr.SNOOTY』。 野口「フフフフフ(笑)」 武田「いわゆる、 このアルバムの肝ですね(笑)」 小田「やっぱりこの2つは、 それこそ『SHORT〜』を作ったことによって出きて来た感じで」 --あ、 やっぱり(笑)? 特に『small circle』なんかはHi-5的に大作な感じではありますよね。 野口「うん。 実は1年ぐらい前から元ネタだけはあったんですよ。 で、 ことあるごとに(曲として)作ろうとはするんですけど、 いつも出来なかったヤツで」 小田「多分、 そんときはこれを作り上げるだけの技量が無かったと思うんですよね。 それが『SHORT〜』を作ったことで、 自分たち自身、 成長出来てようやく形になったという」 野口「しかも、 この曲だけレコーディングの手法が今までとは全然違ってて。 初めに、メロディも歌詞も何も無い状態でアレンジを決めてオケだけ録っていったんですよ」 小田「うん。 普通はメロが出来た後で、 アレンジなり、 楽器のちょっとしたフィル的なモノだったりを組み合わせて行くんですけど、それを先に作っちゃったっていうのが非常に新しかったんじゃないかと」 --じゃあ、 自分たちでもそれは“良く出来たなぁ”という感じで? 武田「うん。 ホントに良く出来たなぁと思いますよね」 |
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--歌詞も今までにはちょっと無い感じがあったりしますね。武田「あぁ…僕がこの曲に関して感じたことは決してストーリー的ではなかったんですね。どっちかっていうとサントラ的。 だから、 ストーリーは歌えなくて(笑)。 しかも、 長いでしょ? だから同じのをずーっと繰り返して聴いたら飽きると思って、 それなりの量の歌詞は要るな、 と」 --で、 これはあくまで深読みですけど、 これがちょうどアルバムの真ん中5曲目にあって。面白いことに野口さんが(サビを)書いてる『Song.5』という曲とバッチリ、 イメージとして繋がる部分があるんですよね。 “なるほど!<5曲目をかけてくれ>とはこういうことか!”と(一同爆笑)。 野口「…あ、 ホンマや。 今、 気付いた俺も(笑)」 武田「でも、 そういう深読みもしてもらって全然結構だと思うんですよね。 僕たちとしても、 是非聴いてほしい5曲目であるわけだし、 やっぱり、 今回のアルバムにはHi-5的に今までやってきたモノの中で、 すんなり出来ちゃう曲と、 どうやったら一番良く聴かせられるかなぁと試行錯誤して作った曲と大体2通りあるんで、やっぱり難産だった子はそれなりに可愛いというか」 --で、 もう一つの注目曲『Mr.SNOOTY』なんですが。 武田「これはもう、 僕らが『DISCO〜』で80年代を想像したように“ジャズって多分、 こんなんじゃないかなぁ…”ぐらいの(笑)。 歌詞もアルカポネの禁酒法の時代なんかをイメージして書いて」 --わりと“遊んだ”作品、 と。 野口「まさにその通り。 本気で遊んだ感じですね。 やっぱりこう…ずっとカッコ付け通すよりは、 どっかにオチがあった方が気が楽なんですよ(笑)。 だから、 これは僕らの照れ隠しみたいなもんで。 まぁ、 最初にリーダー(武田)が打込みで全部作って来たんですけど、 きっとそれはホントに“遊び”だったと思うし、 それがこれも入れたら面白いだろうって話になって演ってみたけど…結局は演りこなせてないというところが良いと(笑)」 |
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--その辺は『DISCO〜』のカップリングでLed
Zeppelinの『BLACK DOG』をHi-5流にカヴァーしてるというところでも出てますよね。 悪い意味ではなくて“若いって良いなぁ”みたいな(一同爆笑)。野口「だから、 僕らのこまっしゃくれた部分をそういう風に捉えてもらえれば良いかな、と思って」 小田「『BLACK DOG』なんか、 原曲をそれまで聴いちゃってる分、 どうしようもないというか(笑)。 だから、 考えたっていうよりはひたすら練習したって感じで。 もう『Mr.〜』なんかすごく難しいんですよ。 でも、 CDにして出すんだから、 怒られんぐらいにはやっとかにゃなーと。 …でも多分、 怒られるんですけどね(笑)。 ただ、 こういう曲練習したことによって(自分の)根底にある部分は確実に成長したというか。 そういう意味では『PULP』なんかも個人的には非常に思い入れがあるし」 --これは、 カウントの声なんかも入ってますよね。 小田「ええ。 なんか、 ここまで感情的に叩けたことっていうのが今までは無かったなと思って」 武田「打込みも入って無いし、 いっせーの、 ドン!って感じで」 小田「うん。 そういう…これもある種のタブーを破った結果なんじゃないかな、 と。 そういうタブーを許される状況っていうのを自分たちで作ったかなと思いますけどね」 --ということは、これを持ってのワンマン・ツアー、 そういう部分を直に感じられるというところでは非常に楽しみでもありますね。 野口「そうですね。 それにワンマンまでのイベントなんかでも、 新曲をちょっとずつ演っていこうとは思ってるんで、そこで何か、モノにしていければなぁと」 武田「うん。 多分、 僕らも演奏していくうちにその曲に対する位置付けが、 少しずつ変わっていくと思うんですよ。 お客さんのレスポンスみたいなモノによって。 だからワンマンの時にアルバムの曲がどう変化しているか、 それも楽しみにしていてほしいですね」 |
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| ●Hi-5/武田直紀(Synthesizer,Vocal)、野口徹平(Bass,Vocal)、小田隆之(Drums)。98年4月九州工業大学の音楽サークルにて結成。黒崎マーカスを中心に月に1回のペースでライヴ活動を展開し、00年7月タワーレコード渋谷店と小倉店にて100円カセットを1,000本限定でリリース、話題を集めた。8月にはMini Album『Oh Yeah!Sunday Morning』リリース、10月にはメジャー・デビュー盤となるAlbum『maximum volume』をリリースし、その名の通り“Hi”なライヴ・パフォーマンスで音楽シーンを驀進。9月の全国ツアーも何やら嵐の予感…。 | |||
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◆◆◆Hi-5 オフィシャルHP◆◆◆
http://www.faith-group.co.jp/Hi-5/ |
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